大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

高円宮杯 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会

2009-10-12 | GSA (スポーツと環境)
18歳以下日本一決定戦の「高円宮杯 第20回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会」決勝戦が埼玉スタジアムで行われました。

決勝戦のカードは、横浜 F・マリノスユース VS ジュビロ磐田ユース。
マリノスの怒涛の攻撃で終わってみれば7-1恐るべし・・・マリノスユース

スタジアムの電光掲示板には、いつものように「エコフラッグ」のアナウンス


<エコプレーを呼びかけるメッセージ>

エコフラッグは、国連環境計画も認定した「エコプレー」のシンボルフラッグです。
私たちは、サッカーファンやサポーターの皆さんに「フェアプレー」と「エコプレー」の実践を呼びかけています。ルールを守り、フェアな行動を心がけるだけでなく、毎日の生活の中でも豊かな自然を守り省エネ・省資源を実践しましょう。


通路にもフラッグを発見
日本サッカー協会(JFA)では、来場者に向けてエコプレーの実践、そして公共交通機関の利用やゴミの分別についても呼びかけています。

今年のサッカー天皇杯・・・

2009-10-11 | GSA (スポーツと環境)
今年の天皇杯は波乱が起きているようです・・・

東海大は残念ながら敗退。一家をあげて応援している「愛媛FC」も敗退。愛媛FCは、シーズンマッチが調子悪くても天皇杯に強く、J1チームを負かしたりしてるんだけれど・・・残念。同じ山の浦和レッズが負けたことで昨年よりも上位に進出してくれることを期待していたんだけどなぁ~~~

こちらは天皇杯長崎会場(@諌早陸上競技場)の様子。エコフラッグがあります
長崎県サッカー協会は、「エコフラッグ・ムーブメント」を推進しています。

楽天ジャパン・オープン・テニス

2009-10-11 | GSA (スポーツと環境)
今年から冠スポンサーが楽天に替わり、装いを新たにスタートしたジャパン・オープン・テニス。会場は、これまでと同様、東京・有明テニスの森公園で開催されました。

会場には今季、日本テニス協会(JTA)のスポーツ環境委員会が作成した松岡修造さんの写真の入った環境ポスターがいたるところに貼ってあるのを目にします。

コロシアムには、「エコフラッグ」と「JTA環境バナー(温暖化が進む 敵は、前だけでなく、空にもいる)」が張られています。そうなんです、JTAは「エコフラッグ・ムーブメント」の推進に協力しており、様々な主催の大会ではこの2つのバナーが会場に張られています。


今年の大会は、フランスのツォンガ選手が優勝したようです。




観客を惹き付けるおもろいプレーをしてくれました

また、有明に行った日、外のコートでは前週の韓国の大会で優勝した伊達さんのダブルスの試合がやってました。韓国の試合を終えすぐに東京で試合。その翌週には大阪での大会が予定されているなんてほんとにハードですよね・・・。ちなみに今大会、伊達さんダブルス準優勝


今年は、外のコートに仮設スタンドが設置されていました。


会場にはゴミの分別Boxがあります。
自宅から持ってきたものは持ち帰り、会場で出たゴミはしっかり分別を

写真で振り返るコペンハーゲン・・・ (その5)

2009-10-05 | プライベート
コペンハーゲンの町並みはこんな感じ。道路には自転車専用のレーンが設けられています。
新しいめの建物は一風変わった設計のものもちらほらと・・・。



『みにくいあひるの子』、『人魚姫』、『はだかの王様』などで有名なデンマークの童話作家アンデルセンの家もあったりします。


首都大の桝本先生と。


岩の上でたたずむ方はどなたでしょう?

答えは、人間になりたい・・・人魚姫でした。


帰りのフライトの時間までお城巡りもしてきました
まずは世界遺産のクロンボー城。


そしてこちらはデンマークで最も美しい城とも言われているフレデリクスボー城。



慌しく観光を終え空港に、一路羽田に向けて出発。
帰りのフライトは都知事も一緒。離陸後しばらくしたらサプライズで都知事が通路を回られました。目にはうっすら涙が・・・。


羽田空港には出発のときと同様に多くの報道陣が待ち構えていました。


2020年の招致に向けてまだコンセンサスは取れていませんが、今回の招致で何を学んだのか、まず2016年のレガシーとして何を残したのか、そして何を残すべきかを落ち着いたら整理したいと思っています。

写真で振り返るコペンハーゲン・・・ (その4)

2009-10-05 | JOA (オリンピック関連)
残念会が行われました。会場には都知事やIOCの猪谷さん、岡野さんも参加。


こちらは日の丸アフロ、東京応援団


今回南米発のオリンピックとしてリオデジャネイロになったわけだけれど、この流れ続くのかな!?
これまでやっていない所でという流れがあるならば、2020年にアフリカ大陸?、また、アジア内でも競合都市が出てくることも十分あるでしょう。そうなれば、東京なりどこか日本の都市に巡ってくるのは当分先か・・・???

なら、可能性として、開催都市が天変地異なんかあって開催が厳しくなってしまった時にいつでもやれる準備が出来そうな日本ということで声がかかるか、はたまたオリンピック大会招致にどこも引き受けてがないときに日本でやるか、そんな感じなのかな。

オリンピック大会を開くこと、それはスポーツを通じて「オリンピズム」、「オリンピック・ムーブメント」を広げる有効な手段なのだけれど、招致については正直、計画云々じゃなくIOCの意向をどう掴むか、そのロビー活動が重要なんだなってことを認識しました・・・。でもでも、招致ファイルには東京が選ばれなくても「やる!」と言われているところは招致活動を通じて残したレガシー(遺産)としてやっていく必要はあるでしょう。このことについてはアカデミック部門であるJOAがチェック、そして追っていく必要があるでしょう。

最後に日本オリンピック・アカデミー(JOA)のメンバーと、そして森末さん、松木さんと写真撮影。


写真で振り返るコペンハーゲン・・・ (その3)

2009-10-05 | JOA (オリンピック関連)
いよいよ2016年のオリンピック大会開催都市を決める投票が近づく・・・。
市庁舎前では、子ども達による様々なスポーツの発表会と音楽のライブで盛り上がりをみせる。
しかし、どこかしら緊張感も漂う雰囲気だ。会場にはピカチュウ隊の姿も




ステージ上には各国の代表の子どもたちが一緒にステージに上がって、国旗を一生懸命に振りながら応援に参加していました。子ども達のノリはやはりラテン系のブラジル、スペインの子ども達の勢いたるや・・・(笑)。だけれど日本の子ども達も負けてはいません。それは、他の国の子ども達はおそろいのTシャツ。しかし、日本の子ども達は色とりどりの着物や浴衣、紋付袴、ハッピ姿で登場。とっても華やかで舞台に華を添えていましたよ。



いよいよ運命の投票・・・
現地メデイアの下馬評では、「シカゴが1番、リオが2番、東京とマドリッドはどちらがどうとも言えない」ってな感じで報じられているよう。まぁ、「東京は落ちる」という前評判がもっぱらだったそうだ。
しかし、結果的にはシカゴが最初に落選大統領まで来たのにアメリカも辛い立場だ・・・。最終投票のプレゼンに「国家元首が来るってのは招致には関係ない!」とこれまでのブレア、プーチンの流れをIOCは断ち切った形に。

それにしても投票が淡々と行われていて、1回戦はシカゴが落ちたから東京2次へと盛り上がったていたら数分後には東京落選と・・・。正直、余韻には浸れませんでした。

最終投票に残ったリオとマドリッドの結果のみしばらくしてからの発表になりました。会場はリオ&マドリのサポーター達の応援でさらに熱気を帯びてきます。マドリサポーターからは、「マドリッドは今回の招致で3回目。そしてようやく決戦まできたんだ。だから東京も2020年招致にまた手を挙げるべき!」とエールが送られました。現地の様子が映し出されていたけれどリオデジャネイロのコパカバーナビーチはものすごい人でごった返している。日本は時差で夜中だけれど、時差がなくてもここまで人が集まるかな・・・!?


リオデジャネイロに決定。会場はお祭り騒ぎ、ライブ会場と化す・・・


写真で振り返るコペンハーゲン・・・ (その2)

2009-10-05 | JOA (オリンピック関連)
パラパラと雨が振ったり止んだりのコペン市内。
市庁舎前にはパブリックビューイングが設置されていました。
僕はこちらで各候補地の応援の盛り上がりを調査です。
子ども達のスポーツ体験コーナーもありました。


国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長。

我が日本オリンピック・アカデミー(JOA)会長の猪谷さんの挨拶。

鳩山首相のプレゼンでは先日の国連での環境問題に関する演説に絡んでIOC総会でも環境論を展開。IOCはオリンピズムの3本柱を「スポーツ」、「文化」、「環境」としている。東京招致のプレゼンではかなり「環境」の部分をアピールしていたのは招致の段階からも周知の通り。しかしIOCから会合のたびに「理念はあるけど環境会議じゃない!」と指摘される始末。IOCは「環境!」と言っておきながら「環境」は関係ないんかい!?と感じたけど、いろいろ関係者に聞いてみるとそうでもなさそうだ。


北京オリンピックのときは「人権問題」が多くニュースに取り上げられIOCもずいぶん叩かれたのは記憶に新しい。確かに「人権問題」も避けては通れない問題だけれどIOCの直接の問題ではないからクレームは言われたくないというのが本音のようだ。ようはIOCは国連ではなく「スポーツ団体」なんだということ。


会場には間寛平さんの姿も!只今3年で世界一周するという仰天マラソン『アースマラソン』に挑戦中。
陸はマラソン、海はヨットで世界一周するという・・・


プレゼン終わり、しばし休憩

シカゴの招致メンバーとパチリ。
スポーツは人と人を繋ぐ、これぞ東京招致のスローガンにあった「Uniting Our Worlds(世界を結ぶ)」なんだな。

写真で振り返るコペンハーゲン・・・ (その1)

2009-10-05 | JOA (オリンピック関連)
羽田の国際線ターミナルからコペンハーゲンへ直行便が飛ぶことに。夜の23時に出発なので普段どおり仕事をやってからその足で空港へ行くことができました。羽田発というのも非常に楽チン。それにしても空港には報道陣がたくさん待機していました。

↓ こちらは必勝を祈願してだるまの目入れ式が終わった時の写真。
あっ、だるまの目から墨が垂れてる・・・。まるで泣いているよう。
うれし涙かはたまた残念涙か・・・。どうも嫌な予感が(汗)。

22時過ぎバスに乗り飛行機の場所まで移動。タラップにも報道陣が!
一同に見送られ、いざコペンハーゲンに向けて出発

機内食の時間、まずは軽食に当機限定メニューで「キットカット」と「カツサンド」。
「キットカット」と「カツサンド」・・・。そう、2016年の招致ができるよう「きっと」「勝つ!」(笑)

飛行機のTVモニターで東京招致のVTRを見ることができたけれど「こりゃ日本の観光ビデオ?」と思ってしまった・・・。国際線で日本に到着する間際に流れる日本の紹介VTRのような印象あり。オリンピックは?

さておき順調に航路を進んで早出発から8時間半が経過。Wake upドリンクと朝食が運ばれる。朝食の内容も今回限定メニュー

いろんな物が少しずつ入ったプレート。4都市を連想させる食事だそう。シカゴ:サイコロステーキ、マドリッド:パエリア、リオデジャネイロ:ポンデケージョ(パン)、東京:十勝ヨーグルト。今回の食事だけど今まで食べた機内食の中でぶっちぎりでウマかった・・・

飛行時間は10時間50分。オバマ大統領がこの後エアフォースワンで乗り込んでくる予定で、セキュリティが非常に厳しくなるという裏事情から急いだANA予定よりも若干早く到着することができたよう。
Good Job



2016年 オリンピック・パラリンピック開催都市決定レースを終えて

2009-10-05 | JOA (オリンピック関連)
無事に帰国しました。
結果はTV、新聞でご存じの通りリオデジャネイロ
現場はというと、結局はリオありきの投票だったように思います。

オリンピックの理念(オリンピズム)を広げるという意味では今回の結果は大変良かったのかもしれません。ただし2014年のサッカーW杯、そして2016年に五輪というメガイベントを向かい入れることはスポーツ普及の点からは最高のモチベーションで開催を迎えると思いますが、財政的な体力はやはり懸念事項の一つに挙げられます。経済的な破綻をきたす可能性が高いのではとみられています。確かにインフラの面ではもっと安心できる都市が他にもありますからね・・・。ゆえに今回IOCは賭けに出たと考えています。

さて、シカゴはオバマ大統領をもってしても落選。
当初は、2014年のロンドンでブレア首相、16年のソチでプーチン大統領ら国家元首を擁して招致を勝ち取った経緯もあり、シカゴは最有力候補でありました。どうもIOCはこの流れを嫌ったようですね。

マドリッドはよもやの展開でした。サマランチ元IOC会長が引退して8年ほど経過していますがやはり影響力がありました。だてに21年間務めあげてないですね。当初、招致ファイルのサマリーでは最も低い都市だったのですが・・・。正直、決勝まで残るとは思いませんでした。

東京の計画は他の都市と比べても群を抜いてよいと思うのですが、それをアピールする力不足なのでしょうか。投票2回戦ではマイナス2票です。政治・外交の弱さが露呈した結果でした。


以上簡単な雑感でした。これから新聞のクリッピングと日本でのTV放送を確認しようと思います。現地での様子は、合間をみてUpしようと思います。

東京招致に携わった皆さんお疲れさまでした。
今後、十分議論して2020年の招致レースに立候補してもらいたいものです。

これからコペンハーゲンに行ってきます!

2009-10-01 | JOA (オリンピック関連)
そうなんです、デンマークのコペンハーゲンに行ってきます!
今夜、羽田から直行便のチャーター機が飛ぶのです。
一体何でコペンハーゲンへ・・・!?

実は、国際オリンピック委員会(IOC)の理事会があり、2016年の「夏季オリンピック・パラリンピック大会」の開催都市が決定します。そんな歴史的な瞬間に立ち会えるなんて何てラッキーなんだろう・・・
以前ブログで4都市のアピールポイントと計画の強み、弱点を書きました。 

日本時間では3日に日にちが変わった深夜に結果が分かるはずです。きっと3日の朝のニュースで取り上げられるのではないでしょうか。

明日、4都市の最後のプレゼンがあり休憩を挟んで投票に入ります。
IOC委員は現在106人。そのうちジャック・ロゲ会長と立候補都市を抱える国のIOC委員7人(アメリカ2人、スペイン1人、ブラジル2人、日本2人)は最初の投票に参加せず。資格停止中の委員が1人いるため、97人で最初の投票が行われ、過半数を獲得した時点で決定。過半数に届かない場合は、票数の少ないところから落選です。ということで、各投票でふるい落とされた都市のIOC委員は次から投票に加わることができる仕組みになっています。

東京は、投票の1回戦をパスできればかなり状況も好転するであろうと言われています。委員の内訳は、ヨーロッパ47、アフリカ16、アジア22、オセアニア4、アメリカ18。東京はアジア票を固めることはできたのでしょうか?

とにかく、東京はかなり厳しい状況であることは間違いありません。実施計画は素晴らしのですが、IOCの評価委員による報告書ではいまいちパッとしない結果でした。

IOCは、南米初となるリオデジャネイロを押している雰囲気。当初は、2014年に開催されるサッカーのワールドカップの2年後にオリンピックをやる経済的な体力はなかろうと言われていたのですが、このところむしろスポーツの普及には、ワールドカップを終えた勢いのままオリンピックも!というように風向きが変わり有力候補に挙がっています。なので1回戦はクリアするのではないでしょうか。

ではマドリッド。報告書では最も評価の低く、2012年にロンドンでオリンピックが開催された後、続いてヨーロッパは考えにくい。しかし、前IOC会長のサマランチさんはスペイン人。高齢で最後に錦を飾る的な勢い。その彼のおかげでIOC委員になれた人も多いという。同情票はあるのか・・・。

シカゴは、数日前までオバマ大統領は総会に参加せずと言われていて「これはシカゴの招致委員は弱腰か?」、東京にチャンス到来だと思っていましたが、さすがサプライズ好きの国アメリカ、やはり大統領乗り込んでくるようです。2014年の冬のオリンピックがロシア・ソチに決定した際は、プーチン大統領が乗り込み本命の韓国・ピョンチャンを破った時を連想。強敵出現・・・。

シナリオでは、1回戦では勢いのあるリオ、そして同情票としてマドリッドを残すんじゃないですかね。となると、1回戦は東京とシカゴの一騎打ち??

1回戦にこの強敵を退けることができたら、2回戦では本来最初に落選してもおかしくはないマドリッド。そして最後に東京とリオの一騎打ち。

でも1回戦をパスするのが大変な状況デス
でもまあ、おそらく東京は厳しいとは思うけれど、ダメだ・・・と言われている中、万が一にもこの状況をひっくり返す一発逆転があるとするならばいったいどのような要因で逆転できたのか?を楽しみにしようと思います。いったい、2016年のオリンピック開催都市は何処に!?

それでは雰囲気を楽しんできます。さてと、そろそろ羽田に向かおう。
では、続きをお楽しみに