大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

奈良 恐るべし鹿の一撃・・・

2010-08-29 | プライベート
初めての奈良、それにしても暑っつい。
到着早々にいきなり鹿から洗礼を受ける。死角からズドンと一撃・・・。ギャーーーッ!

こやつめ(怒)。周りには「鹿に気をつけましょう」看板もあったのに・・・。





平城遷都1300年祭の最中ゆえ、どこへいっても観光客がたくさん。
でも、古都散策もなかなかよいものですな。







【まとめ】 第1回夏季ユースオリンピック大会@シンガポール

2010-08-23 | JOA (オリンピック関連)
今回IOCの新しい試みとしてスタートしたユースオリンピック大会について、ユース版「スポーツの祭典」をシンガポールで体験できるということであったが、日本では現地の盛り上がりがほとんど報道されていなかったように感じる。しかもYOGで重要な役割を担っている文化・教育プログラムについての活動状況は全く伝えられていない。ネームバリューのないこれからの選手を題材にすることは厳しく、結局のところ日本はトップ選手の勝ち負けしか興味がないということなのか・・・。

いくつかの国では選手を開幕から閉幕まで選手村に滞在させ、CEPに参加させるIOCの方針に難色を示していた。ゆえに必ずしもトップの選手が派遣されていない国もあろう。なぜなら、日本の例ではYOGがインターハイなど国内の主要大会と日程が重なり、各スポーツ競技団体(NF)に任されていた選手選考は困難だったということもある。YOGは、通常のオリンピック大会よりも競技に特化することなく、文化プログラムや教育目標とのバランスをとっている趣の異なる大会となっているわけであるが、では実際どれほどの選手がシンガポールに入る前の段階からオリンピズムやオリンピック・ムーブメントについて学習してきているのか事前教育の体制も疑問が残る。また、現地でも競技とCEPとの調整に課題が残る。実際、競技を控えている選手を各国の監督やコーチはCEPへの参加を勧めるだろうか。全選手が公平に参加できる方法も検討の余地がある。

さらに、選手たちが学習や交流をする際の語学の問題も今後の大きな課題として残るであろう。会場で表記されている言語以外の言葉を話す国からの参加者へのサポートが重要だ。出来る限りのサポートを講ずると組織委員会は言っていたものの、CEPに参加している日本人選手と会った際には、言葉が分からずCEPをあまり理解できていないのが残念だと漏らしていたのが気になった。ぜひとも今回参加した選手たちが自国に戻った際には、同世代のロールモデルとして活躍し、学んだことを伝えていく役割を期待している。おおむね大会は成功したようだが、このユースオリンピックの理念が浸透するにはまだ時間がかかりそうだ。

次回のユースオリンピックは、2012年に第1回冬季大会がインスブルック(オーストリア)で開催される。

【帰国しました】 第1回夏季ユースオリンピック大会@シンガポール

2010-08-22 | JOA (オリンピック関連)
ただいまシンガポールにて開催中の「ユースオリンピック」の視察を終え無事に帰国しました!
開会式やバスケット、水泳の観戦ほか、文化・教育プログラムを視察してきました。
今回記念すべき第1回目を迎える14歳~18歳の若い世代を対象としたこの大会は、通常のオリンピック大会よりも競技に特化することなく、文化プログラムや教育目標とのバランスをとっている趣の異なる大会となっているのです。写真&報告を乞うご期待!!

シンガポール最後の夜

2010-08-18 | JOA (オリンピック関連)
NOCとシンガポールの学校との交流「姉妹校プログラム」の様子を報告してくれた先生方とシンガポールでの最後の夕食を一緒させて頂いた。海の向こうはマレーシア。そんな素敵なロケーションのレストランで海鮮料理を食しました。




その後、屋上に船が浮かんでいるように見える新しくできたホテル「マリーナベイサンズ」の展望台へ。その船の正体はプール。宿泊者は泳げるみたい。眼下には、開会式会場が・・・!



最後に昨年のシンガポールNOAセッションで仲良くなったメンバーとも再会!
朝方まで飲み明かし、フライトが早朝便のためそのまま空港へ・・・。

文化・教育プログラム(CEP)視察 @ホートパーク

2010-08-18 | JOA (オリンピック関連)
選手が参加できるCEPの中には環境問題について学べるワークショップが行われている。ホートパークでは、庭園内を散策し自然の生態系の仕組みを学んだり、ガラス瓶の小さいプランターの中に草花を植えて選手村に持ち帰り植樹をするといった講習を受けることができる。






このような体験型のプログラムによって、地球環境に関する認識を深めることが期待されます。はたして大会期間中にどれほどの選手がこれらの環境プログラムに参加したのか、後ほどの報告を待ちたいところです。

徳明政府中・高校のオリンピック教育

2010-08-18 | JOA (オリンピック関連)
シエラレオネと日本(東京都の飛鳥高校)と交流をした徳明政府中・高校を視察した。ここもKim先生のお力で実現した。大変頼りにさせて頂いている先生だ。
ここは、儒教教育を行う学校でキャンパスはかなり広かった。勉強だけではなく、スポーツ、芸術にも大変力を入れているそう。


図書館には、交流国の紹介パネルがたくさん張ってありました。


シンガポールの学校でのオリンピック教育については、SYOGOCがシンガポール政府教育省とIOCの支援を受けてオリンピズムの研究、オリンピック教育、オリンピック・ムーブメントの推進などを主な目的としている国際機関、国際オリンピック・アカデミー(IOA)の支部にあたるシンガポールオリンピック・アカデミー(SOA)が共同で小・中・高校用の指導書を制作し、オリンピック教育の支援として配布され活用されているとのこと。

学校で取り組んでいるオリンピック教育についてプレゼンをして頂いた。生徒は、開会式前日にマリーナベイで行われた植樹式にも出席したそうだ。各国のオリンピック委員会が植樹した木の元に取り付けたパネルの絵を担当。シエラレオネと日本の絵を担当しました。





YOGについて組織員会によるブリーフィング

2010-08-18 | JOA (オリンピック関連)
郊外には、常設でシンガポールのオリンピック教育の拠点となる資料館「YOGラーニングセンター」が設けられています。



ラーニングセンター内には、シンガポールオリンピック委員会やYOGの大会組織員会(SYOGOC)のオフィスも入っている。ここでSYOGOCによるブリーフィングが行われ参加させてもらった。ブリーフィングには数十名が参加。出席者の中には、冬季YOG開催予定のインスブルックからの関係者の姿もありました。組織委員会のメンバーから開催決定から開会までの包括的なプレゼンテーションが行われた後、メインオペレーションセンターとテクノロジーセンターを見学させてもらいました。



数多くのコンテンツが詰まったYOGの開催がシンガポールに決定したのは2007年。実際、通常のオリンピック大会では開催都市の決定から約7年間の準備期間があり、今後行われるYOGでも約4年あるところをSYOGOCは2年半で準備しなければならなかった。初めての大会ゆえ、始まってみないと盛り上がりも不明で、成功するかというのは未知数であったことだろう。多くのスタッフの支えがあって成り立っている大会。その仕事っぷりに脱帽!



ディナーへGo!

2010-08-17 | JOA (オリンピック関連)
CEPの案内をしてくれたKim先生にそのままディナーに連れて行ってもらいました。
まずは、シティー・ホール地区にある「スイスホテル ザ スタンフォード」のBarにて喉を潤す。ここは、以前、シンガポールを訪れた際にも連れて行ってもらったところ。街の中心に位置する南アジアで最高層のホテルだ。景色は抜群!!



本日のディナーはタイ料理。地ビールを製造している店でもあり大満足!!!

文化・教育プログラム(CEP)視察 @マリーナ・バレッジ

2010-08-17 | JOA (オリンピック関連)
文化・教育プログラムとして展開されたCEPも好評であったようだ。CEPでは、5つのテーマに沿って、選手たちは選手村の内外で行われる7つのカテゴリー、50以上にも及ぶプログラムの中から選択して体験することができる。これは、オリンピックの意義を実感し、具体的に表現してもらう事を目的としている。

マリーナ・バレッジにおいてアスリートは、マリーナ湾のウォーターフロントとシンガポールの都市スカイラインを望む絶景を楽しむことのできるユニークな場所で行われる4つの活動を通じて、持続可能な水管理を学ぶことができる。



ちょうど訪れた時には、選手達がCEPに参加している所だった。今大会メダル第1号、トライアスロンの佐藤優香選手にも遭遇!


この旅行にはギャラリーおよびグリーンルーフへのツアーが含まれ、アスリートたちはここで、地球の生態系に対する脅威と環境を守るための方策に焦点を当てたインタラクティブな展示を探求することができる。アスリートはまた、水とエネルギーをテーマにした3つのチャレンジを体験することができる。このような体験型の楽しい活動を通じて、アスリートたちは飲料に適した水が非常に少ないということ、水質汚染の結果、そして再生可能でクリーンなエネルギー源を使用することの利点に対する認識を深めることができる。




キャンベラ高校のオリンピック教育

2010-08-17 | JOA (オリンピック関連)
NOCとシンガポールの学校との交流「姉妹校プログラム」も興味深いとこ。シリアとハイチを交流先としたキャンベラ中学校を視察させてもらいました。Kim先生の前任校なんだそう。


校内には、世界地図で交流国のシリアとハイチの場所や各国の文化を紹介するボードが展示されていました。




また、キャンベラ中学校の先生方からシンガポールにユースオリンピックがやってきた事がきっかけで行われたこの学校のオリンピック教育について教えて頂いた。

古代オリンピックの開催地であるギリシャからシンガポールまでの距離と同じだけの距離をみんなで走ったんだとか。


余談ですが、教室には騒音防止、フロアの傷防止のためにテニスボールをリユースしてしましたよ!

おやつにドリアン

2010-08-17 | JOA (オリンピック関連)
ひとまず会場を抜けてシンガポールの先生達と合流。ランチ後、初めてドリアンに挑戦させてもらった。
う~~ん、想像していたよりへっちゃら!悪くはないかな。においも気にならなかったわ。

でも、先生が自宅にお土産と買ったやつを車に入れておいたら、数日間車の中のにおいが取れなかったな・・・。


水泳(競泳)を観戦!

2010-08-17 | JOA (オリンピック関連)
水泳(競泳)、近代五種、射撃の会場となるシンガポール・スポーツ・スクールへGo!
2004年に学術とスポーツとの両立を理念として設立された国立のスポーツスクールだ。今では、世界大会で活躍する選手が育ってきたことから国内での認知度も上がっているのだとか。




水泳(競泳)競技を観戦! 地元の学校やスイミングクラブの子ども達にも動員がかかっているようで多くの児童が会場にきていた。Jr世代のオリンピックと言えど国際大会が地元で観られることは大いに刺激になるだろう。



YOGの文化・教育プログラム

2010-08-16 | JOA (オリンピック関連)
文化・教育プログラム、通称「CEP」と言われるプログラムには、大会参加者のみが参加できるものから一般の人々が参加できるものもあります。


シンガポールの中心地にあるコンベンションセンターでは大会期間中、過去のオリンピック競技大会で使用された聖火トーチや各種写真の展示、オリンピック学習、スポーツ体験、環境保護ブースや健康習慣について学ぶブースなどがあり、ここでは主に身体を動かしながらの体験型イベントが行われていました。









また、一校一国運動で交流のある学校は、コンベンションセンターで開催されている展示会‘Friendship Fabric Exhibition’で、交流国をイメージした絵画を展示していました。

これらの学校は、前述した植樹セレモニーの時に植樹された木の元に添えるプレートの絵も担当しています。さらに選手村内で展開される各国紹介ブースの担当もしたようだ。