大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

ケニアに向けてスポーツ用品を発送

2010-07-29 | GSA (スポーツと環境)
今年もGSAでは、スポーツ用品を必要としている海外のGSAチームにスポーツ用品を送ることが出来ました。今回は、スポーツ教育プログラムを実施しているGSAケニアに発送することになりました。今回も発送にあたり、関係各所、多くの方々からのご支援、ご協力によって実現することができました。

僕も三度訪れているケニア。GSAケニアでは、定期的に東・中央アフリカ近隣の国々の子どもたちを集めて、年齢・レベル別にグループを分けて、スポーツのトレーニングだけではなく、環境問題や社会問題についてのディスカッションを行うなど、専門家からの教育も受けることができる合宿プログラムを継続して実施しています。このキャンプに参加した子どもたちが将来、その地域のリーダーとして社会を導いていける人材育成を目指しているのです。このプログラムは、現在、東・中央アフリカで最も大きく、また成功しているキャンプであると高い評価を得ています。

今回も発送にあたり、関係各所からの多大なご協力によって実現できました。
この、GSAが行っている海外へのスポーツ復興プログラム(スポーツ リカバリー プログラム)は『エコフラッグ基金』によって支えられています。今後も皆様からのご支援、ご協力をいただけますようどうぞ宜しくお願い致します。

メールによると、ケニアでは荷物の到着を今か今かと楽しみに待ってくれているようです。
ちなみにケニアのテニス事情はというと、黒人選手が活躍していることもあり意外な感じがありますが認知もかなりあって、なんとか工夫して行っているのですよ!!!




大気清浄度、5年ぶり悪化=五輪効果は持続せず-中国

2010-07-28 | JOA (オリンピック関連)
北京オリンピック関連のニュースをひとつ。
写真は、2007年@北京(IOCスポーツと環境世界会議)

【北京時事】
中国では今年上半期、大気清浄度が5年ぶりに悪化した。環境保護省の26日の発表によると、観測を行った主要113都市について大気清浄度が良好だった日の割合は91%で、前年同期比で0.3ポイント低下した。 大気中の微小粒子状物質の濃度も2005年以来初めて上昇。08年の北京五輪開催に向け中国政府が大気汚染対策に力を入れたため、各種指数は改善傾向にあったが、その効果は長続きしなかったようだ。(2010/07/27)

ヒマラヤ登山 最近の事情

2010-07-15 | GSA (スポーツと環境)
GSA理事長、三浦雄一郎さんの御子息、豪太さんのセミナーに参加してヒマラヤ登山の最近の事情を聞いてきました。豪太さんは、2008年に父、雄一郎さん(75歳で再登頂のニュースは記憶に新しい!)と共にチョモランマ(エベレスト、8848m)へいったメンバーの一人。2008年登頂の際には、すべての隊員やシェルパにゴミを持ち帰るように通達を出していたけれど、後日登頂途中のベースキャンプに三浦隊のゴミが落ちていたという連絡がきたそうで、豪太さんグループが今年の5月に調査と回収のために現地を訪れてきたという報告会でした。そこで聞いた現地の現状をまとめてみたいと思います。

5月に再度ヒマラヤを訪れた時には、様々な環境活動をされている方々と一緒になったそうです。

・ 一流ロッククライマー コンラッド・アンカー
豪太さんの環境問題への意識を変えた人らしい。極地の氷がもの凄い勢いで融けだしていることから記録のために、5500m付近に定点カメラを設置して5分ごとにシャッターが下りるものを取り付けに来ていたそうです。

・ 世界一高所のリサイクル屋 ダワ・スティーブン
ここでは、集められたゴミを1kg1ルピー(約140円)で買い取ってくれる。5月の時には三浦隊以外エコエベレストというゴミ拾い隊が3隊いたそうだ。標高の高いC2エリアからのゴミは危険も伴うために高く買っていたけれど、ポリタンクというような軽くてもかさばるゴミよりも重いゴミが集まりだしたのだとか。中にはC2ではない場所から集めてきたのにC2で拾ってきたとウソを言う輩もいたりするらしい。ちなみに昨年は3tを回収したそうだ。

・ コマーシャル遠征のプロ ラッセル・ブライス
商業登山という仕事をしている。身の回りの安全等を管理しながら登頂を目指すナビゲーターをする。この人にお世話になると一人800万円程度費用がかかるそうだ。半分ぐらいでも登頂はできるそうだけど「命」と「お金」どちらに重きを置くか・・・。

・ 自転車で世界平和を訴える男 プシュカーシャー
働きながら自転車で世界各国を訪れ国際交流。これまで150カ国。お世話になった各国の人たちへの敬意を込めて訪れた国のフラッグを持って登頂中。(後日成功したそうだ。さすがに自転車に乗っては無理だから自転車のパーツ(タイヤ)を持って上ったそう。)

こんなように、いろいろな考えをもった人が集まるので出会いが楽しみなんだと言っていた。

さて、三浦隊もゴミの収集にあたると、6400mにもなると近くに移動するも「高く遠いゴミ」。高度順化せずだとまず大変。2008年に来た時は雪だらけでスキーをしたそうだけれど(汗)、今は融けて滝の音も轟々として氷河湖ができていたそうです。そのような場所でゴミを持ち帰ることは確かにリスクを伴い危険ですね。

① 元々、エベレスト登山において携帯品は置いていかれるシステムだったそうです。なぜってシェルパという存在があるから。死と隣り合わせの登頂において、恐怖の緩和のためにゴミになるものを持っていく。心配だからこれもこれも持っていこうという具合に。それら持っていったモノは帰りにはリスクになるからクレパスとかに捨ててしまっていたのが実情だったそうです。エベレスト登頂されたのが今から約60年前。氷河が融けだし、過去60年間分のゴミが出てきているのだ!

また、今季は温暖化によって氷河が融けだして、特に遺体が出てくるとこも多いのだとか。遺体収集専門のクリーニング隊もあるそう。埋蔵ゴミは50t~100t、160人の未収容の遺体が残っているそうです。

② クリーンアップ活動は多くの企業からCSR活動の一環として賛同を得ているらしい。

③ シェルパの中には日雇いの人もいて統率されていないこともある。勝手にゴミを捨ててる輩もいる。「環境」が「商売」になるものだから、後日、「○○隊のゴミが落ちていたぞ」と登山を終えたグループに脅すようなまねをするのまでいるそうだ。

④ 捨てたゴミをあさる人

⑤ 必要最低限って一体何だろう・・・。

⑥ 命とゴミの重さ

①~⑥に見られる「環境問題の『問題』」という言葉が僕の心に残りました。
ビジネスになっているゴミの問題、そして融ける氷河、現代社会の縮図がヒマラヤにもあるんだなと実感しました。

氷河の末端は、南部で年に13mずつ後退、東部でも年30mのスピードで後退しているそうです。洪水の危険性はもちろん、ヒマラヤの雪が融けて海に流れたら20m水位が上がるとの事。

三浦さんの今回の発見は、テントにかぶせる軽量のソーラーパネルシートのおかげで手軽に通信ができたことと、エベレスト街道(片道35kg)をなんとサンダルで歩けてしまったということらしい。ガチガチの安全靴のような登山靴ではなくてサンダルで歩けてしまうなんて・・・。良くない発見は、ダルと呼ばれる豆料理やポーター代、シェルパ宿代、自身の宿泊費など物価が1.5倍くらいになってしまったことだそうだ。

最後に、結局ベースキャンプ付近に捨ててあったというゴミは出てこなかったらしい。少ない日程の中、30kgのゴミを回収した。このようなエベレストのクリーンアップは外国の隊から始まったけれど、現在ではネパールの国として国を挙げてのクリーニング活動もされているらしい。

なんと、三浦雄一郎理事長は80歳でもう一回登頂にチャレンジする予定。
もの凄い挑戦力だ!負けてられないな・・・。

帰る前に ~ 早朝ジョギング ~

2010-07-10 | プライベート
早起きして空港に向かう前にビーチをジョギング。何とも珍しい行動だ・・・。
せっかくだからクロワッサンを食べよう!とパン屋さんに向かう。




朝からパン屋は賑わっていました。フランスパン、クロワッサンを購入し、地元人になりきって朝食を。

ニューカレドニア最高!
充電完了!!また、頑張って行こう。


アメデ島へ

2010-07-09 | プライベート
マリーD社が行っている日帰りアメデ灯台クルーズに参加。珊瑚が取り囲むバリアリーフ、その中にある島でひときわ目立つ無人島がアメデ島。大きな灯台が目印だ。




上陸すると様々なアトラクションに参加させてもらえました。
まずは、ボートに乗って魚探し。海は透き通ったエメラルド・ブルー、ずいぶんと大きい魚がウジャウジャ!




ランチの時は、ポリネシアンダンスや歌などを披露してくれて飽きない。実に盛りだくさんなプログラムだ。




椰子の木登りも体験。
楽チンそうに見えたけど実際は数メートルしか登れず・・・(涙)。





もちろん島のシンボルの灯台も登ることができる。




このツアーも1日楽しめました!スタッフの人たちに感謝!!


イル・デ・パン ~ クト・ビーチ & カヌメラ・ビーチ ~

2010-07-08 | プライベート
クト・ビーチは、イル・デ・パンでもっとも美しいビーチと言われている場所。砂の木目細かさではニューカレドニアでも(おそらく世界でも)随一だって!
砂の中に足を入れるとトロッとした感覚、砂じゃないなこりゃ・・・。





そして、クト・ビーチと背中合わせのカヌメラ・ビーチは、立ち並ぶ南洋杉とエメラルドブルーの海、パウダーサンドのビーチが、絶妙の色のコントラストを生み出している、まさに絵葉書のような風景の入り江。こちらものどかな風景だわ・・・。



イル・デ・パン ~ PISCINE NATURELLE(自然のプール) ~

2010-07-08 | プライベート
何とも言葉では表現しつくせない海の美しさ、南洋杉が立ち並ぶ静寂感・・・。


森を抜けるとそこにはPISCINE NATURELLE「自然のプール」が!





PISCINE NATURELLE(ピッシンヌ・ナチュレル)とは自然プールのこと。波もなく透き通った水の中で泳ぐと、確かにプールのようだ。ここは隆起サンゴによって波の荒い外海からさえぎられ、岩の間から入り込む海水がこの楽園をつくりあげているのだとか。小魚たちやサンゴにとっても快適なようで、水中マスクをつけて泳げば、色とりどりの海中生物たちに出会えます。こんなきれいな場所見たことないや、スゴイ!



動画もどうぞ!

イル・デ・パンに向け出発!

2010-07-08 | プライベート
南太平洋の宝石箱とたとえられる「イル・デ・パン」という島へGo!
国内線航空エア・カレドニアで25分。離島のなかではもっとも便数が多く、またヌメアからの日帰り旅行に便利な時間帯にも設定されているのだ。




このイル・デ・パンだが、キャプテン・クックがニュージーランドへの2度目の渡航の際に発見したそうだ。背の高い同地固有のナンヨウスギ科の植物が自生しているのを目撃したことにちなんで、「松の島」(現在の英名 Isle of Pines)と名づけた。要は、「松」と「杉」を間違えてしまったわけ。

リビエルブルー州立公園からの帰り道 ~ モンドール ~

2010-07-07 | プライベート
リビエルブルー州立公園からの帰り道、モンドールという土地に寄り道。

「モンドール」とは「金色の山」の意味。ふもとから湧き出るミネラル・ウォーターはニューカレドニアで「モンドール」という銘柄で売られています。大きいポリタンクを持参し水を入れている人や、サイクリストが途中に立ち寄って喉を潤している光景を目にします。泉から飲む水はもちろん無料。


こちらは売り物のミネラル・ウォーター。

森林浴へ ~ リビエラブルー州立公園 ~

2010-07-07 | プライベート
森林浴をかねてニューカレドニア南部の国定保護区「リビエルブルー州立公園」を散策。ここには、ニューカレドニア固有の動植物が多く生息し、運が良ければ国鳥になっている「カグー」も見ることが出来るのだとか。果たして遭遇はできるのか・・・。


公園入り口には森林火災のリスクを知らせる看板を発見。カラッとした気候だから火災も多いのかなと推測。


公園内のペリニオン橋。この先にはジュラシックパークを彷彿させる森が広がっています。バンにランチのバーベキューグッズを積んで移動!



森の中に入ると・・・。奴らに遭遇!カグーが寄って来ました!!
おぉ~ラッキー!!!



奥深い所まで車で移動し、その後は歩いてトレイル散策。ひんやりとしていて気持ちが実にGoodです。マイナスイオンたくさん出ているんだろな。



しばらく歩くと、グランカオリ(GRAND KAORI)といって、大きく成長したカオリの木もあります。この木の樹齢は約800~1000年、全長40メートル、太さは35メートルもあり、見応えバッチリ、まさにパワースポットだ。



森の中でいっぱいパワーを吸収して川に移動。畔でバーベキュー。



ガイドさんにも恵まれ、このリビエルブルー州立公園散策ツアーを大満喫!かなりオススメです、このツアー。海と山の自然を体感できるニューカレドニア、早くもはまってきてます。


ニューカレドニアへ出発

2010-07-06 | プライベート
ニューカレドニアには、直行便を運航する「エアカラン」を利用し約8時間半のフライトで到着。ヌメア・トントゥータ国際空港到着早々天気は今ひとつ・・・。
ニューカレドニアは南の島独特ののんびりとした感じ、またフランス領ということもあり町中はどこかしらオシャレな感じが漂っています。現地の通貨は「パシフィックフラン」。お札も鮮やかだ。


まずは、ニューカレドニアの中心都市であるヌメア市内を散策。ここは、ヌメア市街地の中央に位置するココティエ広場。

FOLの丘からは、ヌメア市内が一望できます。うん、いい景色!


ビーチ沿いの道にあるベンチにて。夕暮れ時にはこんな素敵な景色も!!