作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

歴史・エッセイ・小説・時事ニュース・・・なんでもござれのブログです。どうぞよろしく。

【 途中で抜かれる危険手当 】

2013-03-13 09:45:40 | 04 時事ニュース

福島の廃炉事業に連日三千人の労務者が参加
している。仕事の発注元は東京電力。

労務者の手元にわたる日当は、1万3千円。
間に第一次から第六次までの、ピンハネ屋が存在。

この問題を巡って、経済産業省と厚生労働省の間で
責任のなすりつけ合いが起きていて、誰も問題を把握
してもいない。

日本は小泉・竹中路線の中で、人材派遣業業が、新たな
雇用の進行に役立つかに喧伝された。
人を危険な仕事に曝しておいて、間に6社ものピンハネ屋
が存在する。オカシナ事とは思わないか。

日当の他に、東電から「危険手当」一日1万円が出ているが、
労務者の手元には来ていない。誰かがポケットに収めたのだ。

経産省と厚労省とが、これから40年も続く、危険な作業に
従事する、危険な箇所での、ピンハネの実体を明らかにする
意欲を持たないと、本件はうやむやの中に葬られる。

まるでミンス政権が続いているかの、失態だ。
自民党の大臣なら、責任をなすりつけあう、みっともない事を
直ちにやめろ。さもないと政権交代の意味がなくなる。

人件費を、6社の下請けが介入し、それぞれがピンハネする。
そんな不当な事が、安倍政権下で行われていて良いのか。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

534






 ←応援 クリックお願いします


最新の画像もっと見る

コメントを投稿