作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 小林一三翁の若いころのエピソード 】

2014-04-09 14:56:19 | 政治経済
今朝の日経一面にある「春秋」に良い記事が出た。
阪急電鉄の生みの親、宝塚歌劇の考案者、ターミナル駅での
百貨店経営など、アイデアが泉の如く湧いて出た人物の、
意外な一面について書かれている。

当初入行した三井銀行で、やる気が無いと烙印を押され、窓ぎわ族
を五年間経験したとある。

兵隊としての優劣は、士官昇任後の優劣とは異なる。
まして経営者としての優劣は、全く別の視点から評価されるべきもの。


多くの企業で、いずれは小林一三にもと、能力を隠している人物が、
むなしく下積み生活を送っている例は、枚挙にいとまもない事実だ。

父親の威光や家柄だけで、入社早々にチヤホヤされる手合いに、
ロクデナシが実に多い。
時の経過につれてボロを出す手合いと、縁故もなく入社した者との
「鷹か雀か」を見分ける目を持たぬ下級幹部に人材を任せたらイケナイ。

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