大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

出前授業

2009-06-20 | 大学
今日は同期の先生からの依頼を受けて、玉川大学へ出前授業に行ってきました!
想像以上に広い敷地に驚き!!緑に囲まれた素敵なキャンパスでした。

「スポーツと地球環境問題」についてレクチャー。

スポーツ好きの皆さん、スポーツの場面の「フェアプレー」はもちろん、日常生活でも「フェアプレー」を、そして地球の健康にも気の使える「エコプレーヤー」を目指して、まずは「なにかできることひとつ」から・・・

北先生、学生の皆さんありがとう。

IOCの理事会スタート(追加競技採用について/2016年夏季五輪) @スイス・ローザンヌ

2009-06-18 | JOA (オリンピック関連)
国際オリンピック委員会(IOC)の本部があるスイス・ローザンヌでIOCの理事会が開かれています。今回の争点は、① 追加の競技採用について、② 2016年夏季五輪開催都市について。

① 追加の競技採用について・・・
 2016年夏季五輪で追加採用の候補7競技の関係者からプレゼンテーションあり。候補はゴルフ、7人制ラグビー、空手、スカッシュ、ローラースケートと12年ロンドン五輪の実施競技から外れた野球とソフトボール。なんでも、ゴルフと7人制ラグビーが有望なんだそうだ。正式決定は10月の総会だけれど、IOCのロゲ会長は8月の理事会で2競技に絞り込んで、理事会が推薦した2競技が10月9日の総会(@コペンハーゲン)で投票にかけられるという流れになるとのこと。

はたして野球、ソフトの復活はあるのか・・・?野球に関しては、ロンドン五輪で外された原因を米大リーグ機構(MLB)が選手を五輪大会に派遣させなかったことだとも言われています。今回、国際野球連盟(IBAF)のプレゼンにはMLBの責任者も同行。IOCにどう説得したのか興味のあるところ。

一体全体どの競技が加わることになるのでしょうか!?


② 2016年夏季五輪開催都市について
 2016年夏季五輪招致の候補4都市、シカゴ(米)、東京、リオデジャネイロ(ブラジル)、マドリード(スペイン)によるプレゼンテーションあり。2006年に訪れたことのあるオリンピック・ミュージアムで行われています。

先日、IOCの評価委員が誘致候補の4都市を視察されたのは記憶に新しいところ。今回の理事会には投票権を持つIOC委員も出席、そこで4都市が直接アピールするのです。ロビー活動もさかんに行われていることでしょう。

「東京」について、ニュースでは大変良い出来栄えだったと報道されていましたが、ひとつ気になるジンクスがあるんです。それは、これまで前評判「1位」の所は選ばれていないというもの・・・果たしてどうなることか。

GSAの会員総会

2009-06-17 | GSA (スポーツと環境)
第10回の会員総会が開催されました。今年でGSAは設立10周年!
僕は2003年から関わっていますので、設立からこれまでほぼ半分の月日を一緒しているんですねぇ・・・早いものだ。。。

理事長の三浦雄一郎さんも出席。三浦さんは2月にスキー場でコース外に転落し骨折されたもののリハビリに励み当初の診断よりも早くに復帰(驚)。凄い、凄すぎる・・・

昨年は75歳でエベレストに再登頂されてますし、ホント、スーパーアスリートだ!!
80歳になったらまた登りに行くとおっしゃっていたし・・・毎日トレーニングに励んでいるそう。

総会&懇親会にはGSAナビゲーターの方々もチラホラ。
写真は、インラインスケート世界チャンピオンの安床栄人・武士兄弟とGSA宮崎の細山田さん(宮崎県ノルディックウォーキング協会)とパチリ。

アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど各国で開催されているワールドプロツアーで活躍されている安床兄弟は、今後アスリートの対場でどんなことができるのかを模索されており、懇親会に参加された他のナビゲーターや会員の方々と意見交換をされていました。エコなスポーツ「インラインスケート」では、伝えられるメッセージ多そうですね!

スポーツを愛する仲間たちの集う「GSA」。理事長がおっしゃっていましたが、「われわれ人間が『地球環境を守る!』というのはおこがましく、せめて地球の健康のためにささやかな一手をスポーツを通しながら行っていこう」というメッセージが頭に残りました・・・

日本テニス協会(JTA)環境委員会に出席

2009-06-10 | GSA (スポーツと環境)
新しいBabolatのグッズを手にいれウキウキの今日この頃。モデルチェンジした新しいラケットはもの凄く使いやすし!しかし、肘の調子は相変わらず・・・早く完治させたいところだ(涙)。

さてさて、今日は、環境委員会に出席のためJTAのオフィスが入っている岸記念体育会館に行ってきました。平成21年度、第1回目の会議です。

今年度の委員会活動の取り組みと、新たな委員の方も加わったので自己紹介がされました。委員の方は様々な業種に関わっていらっしゃるので意見交換が非常に興味深いのです。毎回この会議を楽しみにしています。

さてさて、昨年度、JTAはグローバル・スポーツ・アライアンス(GSA)とオフィシャルパートナーシップを締結しました。これまで以上にテニスボールとラケットのリユース活動に積極的に協力していただいています。僕からは、昨年度のリユース活動の報告及び、今年度の協力体制について話をしてきました。

また、JTAの新たな試みとして松岡修造委員(ちなみにGSAの理事でもあります)から提案された、特にジュニアのプレーヤーに向けた地球環境問題への関心を促すメッセージを作ろうというもの。

これから試行錯誤でメッセージが作られていきます。
環境委員会ということでメッセージに地球環境問題ネタは必須なのかもしれませんが、そこは広義に捉え「マナー、ルール」を守ることを全面に、それが地球環境の保全にも繋がるんだというスタンスでいきたいものです。

この「ルール(メッセージ)」の張り出しプロジェクトは、ジュニア、コーチ/指導者、テニス愛好家に向けて、共通の価値観の形成に寄与することができる実に興味深い実践例になると思います。会議でキーワードとなった、「心の環境」、「自分の良心に問いかける」を元に、主にジュニアに向けた分かりやすいコトバで、しかし、会場を訪れた大人(親やコーチ/指導者)もハッと考えさせられてしまう、そんなメッセージが完成するといいですね!

ジュニアへの教育活動の一環として、募集要綱、大会パンフ、会場、ロッカールームなど絶えず目にする機会があるとサイコ~です!!

元来スポーツには、「スポーツマンシップ」という倫理観がありますが、その啓発活動の一環として、ただスポーツ場面の「フェアプレー」を問うだけでなく、日常生活においても「フェアプレー」はもちろん、地球環境にも配慮した行動「エコプレー」の実践を促すメッセージが発信できればいいすね。

地球環境問題に関して、その変化を我が事として捉えることができるスポーツ愛好家が環境に配慮した行動を実践すれば、スポーツは環境問題を解決する一翼を担う役割モデルになると信じています!!!


<PS>
JTA環境委員会はこんなことをしていますというのは、過去の日記をチェックしてみて!!!! 
 →こちら

テニスという種目は、ラケット、ボール、コートなど、どう転んでも環境に負荷をかけてしまいがちなスポーツ。そこにはテニス界全体で取り組んでいかなくてはならない由々しき問題が潜んでいるのです・・・