「オリンピック」と各競技の「世界選手権大会」は異なります。
「オリンピック」と言うといったい何をイメージするだろう?
おそらく多くの人が4年に一度開催される、夏と冬の競技大会を連想するのではないかと思います。
フランス人のピエール・ド・クーベルタンが古代に行われていたスポーツの祭典を近代オリンピックとして現代に復興させました。そこには、「オリンピズム」という教育(スポーツを通じた人間形成)・平和(古代オリンピックでは競技の前後争いごとを禁じた)を希求する思想に基づいたスポーツを実践することで、青少年達を教育し、それによって平和でよりよい世界を構築することへ寄与することを目的に「オリンピック・ムーブメント」が展開されています。
多くの人が連想する「4年に一度の競技会」。実は、このオリンピックゲームの定期的開催は、あくまでもムーブメントの一つに過ぎないのです。では、国際オリンピック委員会(IOC)のミッションと役割を書き出してみると・・・
1、 スポーツ倫理の普及、フェアプレー精神の保持と反暴力努力
2、 スポーツ、スポーツ競技、組織の推進
3、 オリンピック競技大会の定期的開催
4、 人間性の保持と平和推進活動への参画
5、 オリンピック運動の連帯と独立性
6、 オリンピック運動に反するいかなる差別にも反対
7、 女性スポーツ振興(男女平等)
8、 アンチ・ドーピング
9、 競技者の健康保持
10、 反政治・反商業主義
11、 スポーツ競技者の将来の保証
12、 スポーツ・フォア・オール(スポーツ権)
13、 環境問題対策とサステイナブル・ディベロップメント
14、 オリンピック競技大会のレガシー継承
15、 スポーツと文化および教育の連携支援
16、 オリンピックアカデミーとオリンピック教育機関の支援
というように、IOCは、オリンピズムの3本柱(スポーツ・文化・環境)に基づいて、オリンピック・ムーブメントを展開。上記の16項目にもおよぶ役割を担っているのです。
先日、バンクーバー五輪の日本代表選手団結団式と壮行会に行ってきたわけですが、是非とも選手達には日頃の努力の成果が十分に発揮できるよう、そして私達にスポーツを通じて感動や希望を与えて欲しいと強く思った次第です。それだけでなく、オリンピックの考え方や活動を世界の人々に知ってもらい、大きく広げていく運動「オリンピック・ムーブメント」の先導者として、世界各国、地域の選手団や開催地の人々との友好と親善に努めて欲しいですね。もちろん、オリンピックが終わった後でも先頭に立って「オリンピック・ムーブメント」を推進、スポーツの素晴らしさをを伝えていって欲しいです。
そう、「オリンピック」は各競技の「世界選手権大会」とは異なるのです!
「オリンピック」と言うといったい何をイメージするだろう?
おそらく多くの人が4年に一度開催される、夏と冬の競技大会を連想するのではないかと思います。
フランス人のピエール・ド・クーベルタンが古代に行われていたスポーツの祭典を近代オリンピックとして現代に復興させました。そこには、「オリンピズム」という教育(スポーツを通じた人間形成)・平和(古代オリンピックでは競技の前後争いごとを禁じた)を希求する思想に基づいたスポーツを実践することで、青少年達を教育し、それによって平和でよりよい世界を構築することへ寄与することを目的に「オリンピック・ムーブメント」が展開されています。
多くの人が連想する「4年に一度の競技会」。実は、このオリンピックゲームの定期的開催は、あくまでもムーブメントの一つに過ぎないのです。では、国際オリンピック委員会(IOC)のミッションと役割を書き出してみると・・・
1、 スポーツ倫理の普及、フェアプレー精神の保持と反暴力努力
2、 スポーツ、スポーツ競技、組織の推進
3、 オリンピック競技大会の定期的開催
4、 人間性の保持と平和推進活動への参画
5、 オリンピック運動の連帯と独立性
6、 オリンピック運動に反するいかなる差別にも反対
7、 女性スポーツ振興(男女平等)
8、 アンチ・ドーピング
9、 競技者の健康保持
10、 反政治・反商業主義
11、 スポーツ競技者の将来の保証
12、 スポーツ・フォア・オール(スポーツ権)
13、 環境問題対策とサステイナブル・ディベロップメント
14、 オリンピック競技大会のレガシー継承
15、 スポーツと文化および教育の連携支援
16、 オリンピックアカデミーとオリンピック教育機関の支援
というように、IOCは、オリンピズムの3本柱(スポーツ・文化・環境)に基づいて、オリンピック・ムーブメントを展開。上記の16項目にもおよぶ役割を担っているのです。
先日、バンクーバー五輪の日本代表選手団結団式と壮行会に行ってきたわけですが、是非とも選手達には日頃の努力の成果が十分に発揮できるよう、そして私達にスポーツを通じて感動や希望を与えて欲しいと強く思った次第です。それだけでなく、オリンピックの考え方や活動を世界の人々に知ってもらい、大きく広げていく運動「オリンピック・ムーブメント」の先導者として、世界各国、地域の選手団や開催地の人々との友好と親善に努めて欲しいですね。もちろん、オリンピックが終わった後でも先頭に立って「オリンピック・ムーブメント」を推進、スポーツの素晴らしさをを伝えていって欲しいです。
そう、「オリンピック」は各競技の「世界選手権大会」とは異なるのです!