Powder Blue Sky

興味を惹かれること様々。心ときめくこと様々。マイペースで残す雑記ブログ。

BBC Sherlock: Sherlock & John(シャーロック・ジョン)

2013-12-22 23:32:16 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

12月。今年も残すところあと9日という慌ただしい時期になりました。
色々とザワついてきてます。



(出典:threepatchpodcast)





15日には『The Empty Hearse』のプレミアが行われザワザワザワ・・・





試写後のQ&Aで司会を務めたケイトリン・モラン(本物のモランはこの人か?^^って笑い話にされてた)がBC&MFに読ませたファンフィクション(slash fic)がファンを憤慨させていましたね。
今回えらい騒ぎを引き起こし、ファンから大ヒンシュクを買ってしまいました。


こちらのブログ(London Reviews by Claire)を読んでだいたいの経緯を把握できます。
ファン達の反応も読みごたえありました^^。


右端に座っている人、時々BCフォトで見かけてた右端の女性がケイトリン・モラン。



ファンフィクションの作者に断りもなく、当日の思いつきで主役二人にそのような代物を読ませるとは、なんということを!
この方The Time Magazineのインタヴューを行った人なのでしょう?いい記事だと思ったけど。。。
今回のビデオを見ても、気の進まなそうな(特に)BCを促したりで、周囲の反応を読み間違えてしまって突っ走ってしまった。
途中で読むのを止めたべネディクトもマーティンもお気の毒でした。








『The Empty Hearse』は非常に素晴らしい出来栄えだそうなのに、後に続いたQ&Aが大惨事?になってしまい、残念なことでした。









Q&A後、フォト撮影後のBC、MF、AA。













後ろ向きなので表情が見えないけれど、BC表情硬いのかな。
ハグしタッチし勇気づけ支えている感じのMF&AA、いい感じ。もう、もう、優しさ滲み出ています!!。



俳優達の間に入って行けないなぁ、という感じのモファットさん、何だか可笑しい(笑)






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そんなタイミングになんですが・・・



というか、だからこそ・・・




シャーロック・ジョン特集!デス





ロンドンの綺麗な雪景色とともに・・・



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シャーロック&ジョンについて脚本家二人は:
(以下全部テキトー訳)



モファット(これ以前貼ったことがあります):





シャーロック・ホームズの物語は、表面上は推理小説だ。しかし現実は:

相性ピッタリの二人の男 - 
戦争で功績を遺したが、心折れ自分を見失った元軍人と
事件を解決する側ではなく、殺人を犯す側になっていたかもしれないような男が
お互いを救い合う話なのだ。

彼らは出会い、一緒に行動し、完璧なコンビとなる。
彼らは今まで成しえなかったような、最高の友情を築き合い
そしてヒーローとなる。







ゲイティス





私達はちょうど良いタイミングの箇所からストーリーを始めました。
ホームズの生活の中にワトスンが加わった時です。

ワトスンがいないとホームズはかなり我慢ならない態度最悪の男です。
ホームズもまた彷徨っているところでした。
彼は、まるで遥か彼方の星のように、どんどん遠ざかっているところでした。
そしてこの男(ワトスン)の登場です。
ワトスンは、つまるところホームズをより人間的にしているのです。
彼らは一緒にいてやっと一人前の人間として完成するのです。









マーティン・フリーマンが語るジョン像


“John is still, he’s stoical, he’s very watchful, he’s very very strong-willed, a strong-minded person, he’s not easily flappable.

You know he’s an alpha male, he saves lives and can kill people; like if it wasn’t for Sherlock he’d be the most impressive man in the room, you know because he’s knocking about with someone who’s even more fucking alpha than he is. All of which is interesting to play because you’re playing someone who is very much their own man, they’re very strong.

He doesn’t do a lot of vocal flourishes, he doesn’t do a lot of showing off, it’s just he’s still in a way that I envy about some men. He’s got a real strength to him.”

— Martin Freeman on John Watson (via xinspiralx)
(via bbcsherlockftw)


『ジョンは静と動でいえば「静」のタイプで、冷静で用心深い。
とても意志が強く、態度が決然としていて、たやすく取り乱したりはしない。

知られているように、彼はアルファ系の男だ。人の命を救うが人を殺すことも出来る;
あの部屋にシャーロックがいなければ、ジョンが最も強い印象を与える男だろう。
なぜってジョンは彼以上にアルファ傾向にあるヤツに付き合って歩き回ってる訳だから。

彼は言葉に出して殊更自慢したり、誇示したりするタイプではない。
僕が羨望を感じるのは、彼のその「静」の部分だ。』









ベネディクト・カンバーバッチが語るシャーロック(The CaseBookより):

観ている人達はシャーロックの嫌みで無礼な態度を見て、まるで自分がそうしているかのようなスリルを味わうのですね。

ホームズは人並みで平凡なことは、もう退屈で仕方ない。
彼は普通の毎日に、常にイライラ感を募らせている。
一方、視聴者はそういう彼が好きなのです。
なぜかというと彼と一緒に生活する必要がない訳だし、ただTVの前に座って彼を見て楽しめばいいから。

彼は飛んでもなく無礼で、見てて楽しくなるほど冷淡で、
精神病質者とのボーダー上にいるので、視聴者はそこから本当にスリルを得ることが出来る訳です。






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『ホームズ物語』はシャーロックとジョンの友情と成長の物語というのがモファティスの解釈だったように、二人の相性の良さが生み出す化学反応的な高め合いや救い合いが、一番惹かれるところです。
べネディクトもプレミア時のインタヴューでそういう内容を話していましたし。


男同士の友情ってよく描かれるテーマですよね。

(実は今日観てきた『Third Star (僕が星になるまえに、なんていう甘ったるい邦題の映画)』も男同士の究極の友情話でした。最後のシーンは美しく、心揺さぶられる思い。久方ぶりに映画観て泣けた。)

と、話を戻して・・・



この二人(シャーロックとジョン)の表情から言葉から言動から感じ取れる友情、友情だけでなくストーリーの展開も、様々な含みを持っているので、観ている私達は推理や想像の世界でも遊べる。
視聴者100人が100通りの解釈を出来る、と言ってもいいくらい。


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ドラマのシャーロックとジョンの関係がうかがい知るシーンを集めようと試みたのですが、いっぱいあり過ぎ。
細かく挙げると、最初から終わりまで、キリなく全てのシーンがひっかかってしまいました^^




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取りあえずシャーロック、ジョンお互いを称賛し、敬意を見せるシーンを:



ちょっと皮肉を込めながら、でも本心から、シャーロックを賞賛するジョン

(出典:sherlocked-for)











対してシャーロックの賞賛の言葉は複雑。

言い慣れていないので、どう表したらよいのか迷いつつ
Study In Pinkではジョンの目をまっすぐ見ながら、でした。





自身が高慢で傲慢で唯我独尊的だから、今まで人に賞賛の言葉などかけたことがなかったのではいか、と思われるシャーロックがこれだけのことをジョンに対して言えている。
演じてみせるのがとびきり上手いシャーロックだけど、この表情はマジ。




心の底では驚きを感じながら
ジョンの実力を認めたいような認めたくないような、恐れているような。




シャーロックにとってジョンは、少々無理難題押し付けても大丈夫、侮辱的な言葉も『こんなヤツだから仕方ない』と受け流してもらえる、
そんな信頼関係を持てていて、お互い無二の存在の二人。




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1-1ソーホーのレストランシーン。

ここは言葉が挟めません。











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という訳で、SH&JWシーンはあまりに多過ぎて、これにておしまい。

えー、騒いだ割りにはこれで終わりかい?って言われそうなので・・・




俳優同士BC&MFの相性の良さげなところ、一緒にいると本当に楽しそうなところ、お互い尊重し合い、褒め称え合っているところ、30~40代の大人なのか~?と疑っちゃう一面(そこが好き)、などなど集めてみました。



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hotで adorableで gorgeousな二人が、以前発した言葉やら最近の楽しげなシーンなど寄せ集めです。





The Desolation of Smaug World Premiere Dolby Theatre Hollywood LA

ホビットのワールド・プレミア直前インタヴューで、ちょこっとBCに触れてた箇所。



この巨大なドラゴンがまた、ものすごく怖ろしくて、腹の底に轟き渡るような声を発するんですよ。
恐怖に震えあがらせるようなね。


で、それがあなたの相方で友人のべネディクト、ですね。


そうです、そうです、その通り。僕はいつも彼に脅えてビクビクしているんですけどね。



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べネディクトが語るフリーマン:
(出典:darlingbenny)


シャーロックで大好きなシーンですか?
素晴らしいシーンが沢山ありましたからね・・・そうだなぁ


スタントをするのがすごく好きですね。車のトランクの上を滑りながら飛び越えるシーンです。プロデューサーがヒヤヒヤしていました。


だから、あそこは自慢です。


カメラが回っていない時、マーティンと過ごす時間は、どれもすべてお気に入りの時間でした。


そんな時の彼は、驚くような才能を感じる人でした。
皆さんが彼の才能を見つけ出したのと同様に。
The Officeやその他のコメディを通じて知るようになった彼とは違って


彼はとても真面目で、しかもとても愉快なんです。
そして本当に熱心に細かいところまで性格研究をしていました。
アフガニスタンでの兵役を退きイギリスへ戻って来た医師で


そしてシャーロックの危ういところに惹かれていく、という医師を。


彼は才気に溢れています。
一緒に遊ぶのもとっても楽しいし、冗談言い合うのも実に楽しいですよ。






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授賞式でこんな言葉を贈り、こんな表情で反応!





















ホビットプレミアでの一コマ。
後ろを通り過ぎ際にbum pinchするBCと受け流すMF^^子供大人ぶり












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(写真: London in snow source : seancecafe)


危うさはシャーロックの方が断然上で、そして依存度もシャーロックの方が高い。
ジョン、ハドスンさん、レストラードを救うため見せかけ自殺をしたシャーロックだったけど、ジョンと離れてどうやって2年間も生活していたのだろうか。

どうやら原作のようにマイクロフトから資金援助を受けたり、おそらく身を隠す場所まで提供されていた様子ですが。。。

自殺工作も知りたいけれど、その辺もどんなストーリーにしてあるのか知りたいところです。


アフガン兵役で心的外傷を負ってて、シャーロックの死でさらに心折られ、魂の抜けた状態になってしまったジョンだけど、そこは医師資格もってる人。
気を取り直して開業医に。そこで看護師(receptionisitと書いてあって記事もあったけどMFはTVゲスト出演番組でnurseって言っていた)として働くメアリーがジョンの心を支え、癒しているようです。(TV Satelliteなどから)




クリスマスにはミニ・エピソード、そして新年一日には英国でシリーズ(3)放送と
ドキドキ感もピークにさしかかりつつあります!

こんな時こそ STAY CALM!
2月中旬に受け取れそうなDVDを待つ間、ほぼネットで内容が知れているのだろうな、と思いつつ新シリーズを待つことにします!ドキドキ!








これ去年もこの時期に貼ったけど、歌と完璧マッチの大好きビデオ。
好きなものは何度でも貼ってしまう^^



シャーロック、ジョンのクリスマスbromantic編

'All I Want for Christmas'

(Amy Kinley編集)











Wishing You All
A Happy Marry Christmas!!!





(gif: snow Christmas: source: dudeufugly)








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4 Comments

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Unknown (さっちん)
2014-01-01 18:39:18
Pale mintさん、あけましておめでとうございます!

昨年は仕事と、人間関係で凹みまくっておりましたが、今年はとにかく頑張りたい。ベネディクトみたいに(笑)
また、今年も私たちを楽しませてくれることでしょうね~。

S3第1話…放送になりますね。もうなってるのかな?
いや~、日本はいつ放送してくれるのでしょうか!
その前にDVDも出るし…只今悩み中です(笑)

こんな私ですが、今年もよろしくお願いします!
今年もべネロックト! (pale mint)
2014-01-04 12:37:15
さっちんさん、明けましておめでとうございます♪♪
レスが今頃になってしまってゴメンなさい。
こちらこそ、今年もよろしくお願い致します!

昨年は色々とあって大変だったご様子ですが、新年はフレッシュ・スタート切れるといいですね。
本年も引き続きべネロックトさせていただきましょー(^^)/

シリーズ(3)The Empty Hearseが本国で放映されて、タンブラーはパンク状態!
スマホを覗く程度しか出来ないまま、年末年始を過ごしていました。
だけどジョンのブログで事件のあらましを読んだり、キーとなる台詞やシーンだけはタンブラーで追っかけてましたよ。
エーッ!!とかオーッ!とか、ウッソーッ!とかって反応しながら(^^)
ほんの一部ネタバレタンブラー(http://permanentyellowdeep.tumblr.com/)にリブログしておいたけれど、それだけでも、結構もう満腹状態です!

でもタンブラーじゃ断片シーンばかりなので、当然ながら流れがつかめませんね。。
今朝UKアマゾンからのメールで、DVDの発送が早まることが分かりました。今月末ころには入手出来そうです!わ~い!

去年クリスマス前に『僕が星に・・・』をミニシアターで観てきました。
映画館で映画鑑賞って何年ぶりだろう?っていうくらい久し振りの出来事でした。
べネディクトの力は偉大です。
なぜって、最近、無気力に陥り気味の私を映画館まで引っ張り出すのですからね(^^)。

実は映画の前に原作本を買って読み始めていて、行きの電車の中でも映画館の席についてからも読んでいて。
で、結末部分だけ読む時間が足りないまま映画がスタートしてしまったのです。
だけど、かえってその方が良かったです。最後を知らないまま観ることができ、本当によかった。
それほど最終シーンは衝撃的で心揺さぶられるものがありました。

死と直面した恐怖感や焦燥感、それでも最後まで自分らしくありたいと願う切実な思い。
べネディクトの演技は圧倒的で、胸に迫りましたよ(泣)。

さてさて、早くも第二話のThe Sign Of Threeトレーラーがタンブラーに流入してきております。
息つく暇も無いほど『次!!』って感じですね。
今度はライブ・ストリーミングしてみようかな。首尾よく観られたらよいのですが。
2年ぶりの新作 (Islington)
2014-01-07 00:29:14
あけましておめでとうございます。久しぶりに書き込みさせていただきます。

ついにSherlock series3 が英国で放映となりました!

インターネットと世界中のファンの皆さんの恩恵により
私は第1話と第2話をすでに観ることができました。

もちろん字幕なしの状態で観ましたので、よくわからないままの箇所も多数ありますが(^^;
何とか雰囲気はつかめたかな、といったところです。

で、私個人の率直な印象は
「過去の2つのシリーズとは、映像のトーンがだいぶ変わってしまったなぁ」です。

これはひとえに監督が変わったことによる影響だと思います。
エレガントでスタイリッシュなSherlockの映像世界は、やはりPaul McGuigan 監督の手腕によるところが非常に大きかったのだと痛感させられました。

もし series 4 があるのならば、絶対にMcGuigan監督に戻ってきてほしい!

ちなみに:
McGuigan 監督の作品に「Lucky Number Slevin(邦題:ラッキーナンバー7)」という映画があります。
TSUTAYA等のレンタル店にも置いてあると思いますので、未見でしたらぜひご覧になってみてください。
Sherlockの映像世界に通じるものを感じられると思います。

第3話は来週か...
シリーズ(3)始まりましたね (pale mint)
2014-01-08 01:22:24
Islingtonさん、明けましておめでとうございます♪
久しぶりのコメント、ありがとうございます!!

シリーズ(3)絶賛放映中、ですね。もう2話までご覧になれましたか?
二話はネット視聴しようか、とその前夜からいくつかのサイトにいって試していたらPCの具合がおかしくなってしまったので止めました;;
パレーズ・エンドの時は上手く視聴できたのですけどね。
機械に弱いので無理しないことにしてます;;

一話はyoutubeで削除される前に視聴できたので、二話もそのうちアップされるのではと期待して待ってます^^
どちらにしても今月末までの辛抱。DVDの到着待ちです。
だけど、今の世の中、DVDの到着を待たずに大体の内容が分かっちゃうものですね。


映像が今までとはかなり変わって感じられたのですね?
監督が代わるので印象が変わるのでは、と危惧する声を聞いてはいましたが。
youtubeの画面で、ストーリー追うのが精一杯だったので、映像手法にまで気が回らず・・・

前作までの221B部屋内部の光線具合、あの雰囲気好きだったけれど、
両親が訪ねてきていたシーンでは確かにずい分くすんだ部屋になっていたような。
思い出してみると、タクシー内の映像とかも違う感じですね。
あと音楽が代わったのと、ちょっと耳につくラテン系の歌がヤでしたね--
遊びを入れるにしても、あれは・・・そぐわないのでは。


マクギガン監督はシャーロックのヒットで仕事が色々と舞い込んで忙しくなった、とか聞きましたが、今度そのIslingtonさんお薦めの映画、TSUTAYAに行ったら探してみますね^^。

あと一話、(私はあと二話)シャーロックの世界に浸れるのが嬉しいです。

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