【 激化するタイ騒乱に見る日本の近未来 】

日本と共にアジアにおける独立国の歴史が
長いタイで発生した暴徒と国軍との衝突が
激化している。
昨日も国軍兵士から死者が出た。
暴徒に交じって狙撃の術に長じた一味が
いるという。

現政権に反対する、農村部や低所得層に
人気が高い目下亡命中のタクシン元首相の
復帰を求めての暴動で、明らかかにタクシンが
亡命先からリモコン操作している。

タクシンについては、先にこのブログで書いたが、
政権掌握時に、携帯電話事業の独占で、
巨額の富を稼いだ人物。
汚職事件で有罪になり中東ドバイに逃げた。

暴徒に交じる狙撃団は、タクシンが組織したと
見られる。
そのタクシンはタイ民族ではなく、華僑である。

つまり中国人が帰化して、タイ国を思うままに
操っていた。そいつの、独裁者政治に、
クーデターが起きたのだ。

いつもなら調停に乗り出す国王が、
今回は登場しない。

タクシンの影に中国の姿が見える。
アジアで長い王国の歴史を誇るタイを、
中国が狙っている。

この図式は、同じアジアのどこかの国に
近似していないか。
幸いに内乱にまではいたっていない。
クーデターも起きてはいないが。

タクシンそっくりのヤツが居る。
ネット検索すれば、最高権力者は帰化人だとある。
その記述は詳細に過ぎるほどである。

もとより日本への忠誠心はない。
胡皇帝の拝謁を受けて大喜びする姿を
見せられた。

大中華帝国の中の日本自治州に進む近未来。
そんな方向に進むことだけは、断固抵抗したい。


　　　　　　　　　　              　　パパゲーノ

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