作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 北朝鮮は暴走したくても暴走できない 】

2013-05-02 15:47:00 | 政治経済

二人の兄貴を抑えて、北の独裁者になった金正恩は知っているのか。
北が保有する石油の量をだ。

最も多く見積もっても、100万トンを切る。その中で軍事用に使えるのは
僅かの30万トンでしかない。

これを日本の保有量や使用量と比べてみると、どうなるか。
保有量だが、数次にわたる石油ショックの反省から、相当量の備蓄があり、
今では2億5千万トンを保有する。

隣の韓国だって、1億トンは持っている。

かつての軍国日本は、石油の補給路を断たれて、対米英戦に踏み切った。
その当時、日本海軍には500万トンぐらいの備蓄があったが、陸軍には
100万トンを僅かに上回る量しかなかった。

山本五十六は、海軍が保有する石油の量から推して、短期戦なら自信が
あるが、長期にわたる戦争遂行は無理だと、昭和天皇に進言した。

陸の東条英機には、戦いのウラには、物資の備蓄が必要だとのアタマが
無かった。

今の日本の一例を挙げておく。
成田空港が、一日に消費する石油系の燃料消費が、380万トンにも上る。

北の三男坊が如何にモノを知らぬ男であるかを、如実に物語る数字である。


もっと恐るべき数字がある。
現在日本に住み着いている中国人の数だが、百万人に近い。

長野五輪の際に、一部の中国人留学生が、日本の警官の阻止を無視して、
東トルキスタンの旗を掲げていた、ウイグル人に襲い掛かり、好き放題に
暴行を加えた事実を思い起こして欲しい。

尖閣を直接襲うような愚策は先ずとるまい。
在留中国人の一部を動員して、何らかのテロ行為を起すだろう。
それも、おそらくは女性の留学生が無残な死体で発見されて、日本人が
行った蛮行だと騒ぐ筈である。

その仕掛けに、またも朝日・毎日などが、追随の記事を書く。
加藤紘一の系統をひく、自民党の議員の中からも、日本叩きの動きが出る。

今の安倍内閣が、注意を要するのは、外患よりも内患の方にありそうだ。

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