作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 俗説が当たったか 】

2014-05-07 16:48:13 | 10 我ら猛虎党

野球解説者に小山正明という元阪神ーロッテの名投手が居る。
昭和9年生まれだから今年80歳になる。
兵庫県高砂高校を出て、昭和28年に阪神タイガースに入団した。
阪神では剛球投手として鳴らし、ロッテ移籍後は「針の穴をも通す」と、
その制球力でその令名を売った。

入団時は話題にもならぬ、一介の高校卒の投手に過ぎなかったが、
まだ甲子園にナイター施設が無かった時代に、大阪球場を借りた
ナイターで5連勝し、周囲を唖然とさせた。

その小山正明が、昨夜の神宮球場の解説者。メッセンジャーと八木が
対戦する試合が始まるや、阪神が負ける事は考えられないと強調した。
結果は13-1でヤクルトの圧勝。
前回の広島戦で1-0、被安打2で抑えたメッデンジャーの投球内容が
頭にこびりついていたら、タイガースが負ける訳が無いとの予想も分かる。

だが結果は13-1で、ヤクルトはバリントンを欠場させながら、他の野手が
17安打4ホームランと打棒炸裂して大勝した。

俗に言う。「月が代わればツキも代わる」と。
4月に猛打爆発で、それこそ負けるはずが無いと思わせた打線が沈黙して
他のチームの如き大敗だ。
5月に入るや、1勝3敗で能見とメッセンジャーが負け投手。勝ったのは鶴と
誰が予想したか。野球の結果予測はかくも難しい。

西岡の穴を埋めて充分以上の弾頭の役割を果たしていた上本の負傷欠場が
痛い。ただし5月に入って、打撃が落ちたのは鳥谷、ゴメス、大和も然りだ。

俗説ではこうも言う。鯉幟の季節が過ぎたら広島カープの勢いもまた落ちると。

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