大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

トランジット先で・・・ ~ イタリア編 PartⅡ ~

2008-07-22 | プライベート
帰りのフライトが15時。
テルミニ駅から空港に向かうレオナルドEXPの時間は12時半前。
ホテルを出たのが8:00。約4時間のタイムリミットの中、足を使ってガイドブック片手に歩き回りました。地下鉄に乗り、まず最初に向かった先はヴァチカン市国。

8:30
カトリック教徒の総本山「サン・ピエトロ大聖堂」に到着。
ヴァチカン市国を守る英兵はスイス人が担当するのだそうです。

大聖堂の内部ではちょうどミサが始まり、静まりかえった聖堂に心地よい歌が響いていました。

聖堂に入ってすぐ右手には、ミケランジェロ作の彫刻が置かれています。
一枚岩の大理石で作られたそうです。

建物のてっぺんまで行くことができます。上に登って行けばいくほど道幅は狭くなり、頂上付近では体を斜めにして上がっていかなければならない感じです。


9:00
てっぺんから眺めるサン・ピエトロ広場は最高です!
ローマ市内が一望できるのです。

しかし、この上り下りはなかなかシンドイ・・・

10:00
サン・ピエトロ広場を抜け、サンタンジェロ城を通りました。


10:35
古代ローマの建築物パンテオンを目指すものの、どこかで道を間違えたらしくヴェネツィア広場に出てしまいました。左右対称の真っ白な建物で迫力があります。
ここは、交通の中心地だけにバスターミナルがあり大勢の人でごった返しています。建物の正面は巨大なロータリーになっていました。


11:05
目指すは茶色の建物。どうやらすでに人だかりができているようです・・・

ここは、「真実の口」が置かれているサンタ・マリア・イン・コスメディン教会。
記念写真のために列を作っていたのです。この「真実の口」は、本来マンホールの蓋だったと考えられているそうです。


11:15
最終目的地コロッセオへ向かう前に、チルコ・マッシモを通過。
古代ローマの競技場跡のようです。


11:30
ついにコロッセオに到着!

剣闘士の格好をした人が写真のモデルになっています。

これまた、大きさに圧倒です・・・
建築としてもすごいらしく、1階から4階の階によっても建築様式が異なるのだとか。
また、日差しの強い日でも観客が快適に観戦できるよう外壁の一番上にロープを渡して大きな布を張るという日よけの天蓋もあったそうです。スケールがすごい・・・
ここで連日のように、映画「グラディエーター」のような競技会が行われていたのです。


12:05
ホテルに戻り荷物を持って駅までダッシュ!

12:22
特急に飛び乗りセーフ。短い時間の中、かなりがっついた市内散策でした・・・(笑)

トランジット先で・・・ ~ イタリア編 PartⅠ ~

2008-07-21 | プライベート
アテネから2時間、イタリア・フィウミチーノ空港に到着。
レオナルドEXPに乗ってローマの玄関口テルミニ駅まで移動。
約30分、空港から駅までノンストップ!


早々に用事を済ませ、ガイドブックを片手に市内散策へ出かけました。
まずは、映画『ローマの休日』でおなじみ、スペイン広場。


夕食は、4年前にも訪れたことのあるピザ屋さん「ピッツァ・チーロ」というお店にまた行ってみました。スペイン広場からも近く、現地の人たちが多く集まるレストランです。

ディナーはこちら。

まあとにかくハウスワインが安く飲めるのです。
グラス3杯分のデカンタのワインが€2.5!またピザに合い美味しかったぁ・・・

お腹が満腹になったところで消化のためにホテルまでウォーキング。
帰り道、観光客の集まりに遭遇。

なんだ、なんだ?正面に行ってみると、そこはトレビの泉!

ライトアップされていてキレイですね~~
20時を過ぎていましたが土曜日ということもあって大勢の人がいました。

おまけ ~ ミコノス島へショートトリップ DAY2 ~

2008-07-20 | プライベート
今日も快晴!気持のよい朝?(若干二日酔い)を迎えました。
ビーチには早くから人が集まっています。

あっという間の休暇が終わってしまいました・・・(悲)
昼過ぎのフェリーでアテネに戻ります。それまでしばしまた散策を!

途中、ペリカンに遭遇。

昨日夜景を撮った風車のところで記念撮影!


ミコノス島、ここへはまた機会があったら訪れたい場所ランキングにランクインされました!
次回来る時はもっとのんびりと・・・


アテネのホテルに戻り荷物をピックアップし、その足で空港へ。
友人との別れはまた寂しいもの。きっとまた近いうちに会えることを期待して・・・

今回も刺激の多い旅となりました!

おまけ ~ ミコノス島へショートトリップ DAY1 ~

2008-07-19 | プライベート
フリーDayということで1泊2日ミコノス島への旅。事前にいろいろ友達が調べてくれてました。付いていくだけというなんて楽チンな・・・
そもそも出かける島の情報も分からない状態。どうもエーゲ海の島々の中でも美しいビーチが多いビーチリゾートらしい。船で約6時間かかるそうだ。

アテネのピレウス港まで地下鉄で移動。港に着くと見たこともないドデカイ船がたくさん停泊していて周りは多くの人でごった返していました。
フェリーの中には大型車や乗用車、バイクもどんどん乗り込んでいきます。こんな大きな船見たことありません。乗船するとまずエスカレーターで上のデッキまで上がっていきます。

ところどころに船員さんがいて「いらっしゃいませ旦那さま!」ばりに挨拶されて何やらVIPになった感じを味わいさせてもらいました(笑)。

さあ、いよいよ出航の時間!

客室は飛行機のように座席がずらーっと並んでいて、揺れもなくなかなか快適な乗り心地。

フェリーの中でもしっかり爆睡zzz・・・気づくともう到着間際。
いくつか島を経由してついにミコノス島に到着!


上陸早々雲ひとつない青い空、きれいな海、それにマッチした白塗りの家に感動・・・

ポストカードに出てくるような風景が広がります。

この写真も好きな一枚!


夏になると多くの人がバカンスを過ごすために訪れ、賑わいをみせるそんな島だそうです。


車なら半日もあれば島を1周できてしまう大きさらしく、レンタカー屋さんやレンタバイクの店を多く見かけました。


町の雰囲気もサイコーです!!!

タクシー待ちの行列ができていたので友達の勘を頼りに細い路地を通りながらホテル探し。

地図と格闘の末、1時間ほど歩き回りホテルに到着。。。
なかなか良いホテルでした。ナイスセレクト!

部屋はオーシャンビューで眺めは抜群。テラスつきです。

しかもこの部屋、ジャグジーまで付いているのです(驚)!

ぬぁ~んて贅沢な・・・


ジャグジーでマッタリした後はディナーに町へ繰り出してみました。
ホテルまで来るのが大変だったけれど、結局ホテルから中心街までは15分ほど。

レストランを探し中・・・建物に掛かっている看板の文字見えますか?
“TAVERNA”と書かれていて「タベルナ」と読みます。
ギリシャ語で大衆食堂を「タベルナ」というのです。
小腹が空いたらタベルナへGO!。「食べるな!」なのに「食べる」のだ。。。

島だけに魚介類が豊富。ワインを堪能!乾杯、乾杯、乾杯・・・


帰りがけきれいな風景に出会いました。


ホテルに帰ってきてテラスでまた飲み会!
毛布を掛け満天の星空の下、語り贅沢な時間を過ごしました。
今日がほんとの誕生日。誕生日を海外リゾート地で過ごすとは夢にも思っていませんでした。いろいろアレンジをしてくれた友人にこれまた感謝です。

おまけ ~ ミコノス島へショートトリップ ~

2008-07-19 | プライベート
フリーDayということで1泊2日ミコノス島への旅。事前にいろいろ友達が調べてくれてました。
付いていくだけというなんて楽チンな・・・
そもそも出かける島の情報も分からない状態。どうもエーゲ海の島々の中でも美しいビーチが多いビーチリゾートらしい。船で約6時間かかるそうだ。

アテネのピレウス港まで地下鉄で移動。港に着くと見たこともないドデカイ船がたくさん停泊していて周りは多くの人でごった返していました。
船の中には大型車や乗用車、バイクもどんどん乗り込んでいます。こんな大きな船見たことありません。乗船するとまずエスカレーターで上のデッキまで上がっていくのです。

ところどころに船員さんがいて「いらっしゃいませ旦那さま!」バリに挨拶されて何やらVIPになった感じを味わいさせてもらいました(笑)。

いよいよ出航!

サプライズパーティー PartⅡ

2008-07-18 | JOA (オリンピック関連)
一回ホテルに戻りディナーを食べて一息ついた後、オリンピアでバースデーパーティーをしてくれた教授先生らとタクシーを乗り合ってまた街へ繰り出しました。

バーで飲み会スタート!
な、なんとアテネでもサプライズのバースデーパーティーが仕込まれていました。
ほんと外国の人たちってサプライズが好きなのね。


ロウソクのついたアイスとケーキの登場の時には、誰かが路上で演奏しているパフォーマーをどこからともなく引っ張ってきてバースデーソングを弾いてもらいながらみんなで歌ってくれたのです!


これにはまたしてもやられ感動してしましました・・・
頭に付けているのは行商の人が売っていた防災用のLEDライト。
点滅したり、赤い光になったりと。。。プレゼントにもらいました(笑)。


オリンピア同様、ほんと思い出に残るバースデーパーティーでした!
今回のセッションでまたしても素晴らしい友人を多く得ることができました。

お土産購入の旅へ・・・ ~ アテネ市内散策 ~

2008-07-18 | JOA (オリンピック関連)
ホテルにチェックインすると部屋は広めでパルテノン神殿前。部屋からの眺めは抜群!
ルームメイトは仲良しのPetriだ!ラッキー!!

みんなでアテネの中心街へお土産を物色しに出かけました。
地下鉄もゴチャゴチャしていなく表示を見れば難なく目的地にたどり着くことができます。地下鉄といえば、2004年のアテネ五輪の準備で地下鉄を通す工事をしたところ、どこを掘っても遺跡にぶつかってしまい工事関係者は頭を悩ませたそうです。そこでユニークな試みとして駅の中が博物館になっているのです。駅構内には出土品が展示されています。

ほんと街を歩くといたるところに古代の遺跡が点在しています。
犬がマッタリしている場所はオリンピア・ゼウス神殿跡前。

この前のゲートを過ぎると神殿跡のある広場が広がります。この神殿は、ギリシャでは最大級の規模だそうです。パルテノン神殿を上回っていたと言われていて、かつては104本の円柱が並んでいたけれど、今は15本を残すだけ・・・かなりぶっとい柱なんですよ。

丘の上は世界遺産のパルテノン神殿があるアクロポリスというエリアです。


古い町並みが残るプラカというエリアでカフェに入りちょっと一息・・・
プハァ~~ビールを一杯!


ここがアクロポリス入口。古代遺跡が集まるアクロポリスはアテネのシンボルですね。
古代には神殿が建てられた聖域で、戦争時には要塞としての役割を果たしてきたそうだ。
ちなみに入場料は€12。


頑張ってエッホエッホ登っていくと素晴らしい景色を眺めることができます!
奥に見える緑のエリアはアゴラと呼ばれている場所です。古代アゴラはかつてアテネの中心地として栄えた場所で、かの有名な哲学者ソクラテスやプラトンが熱弁をふるった演台も見つかっています。彼らはこの辺りをプラプラしては様々なことを哲学したようですね。


さあ、頂上に到着!クツのNike、そのネーミングになっている勝利の女神NIKE(ニケ)の神殿を過ぎ、門をくぐると白い大理石造りの神殿「パルテノン神殿」がついに現れます。

とっても大きいんだけれど、建物の造りは細部までかなり凝っているのが見て取れます。

頂上からの眺めはサイコーです!


向こうに見える小高い丘はアテネの名所「リカヴィトスの丘」。


どうです?一緒に市内観光行った気になりませんか!?
素敵な景色にお腹いっぱいの散策でした。

サプライズパーティー

2008-07-17 | JOA (オリンピック関連)
オリンピア最後の夜、例のごとく通い慣れたタウンの飲み屋へ。
お店の人もオーダーを知ってくれています(笑)。

なんと、しばらくするとケーキが登場!
数日早いですがオリンピアも最後だしということで、サプライズ誕生日会をしてくれました!!予期せぬサプライズにウルッときてしまいました・・・いや~~嬉しかったな。

プレゼントでもらったのが、“I AM THE LECTURER !”Tシャツ(笑)
最初会った時、先生たちから「うそっ、学生かと思ったよ!」って言われてて。
「よく学生に間違えられるでしょう!?」って話題になっていたのです。
そこで「オレは講師だ!」Tシャツを用意してくれたのです。

「よくまぁこんなタイミングで見つけてきたね~」って話したら、なんとこのTシャツはオリジナル一点もの!お土産屋さんで作ってもらったんだそうです。

お店の人からも「スミノフ」をサービス。日本では飲んだことのない味でした。かなり気に入ったのでお土産リストに追加。ショットグラスに何杯もサービスしてくれました。
乾杯、乾杯、乾杯・・・

感謝感激!忘れられないバースデーパーティーでした。


2次会はオリンピアで唯一のクラブ?「ゾルバス」へGo!
高台にそびえるオシャレなクラブです。



ここでも飲みまくり、踊りまくる・・・


酔っ払い調子に乗ってダンスフロアーにあった小さいテーブルにジャンプ!そこで惨劇が・・・


4本脚のテーブルではなかったのでものすごい勢いで転倒!

「ギャ~~~~~ッ」

腰を強打!!足の小指をぶつけた時のようにやるせない痛みにただただ痛笑い・・・

みんな腹を抱えて大爆笑。大笑い中のターニャ・・・

連日何かしらの事件を起こすオレ、やんちゃプレー炸裂してマス・・・

今日も飲んだ~飲んだ~♪だいぶ出来上がっている一行。


帰り道、街灯がないところを歩き、空を眺めると満天の星。月の明かりが街灯代わり。


おまけ ~ アクシデント発生! ~

2008-07-16 | JOA (オリンピック関連)
プレゼン打ち上げで夕食後タウンへ繰り出しました。
いつものごとくビールとウゾを飲みました。夜になっても暑いので飲み物のペースが上がります。

毎晩遅くまで語り合っています。やや千鳥足になりながら帰り道途中のスナップ。
秘密の場所にて。


IOAの施設に戻りベットに入って寝ようと思ってもなぜか足裏が痛く、そして上腕にも痛みがありズキズキしてなかなか寝付けませんでした・・・(涙)

翌日起きてみてもどうも良くなっていない感じ。
「はて?」と思って明るい場所で足裏を見てみると、小さいトゲがいぃ~~~っぱい刺さっているではないか!!!かなり奥の方まで入ってしまって抜くのも一苦労。昨日一緒にいた連中も足を引きずっていました(笑)


昨日通った場所を念入りに調べてみるとその原因を発見!!!
こいつか!?なかなか凶暴なトゲをもってやがる・・・恐るべし。


左上腕も腕を上げられないほどの痛みが続いたので医務室を尋ねてみました。昨晩滑って手をガツンとついた時に痛めたのだと思うけれど・・・捻った感じで骨折はしてなさげ。

クリームを塗られ・・・

大げさな!!!みんなから笑われる始末。
こっぱずかしいからすぐ取っちゃったけど。トホホ・・・

7月14日 オリンピックデーラン

2008-07-16 | JOA (オリンピック関連)
各国の代表者によるプレゼンテーションが終わり、夕方からセッション参加者全員でオリンピックデーランというイベントを行いました。トラックでは国名のアルファベットがAから順に並び、トーチリレーを行います。なんとかトラック1周にすべての国の参加者を配置させるのでトーチリレーは数歩(笑)・・・


トーチリレーは全員に回り、その後大役を任されることになったのです!
なんと、5大陸を代表として僕がアジアの代表となったのです!!平和を希求する「オリンピズム」の思想をみんなで再認識しました。


このように知りえた人同士、戦争のように争うことはしたくありません。オリンピック大会に参加している選手たちも選手村などで交流している際に同じことを感じることでしょう。



オリンピックというと、「金・銀・銅メダル」というように多くの方が競技大会を連想するのではないでしょうか?

しかし、クーベルタンが現代にオリンピックを復興させた時に、「オリンピズム」という教育・平和を希求する思想に基づいたスポーツを実践することで青少年達を教育し、それによって平和でよりよい世界を構築することへ寄与することを目的に「オリンピック・ムーブメント」が展開されています。多くの方が連想する「オリンピック・ゲーム」、このオリンピック・ゲームの定期的開催は、あくまでもムーブメントの一つに過ぎないのです。

 → オリンピックとは?

7月14日 プレゼンテーションの日

2008-07-16 | JOA (オリンピック関連)
午後のセッションでは、いよいよ待ちに待った?プレゼンテーション。
参加者の中から数名がプレゼンをする機会を与えられます。講堂入口には発表資料がセッティングされていました。これを目にすると「いよいよか・・・」と緊張。。。


「スポーツマンシップは、人類(人間性)を救えるか?」をテーマに、競技団体の社会的責任(CSR)としてIOCやJOCの姿勢、さらにスポーツを通じた教育活動の事例としてGSAの推進する「エコフラッグ・ムーブメント」を紹介させてもらいました。


「スポーツ・体育」教育という点からも、GSAが推進している「エコプレー」というコンセプト、またGSAのユニークな活動に興味を持っていただいたようです。さっそく、20ヵ国から24のGSAローカルチームが誕生することになりました。チームを作ってくれた人たちはみなスポーツ・体育の研究者や現場の体育科教員です。今後、所属教育機関を通じて、スポーツマンシップの一環として「エコプレー」の普及に協力頂くことになりました!

ヨカッタ、ヨカッタ、上手くいって。

7月13日 今日も勉強、勉強・・・

2008-07-15 | JOA (オリンピック関連)
こちらは、相変わらずハードなスケジュールを送っています。
午前中に2つのレクチャーを受けてグループディスカッションへ。
そしてランチ。夕方のセッションまでコンピュータールームにこもってメールの送受信をしながら溜まってきた仕事をコツコツと・・・

夕方からまた2つのレクチャー&グループディスカッション。今日は特に、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)で青少年への教育プログラムを担当されている講師の先生の話が興味深かった。取り締まる側と使用する選手とのイタチごっこが絶えないドーピング問題。これまで競技団体が独自に検査をしていたわけですが、身内で身内を検査するようではダメってことで独立した反ドーピングの機関であるWADAが設立されたのです。ドーピング問題はもはや、いち競技団体の問題ではなくて、薬事法の問題などで政府や警察も介入するようになってきています。はたして通常のオリンピック大会よりも低年齢化する「ユースオリンピックゲーム」。選手が薬物に手を出さぬよう、ますます青少年への教育も重要になってきます。

ちなみに、
① 健康に害を及ぼす。
② パフォーマンスが上がる。
③ スポーツの精神に反する。
この中から2つ該当するとドーピングになるといわれています。

午後のセッションが終わり、参加者とともに1時間ほどテニスをしました。
そして、夕食を食べ終えタウンへGo!


夕方になってもいたるところで散水しています。日中に吸収した熱で自然発火してしまうのもうなずけます。

それほど日中の日差しは強いのです。乾燥もしていて、洗濯してあまり絞ってない衣服も数時間で乾いてしまいます。

カフェでビールとギリシャオリジナルのお酒「ウゾ」をいくらか飲みました。
この「ウゾ」と呼ばれるお酒は、ウォッカのように透明でアルコール度数も高いものです。液体自体は透明なのですが、氷の中に注ぎ撹拌させるとカルピスのように白くなるんです。やや癖はありますが慣れるとなかなかなもの。もちろんハマってます!

帰り際、何やら聖火リレーのトーチをコレクションしているお土産屋さんを発見。
中に入って店主と話をしていると意外な事実が・・・

なんと、1964年の東京オリンピックの聖火リレーの際にランナーとして走ったんだそう。
左に写っているのは、IOAにあるクーベルタンのモニュメント!
証拠にポストカードをくれました(笑)。何も買っていないんだけどね・・・

7月12日 セッションスタート! “ユースオリンピックゲーム”

2008-07-14 | JOA (オリンピック関連)
午前中はのんびりとオリンピアのタウンを散策し、午後からいよいよセッションがスタート!世界を代表する著名な教授の講義を今日は2つ受けました。

今回のセッションの特別テーマは、“YOUTH OLYMPIC GAMES”。
この「ユースオリンピックゲーム」って知ってますか?実は、14~18歳の選手を対象にしたオリンピック大会です。第1回目は、2010年にシンガポールで開催されることが決まっています。

オリンピック競技大会というと言わずもがな競技志向型に傾いている現在、「ユースオリンピックゲーム」の位置づけは、本来オリンピックの目指す価値を今一度見直すという意味で、単なる競技の場というわけではなく、「青少年の教育」、「異文化交流」を軸とする新しい事業としてスタートさせるものです。

今日の講義では、「ユースオリンピックゲーム」事業について、各国のオリンピック・アカデミーが果たす役割とは・・・?についてのレクチャーでした。

レクチャーの後、参加者が指定された4つのグループに分かれ、少人数でレクチャーについてディスカッションが行われます。


これまたメンバーに恵まれました!しかも、マレーシアNOAセッションで一緒だった、フィンランドのPetriとまた一緒です。僕らのグループをまとめるコーディネーターは、マレーシアの教育省で学校体育のカリキュラムを作る部署で働いているWendyという女性。メンバーは、ノルウェー、デンマーク、ドイツ、レバノン、ニュージーランド、ポルトガル、タイ、インドネシア、ウクライナ、フィンランド、そして日本と多種多様。
大変興味深い・・・

英語の雨あられで頭から湯気が出てきます(汗)。。。
それに加え、セッション前の空き時間に猛暑の中、施設のプールで騒いでいたんでややお疲れ気味~~~。
しっかりと腹ごしらえをした後は、タウンに出かける気力もなくバタンキューな日となりました。
zzz・・・・・