大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

奇岩に囲まれた小さな村 @カッパドキア(ギョレメ)

2013-07-31 | プライベート
村の中心から大小さまざまなキノコ岩が見渡せます。 ↓ 写真は「カイマクル地下都市」。キリスト教徒がアラブ人の迫害から逃れるために造ったといわれる地下都市がカッパドキアには多く点在していたそうです。長期間にわたって生活するための施設が全て整って、都市としての機能を十分果たしていたそうです。


大きな丸い石は敵が侵入した際に転がして通路を塞いだんだとか。



ザクロジュースとフライドポテトで小腹を満たしました。


↓ ここは「ウチヒサール」。要塞として利用していたそうです。


↓ ここは「デヴレント」。さまざまな形の奇岩が並んでいます。さて、何に見えるかな?

答えは「ラクダ」。ユニークな形の岩が想像を膨らませることから別名「イマジネーションの谷」とも呼ばれているそうです。





↓ ここは「パシャバー」。カッパドキアの象徴ともいえる「キノコ岩」が谷一面に立ち並ぶロケーションです。噴火によって積み重なった硬度の異なる層が、長い年月をかけて雨と風で浸食されて形成されたまさしく自然の芸術ともいえる感動的な場所です!



まず観光客は訪れないという地元の人に教えてもらった場所からの眺めはまた格別!!


↓ 最後に「ギョレメ野外博物館」。鮮やかなフレスコ画が残るキリスト教信仰の岩窟です。カッパドキアでは4世紀頃から多くのキリスト教徒が住んでいたけれど、9世紀頃から強まったイスラムの圧迫から逃れるために岩を掘って洞窟に教会や修道院を造り生活していたそうです。





自然遺産を満喫し、またイスタンブールに戻ります。。。



天空から一望する奇岩の絶景 @カッパドキア

2013-07-31 | プライベート
早起きしてバルーンツアーに参加しました。4時出発にもかかわらず多くの参加者がいました。

気球にバーナーの熱を吹き込むと急上昇開始。あっという間に地上を離れていきます。

大自然の中のキノコ岩や奇岩を上から眺め、カッパドキアを一望できるこのツアーはホントにオススメ!!!



カッパドキアのSunrise♪ なんとも言い難い贅沢なひとときでした。




みるみる上昇して1000m位まで上がります。パイロットは綱とバーナーで気球を自在に操って上昇と下降を繰り返して奇岩を間近で見せてくれたりもします。












浮遊時間は1時間ほど。無事着陸した後はスパークリングワインが振る舞われ乾杯♪ ホテルに戻ってまたしばし睡眠zzz...


悠久の時をかけて創られた奇岩群 @カッパドキア(ローズバレー)

2013-07-30 | プライベート
デニズリ→イスタンブール→カイセリ空港に移動しました。トルコでも人気抜群の観光地「カッパドキア」があります。カッパドキアは、自然遺跡と文化遺跡の複合遺跡として世界遺産に登録されている所です。

所々に趣のある洞窟ホテルや洞窟レストランがあります。まずは腹ごしらえ!郷土料理も色々あり、素焼きの壺で料理した「テスティケバブ」は大変美味でした。





カッパドキア随一の夕日スポットと言われる「ローズバレー」に連れて行ってもらいました。夕日を浴びて谷が真っ赤に染まります。






世界遺産で夏スキー!? @パムッカレ

2013-07-29 | プライベート
イスタンブールから360Km、国内線を利用して約40分でデニズリ空港に到着。空港から車で約1時間ほど走ると世界遺産「パムッカレ」があります。

パッと見たら雪山。 まるでスキー場に来たような感じ!



パムッカレとは、トルコ語で「綿の要塞」という意味らしいです。太古の昔からこんこんと湧き出した炭酸カルシウムが作り出した真っ白な石灰の棚が広がっています。




所々に温泉が流れていて、石灰棚の一部では裸足で上を歩くことも出来ます。



パムッカレを一望できるパラグライダーにも挑戦!!!





魅惑的な街 @イスタンブール (part 1)

2013-07-28 | プライベート
ストップオーバーでトルコへ。トルコの代表的な都市イスタンブールはアジアとヨーロッパの2大陸にまたがる都市です。

2つの大陸は海峡に架けられた2つの大橋が結んでいて、観光スポットが多いのはヨーロッパ側。アジア側は住宅地となっていて雰囲気もずいぶんと異なるようです。国土の97%がアジア側、インスタンブールを含む3%が欧州側。そんなイスタンブールは、東西文明の交差点とも言われています。

「ガラタ橋」ではたくさんの人が釣りに興じています。




イスタンブールは2020年オリンピック夏季大会の招致都市ですが、あまりにも市内のPRが少ないのにはとても驚きました。CMなし、看板なし、そして話しを聞いてみるとあまりにも関心がない地元の人たち。9月に開催都市が決まるっていうのに・・・。国際オリンピック委員会(IOC)の独自調査では、イスタンブールの開催支持率が市内が83%、全国は76%と発表があったけれど、ニッチに話しを聞いていたってことなのか???とっても不思議。結局、滞在中にオリンピック招致関連のPRを目にしたのは3回だけ。まず、イミグレーションのブースの一カ所だけ"Istanbul 2020"とオリンピックのロゴとともにポスターが貼ってあったのがまず1つ。2つめは、トラムのラッピング。


これも全てのトラムにというわけではなくて、おそらく車両は少ないと思う。3つめは空港そばの大きなタンクにラッピングがあったこと。いろいろ散策したけれどこの3回しかオリンピック関連を目にすることがありませんでした。

初日はグルメの旅。旧市街の中心、スルタン・アフメット地区の名物料理「キョフテ」の有名店に足を運んでみました。ジューシーでシンプルな味付けのミートボール。とっても美味で滞在中数回通いました。




次は、ガラタ橋のたもとで船上にて売っている「サバサンド」を食しました。お客さんでごった返しています。あっさり味で、塩とレモンをお好みで!




ホテルに帰る前に、疲れをとるために「ハマム」に寄ってみました。ハマムはトルコの伝統的な蒸し風呂のことを言います。サウナで汗をかいた後、ごしごしとアカスリ&マッサージ、そして豪快にシャンプーと全身を洗ってくれてすっきり爽快!




アテネ市内散策

2013-07-27 | JOA (オリンピック関連)
アテネに戻り、最終日は市内観光に繰り出しました。
↓ 写真は首都アテネの中心部にある有名な広場「シンタグマ広場」です。国会議事堂がこの広場に面しています。


観光客が集まる「プラカ地区」でお土産を物色。




地下鉄もゴチャゴチャしていなく表示を見れば難なく目的地にたどり着くことができます。地下鉄といえば、2004年のアテネ五輪の準備で地下鉄を通す工事をしたところどこを掘っても遺跡にぶつかってしまい工事関係者は頭を悩ませたそうです。そこでユニークな試みとして駅の中が博物館になっているのです。駅構内には出土品が展示されています。


丘の上は世界遺産のパルテノン神殿がある「アクロポリス」というエリア。

↓ ここがアクロポリス入口。古代遺跡が集まるアクロポリスはアテネのシンボルです。

古代には神殿が建てられた聖域で戦争時には要塞としての役割を果たしてきたそう。ちなみに入場料は€12。

頑張って登っていくと素晴らしい景色を眺めることができます!


奥に見える緑のエリアは「アゴラ」と呼ばれている場所です。古代アゴラはかつてアテネの中心地として栄えた場所で、かの有名な哲学者ソクラテスやプラトンが熱弁をふるった演台も見つかっています。彼らはこの辺りをプラプラしては様々なことを哲学していました。


頂上に到着!!

クツのNike、そのネーミングになっている勝利の女神NIKE(ニケ)の神殿を過ぎ、門をくぐると白い大理石造りの神殿「パルテノン神殿」がついに現れます。


とっても大きいんだけれど、建物の造りは細部までかなり凝っているのが見てとれます。




向こうに見える小高い丘はアテネの名所「リカヴィトスの丘」。

夜はダウンタウンへGo!

2013-07-26 | JOA (オリンピック関連)
こちらはとても日が長く、20時を過ぎても明るかったりします。講義&ディスカッションの疲れを癒すべく夜は度々、ダウンタウンに繰り出しました。

ちょっと遺跡に寄り道♪


オリンピアは素朴で小さな田舎町といった感じです。ダウンタウンのメインストリートといっても端から端まで200mちょい?あっという間です。

両脇には、お土産やさんやレストランが並んでいます。IOAでの夕食をそこそこにして、ギリシャの参加者に案内してもらって店の雰囲気はもちろんのこと、味もとっても良かったレストランでディナーをとることもありました。


その後は、オリンピアで唯一のクラブ?「ゾルバス」へGo!高台にそびえるオシャレなクラブです。歌って踊って・・・。




グループディスカッションのグループ

2013-07-25 | JOA (オリンピック関連)
ディスカッショングループ#5
講師の先生のレクチャーを聴いた後に指定されたグループに分かれて、少人数でレクチャーについてディスカッションが行われます。また、オリンピックに関する様々な問題点を話し合ったり、自国のオリンピック教育に関する状況を報告しあって情報をシェアします。

オリンピアの遺跡散策ツアー

2013-07-22 | JOA (オリンピック関連)
IOAの施設からオリンピアの中心街まで歩いて20分ほど。ダウンタウンに向かう途中に古代遺跡の集まったエリアがあります。ガイドを受けながら古代オリンピック競技会が行われていた遺跡を散策しました。


競技場入り口近くにあるヘラ神殿跡で今でもオリンピック時の聖火リレーの火を熾しています。大会前には、伝統儀式にのっとって採火式が行われます。


写真は、競技場入り口付近。両側に石の台座が並んでいるが分かりますか?右側は勝利した選手を讃える像が建っていました。一方反対側はというと、その昔、競技会で不正行為(賄賂を贈って負けてもらう。)を行った者へ、後世までの戒めとして「オリンピックの勝利は金銭によってではなく、自らの足の速さと力量によって決せられるべし」と刻まれたゼウス像がずらりと建っていんだそうです。英雄だけでなくて、不正を働いた者も「不名誉」なことで1200年以上経った現在までも永遠に伝えられています。

Fair Playが叫ばれるのは今も昔も変わらないようです・・・。

競技場入場門前のアーチをくぐると古代オリンピック競技会が行われていた競技場が目の前に広がります。



なんとこの競技場には、スタディオン競走(直線約180mの徒競走)が行われていた時のスタートラインが残っています。

古代の陸上競技は、写真のように直線コースで行われていました。これを往復する競技もありました。


競技場はこのスタディオンを基準として設計されたようで、そこから、競技場を意味する「スタジアム」という言葉が生まれたそうです。ちなみに競技は男性のみの参加、そして裸で行われていました。毎年IOAの青年セッションでは、夜になると昔の伝統に従ってスッポンポンで走る人が出没するという噂が(笑)・・・。

オープニングセレモニー

2013-07-21 | JOA (オリンピック関連)
国際オリンピック・アカデミー(IOA)主催の「体育高等機関教育者及び役員のための国際セッション」に日本オリンピック委員会(JOC)/日本オリンピックアカデミー(JOA)を代表して参加しています。このセッションには体育・スポーツ系の研究・教育者が一堂に会し、各国のオリンピック教育についての現状や課題などを話し合い、情報をシェアすることを目的としています。

夕方からオープニングセレモニーがスタート。

講堂でIOAのコスタス学院長の挨拶から始まり、参加者全員の紹介がされました。

今回のセッションには約70名ほどの参加者が集まっているようです。


その後、敷地内にある近代オリンピックの祖、クーベルタンのモニュメントがあるところへ移動。


クーベルタンはフランス人ですが、彼の遺志によって心臓はここオリンピアの地に埋蔵されています。