大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

8/23 (MON) 曇り 「最終日、日本へ・・・」 ~ケニアで感じたこと~

2004-08-30 | GSA (スポーツと環境)
<今日はかわいらしい写真を添付します!>ケニア出張総括です。是非ご一読を。

本日22:45の飛行機でナイロビを後にします。

今日も昨日同様レッスンに来た子ども達に指導&最後にゲームを行ないました。
張り切りすぎてまた酸欠に・・・(笑)

今回参加したキャンプは、比較的裕福な家庭の子、スカラシップを得て学校に通いテニスをやっている子、スラムの地域からキャンプに参加してきた子、キャンプが始まる前に父親を亡くして元気がなかった子など様々な境遇の子ども達が集まり行動を共にしました。そんな子ども達も、いつの間にかひとつのチームとしてまとまっていきます。また、年に数回ある様々なスポーツキャンプは、タレント発掘の場にもなっています。

夕食後、スタッフ皆に集まってもらい、ありがとうのスピーチ。途中さすがにこらえきれなく泣いてしまいました・・・皆からもコメントをもらい、また感無量。あったかい人たちだったな・・・サディリチームとして認めてもらったのが一番嬉しかった。

お別れを感じたのでしょう。人気者で元気のよい「ハッサン」という男の子が外でひっそり涙を流しているのを発見しました。
彼は英語が理解できませんが、スタッフに間に入ってもらい話をしました。
彼の住む地域は、現在紛争がありとても大変な境遇ですが、スカラシップを得られそう。Sadiliで学び、テニスを続けられるのではないかと思います。

「大津日記」をご覧になった皆さん、少しでも現地の様子伝わりましたか??後半は「リフレッシュの巻」でしたが・・・僕自身、とても勉強になったケニア出張でした。

~何度も言わせ下さい~

現在、スポーツの祭典オリンピックが開催されていますが、一方で飢えに苦しむ子どもたちや紛争から逃げ惑う人々がいるわけで・・・しかしそんな彼らも日常にスポーツを行なうのです。(スラム地域やSamburuの村でのサッカー体験から)

生活が苦しいと笑顔がない、会話がなかったりしてしまいますが、だけどスポーツしている時はみんな笑顔。
スポーツは誰もができ、頭を使うもの。会話、仲間ができる。スポーツをやる所には人が集まる、スポーツする場に出て行く、というように人の動きが生まれます。地域活性のためにもスポーツプログラムの重要性を実感しました。

子どもたちはみなポジティブです。

モノの援助は確かに必要ではあるのかもしれませんが、自らのイニシアティブで生活を変えていこうとする思いを喚起する教育プログラムが定期的に行なわれることが急務のような気がします。とかく、UNEP/GSA/Sadili Ovalが推進するプロジェクト“Nature & Sports camps”が重要なプログラムであるということを肌で感じた次第です。

8/22 (SUN) 晴れ Sadili通常テニスレッスン開始&レッスン後Barにて・・・

2004-08-30 | GSA (スポーツと環境)
いよいよケニア滞在も残り2日・・・テニスキャンプは終了しましたが、通常レッスンは毎日行なわれています。
学校に行く前、放課後行ないます。(現在は夏休み中なので一日テニスができます)

今日はオリンピック女子マラソンの日。野口みずき選手金メダル獲得!
Sadili Barにて観戦していたのですが、2位がケニアの選手。途中周りから「今に失速するよ!!」など、チクリチクリと突かれながらの観戦。ゴールが近づくにつれ、だんだんと皆の顔が険しくなる。

そしてゴールをむかえる。
かたや喚起!!かたやため息・・・

最終的に日本、ケニアの1,2フィニッシュってことで場は丸く収まりました・・・
そういえばバレーボールも日本とケニア対戦しましたね・・・

8/21(SAT) 曇り 「MOMBASA 4日目」 NAIROBIへ

2004-08-21 | GSA (スポーツと環境)
朝10:00のバスでナイロビに戻る。モンバサへの出発の時同様かなりギリギリ。むしろ出発時間過ぎちゃってる・・・

バスはまだ到着していませんでした。結局30分遅れで到着。また500Kmの道のり、8時間かけてナイロビへ・・・

途中、休憩所でケニアで有名な「LOGOMBAZ」というアーティストに遭遇。(Sadiliに戻って写真を見せると「ワオ~~!」みんな知ってます)フランクが「紹介してやる!」と彼に話しかける。
「写真とるぞ!!」と、とんとん拍子に話が進む・・・なんかいい人だったなぁ・・・

8/20(FRI) スコールのち曇り 「MOMBASA 3日目」

2004-08-20 | GSA (スポーツと環境)
インド洋を前に写真をパチリ。

今日は夕食後、AFCO:Armed Forces Canteen Organaizationへ。
ここは、軍の人たちのたまり場Bar。免税でいろんなお酒が飲めちゃいます。
なんと、タスカー(ビール)が40Ksh。スーパーで70Ksh、ホテルで160Ksh。

ビンの栓が特別に「AFCO」って書いてある。それにしても怪しげな街灯なしの細い道を通り、海岸に出る。そして歩くほど10分ほどでBarに到着。地元の人も知る人ぞ知る場所なのだそう。フランク友人のジェモーもモンバサに来て2年間この場所を知らなかったそうだ。

軍人のたまり場ってわりにはIDチェックとかない。ちなみに軍に友人がいれば場に入れ、購入できるみたい。他の都市にもあるそうですがモンバサは特別チェックがゆるいのだそうです。普通の人も紛れ込んでます。

他のCanteenは、ゲートでいろいろ聞かれるみたい。(モンバサはゲートもなし)これまたすごい体験をしました。

21:00前にいきなり「ボンッ」と停電。その後、本日もディスコへ・・・「MAMBA VILAGGE」
ホテルに帰った3:00過ぎまた停電。めちゃ星がきれいだった~~~

8/19(THU) 晴れのち曇り 「MOMBASA 2日目」 その3

2004-08-19 | GSA (スポーツと環境)
夕食後インターナショナルディスコ「Bora Bora」へ。
深夜1時過ぎからショータイム。きわどい衣装のおねえちゃん達によるダンス、なぜかおにいちゃん達のジャグリングやリンボーダンス、体が柔らかい人の技披露と、なんとも怪しげな感じ・・・

でもインターナショナルなディスコ!ヨーロッパの人にも「Bora Bora行ったぜー!」っていうと「オー!イイネー!!」っていわれるぐらい有名なんだと(笑)。70年代のパブみたいな感じなのに・・・

昨日のディスコ(死語)で教わったステップをおねえちゃんに得意げに披露の写真。
「ほら、こうだってばよー!!」

今日も帰りが朝の4時近く・・・

8/19(THU) 晴れのち曇り 「MOMBASA 2日目」 その2

2004-08-19 | GSA (スポーツと環境)
その後モンバサで一番大きなテニスクラブを視察。同クラブでトーナメントが開催されている。スカラシップを得ているモリスとソニアがナイロビから大会に出場中。ソニアは決勝で接戦の末敗れる。モリスは優勝!現在18歳で来年からアダルトツアーに参戦するそうだ。ちなみに彼は、今大会優勝でシード1を確定。

モリス曰く、「プレーヤーとしてテニスを続けられるのは大変ラッキーなこと。僕は選手としてだけではなく、今まで受けられたスカラシップのお礼として、持っている技術を後輩の指導にもあたり地域に還元するんだ。」

Sadiliでは後輩のロールモデルとして活躍。指導にもあたります。

8/19(THU) 晴れのち曇り 「MOMBASA 2日目」 その1

2004-08-19 | GSA (スポーツと環境)
マタトゥに乗って市内に繰り出す。モンバサのシンボルを見る。
モンバサは、パンケーキのようなクレープのような食べ物、「チャパティ」が有名だそうで食する。
ナイロビで食べたのとおんなじ感じだけど・・・

アボガドジュースに挑戦。色は緑でどろっとした感じ。最初は抵抗あったけど以外にいけました!!!

8/18(WED) 晴れ 「MOMBASA到着 1日目」 その1

2004-08-18 | GSA (スポーツと環境)
MOMBASAへの道のり500Km。
走ること8時間、目が覚める。バスがとまっているもんだから、「着いたんだね!?」って尋ねたらパンクだと・・・しかも2ヶ所も。モンバサまであと一息ってところで・・・
タイヤを取り替えている時に日の出を見ることができました。

バスターミナルに到着したのが、8:00くらい。そこからマタトゥ(乗り合いミニバス)にのってSAROBA HOTELSへ。バスは格安、一人25kshなり。40分ほど走りホテル到着。これまた豪華な感じ!!目の前にはインド洋が広がります・・・

ナイロビと違ってかなり暑い。早い時間からすでに日差しが強い!

8/17(THU) 晴れ 「今度はMOMBASAへ・・・」

2004-08-17 | GSA (スポーツと環境)
休む間もなくコンピューター室でメールのやり取りなどしていると、20:20分頃声がかかる。「そろそろ行くぞー」って言われたから急いで荷物をパッキング。

そういえば21:00発のバスだった・・・(ナイロビ発モンバサ行き)

やばい!時間ないじゃん!!バス停まで送ってもらえるタクシーもスタンバイしている。
周りのみんなはオシャベリ、飲み中・・・・・「あの~~皆さんもう20:50分過ぎてますけど・・・」
出発が20:55分くらい。どうすんだろう、タクシーで追っかけんのかな??なんて一人心配していると、お約束の言葉「ハクナマタタ~ハクナマタタ~~」。

バス会社に連絡して止まる停留所を聞き出し、そっちに先回り。なんとか乗ることができました。

コーチのBenはモンバサ初だそうで、一番はしゃいでるように感じた(笑)。

たまにガタガタ道を走るので熟睡はできぬ・・・・・
ええい!飲むべし、飲むべし!!!・・・・・

8/17(THU) 晴れ 「NAIROBIへ・・・」

2004-08-17 | GSA (スポーツと環境)
ナイロビへの帰り道、1時間ほどでアスファルトで舗装された道になる。ガタガタ道と舗装された道、この境界の町の名はISOLO。道を挟んで片側カトリック、一方はイスラム教。奇妙な町です・・・

途中TIMAUという町でドライバーのポールがポテトを購入するため立ち寄る。一か月分購入!
バケツ一杯 200Ksh。ナイロビ市内だと+100Ksh以上するのだそう。

麻の紐で縄跳びをしている子どもを見つけ乱入!!ここでも子どもたちに絡む。

「お~ら 見とき~~」 と技を披露・・・
ここでも張り切りすぎ、2000m近い標高ということをすっかり忘れ息を切らす。
「うっ 酸素が欲しい・・・」状態に(苦)。

KIGANJOの町でもトイレタイム中、子どもたちとサッカーをする。懲りないなぁ・・・

300Kmの道のり移動中、とってもハードな宣告をスタッフ一同受ける。
それは、翌日から500Km離れたMOMBASAという都市に行く予定が、本日夜21:00発の長距離バスに乗るということ・・・ウヘェ~ハードスケジュール・・・

8/16(MON) 晴れ 「サファリツアー」 その5

2004-08-16 | GSA (スポーツと環境)
女の人の装飾品は結婚している人と未婚者で異なります。後者の方が派手です。リングの色も違ったりします。カラフルなビーズで作ったアクセサリーをたくさん身に着けていますが、色には意味があるそう。

赤・・・血
白・・・ミルク
緑・・・自然
黄・・・平和
青・・・幸運

さて結婚する時、男の人は女の人を自分の村に連れて行くのだそうです。
僕が未婚であることを知り、未婚者数名が出てきました。
リーダーの女性が、
「誰か嫁にもらっていきなー」
「日本につれて帰るんだよー!」

また隣のおばちゃまは、
「あらん いい男ねぇ~ 家用意するから残りなさいよー」って・・・

K:「え゛っ そんなこと言われても・・・」 (しばし固まる。苦笑いの写真です。)

サヨナラソングで見送られ村を後にする・・・踊ったり遊んだり充実した時間を過ごしたわけですが、帰るときにはホロッと来るものがありました。

今回のSHABAの旅、人生の中で最もっていえるぐらい感動した時間を過ごせたと思う。

ホテルへの帰り道、ゾウの群れに遭遇(15頭ほどいた)。中にはがんばって付いて行こうとする子ゾウの姿も・・・今日はゾウの日だ!!

8/16(MON) 晴れ 「サファリツアー」 その4

2004-08-16 | GSA (スポーツと環境)
布切れを巻いて作ったサッカーボールで遊んでいる子どもたちを見つけ乱入!!
村の生活は大変(貧しく学校に通うことのできない子どももいます)だけれどもスポーツをしているときは、みんな笑顔。

スポーツの祭典、オリンピックが開催されていますが、一方で飢えに苦しむ子どもたちや紛争から逃げ惑う人々がいるわけで・・・今回訪れたこの村も、決して裕福な村ではありません。しかしそんな彼らも日常にスポーツを行なうのです。

生活が苦しいと笑顔がない、会話がなかったりしてしまいますが、だけどスポーツしている時はみんな笑顔。
スポーツは誰もができ、頭を使うもの。会話、仲間ができる。スポーツをやる所には人が集まる、スポーツする場に出て行く、というように人の動きが生まれます。地域活性のためにもスポーツプログラムこそ必要なんだなぁ~と現地の人の話を聞き実感しました。

8/16(MON) 晴れ 「サファリツアー」 その3

2004-08-16 | GSA (スポーツと環境)
午後からドライバーの人に連れられSamburuの村を訪れました。200人ほどが生活しています。
ウエルカムソングでお出迎え。彼らは、とてもたくさんの歌を持っています。

弓の扱い方や火熾しに挑戦!!
弓はチョロ・・・ボトッ。
火熾しは見本を見せてもらいましたが2、3分ほどで火を熾してしまうのです。
ちなみに僕は火種を作ることすらできませんでした・・・木の棒をものすごいスピードで回すのですが、両手の手の皮がむけました・・・イタタ・・・

村の男の人は、みんないい体つきをしています。鋼の筋肉って感じ。重いものを持ったり、弓を打ったりと日常の生活で身につくのだそう。こっそり隠れて筋トレしてる人はいないんだそうですよ!!

男の人たちが集まって歌いその中に混じらせてもらいました。歌に合わせて一人づつ前に出てジャンプをします。誰が1番空に近づけるのか跳ぶわけです。
「よし、Katsuお前も跳んでみな!」ってことでジャ~~ンプ・・・・・

8/16(MON) 晴れ 「サファリツアー」 その2

2004-08-16 | GSA (スポーツと環境)
帰り際、4頭のチーターを発見!!「なんかいるーーー!」と最初に見つけたのが僕。
ガイドさん悔しがってました・・・チーターに会えるのは相当ラッキーなんだそうです。

ホテルのフロントに記帳する本があり、見た動物の欄がありましたが、チーターと書いている人は見当たりませんでした!!!