下柳に翻弄され完封負け、対阪神は２勝１敗・・・内海、またもＫＯ。

内海、勝てない…失策から失点も「全部僕が悪い」 ― スポーツ報知

◆阪神６―０巨人（４日・甲子園） 　

　巨人の、阪神戦の連勝が１１で止まった。開幕から白星をつかめない内海が、またつかまった。３回に味方のエラーもあって２点を失うと、５回には２死走者なしから３連打を許し、５失点でＫＯされた。悩める左腕は、６試合目の登板でも原監督の期待に応えられなかった。打線も４回１死一、三塁、５回２死満塁を生かせず、阪神の４投手の前に今季４度目の完封負けで、連勝は３でストップした。５日からは横浜、中日と６連戦。本拠・東京Ｄで仕切り直しだ。

　勝負をかけたクロスファイアーが非情の打球へと変わった。内海はたまらず天を仰いだ。鈍い音を残した５番・新井の一打は、遊撃手のグラブをかすめて天然芝に弾んだ。「打ち取った当たり？　それも実力です」５回、阪神クリーンアップに許した３連打。原監督がベンチを出た瞬間、今季初勝利の可能性はまた、消滅した。

内海５失点ＫＯで２軍降格「僕が悪い」― 日刊スポーツ(gooニュース)




【５／３の試合結果】

巨人、６８年ぶり阪神戦１１連勝！ゴンザレス、投打走で魅せた移籍初勝利 ― スポーツ報知

◆阪神０―４巨人（３日・甲子園）　

　巨人が６８年ぶりとなる歴史的白星を完封劇で飾った。ヤクルトから移籍のゴンザレスが初登板で先発し、７回４安打無失点の好投を披露。３０歳右腕は初勝利で、日本通算１９勝目を手にした。
阪神戦の連勝は、１９４０～４１年にかけてマークした同カード最長の「１１」に伸ばした。打っても坂本が２回の先制打を含む２安打２打点と、打率４割２厘でリーグトップをキープ。５回には小笠原が貴重な２点打を放った。３連勝で貯金を今季最多タイの９とした。


【５／２の試合結果】

坂本２発！９回球児からＶ弾！ ― スポーツ報知

◆阪神５―６巨人（２日・甲子園）　

　巨人は坂本の３打数３安打４打点、２本塁打の活躍で１８年ぶりとなる阪神－巨人デーゲームに勝利。今季の対戦成績を３勝１分とし、昨シーズンからの阪神戦の連勝を１０に伸ばした。

　序盤に先発のグライシンガーが２点を先行されたが、巨人は４回、亀井のタイムリーで１点を返すと、なお２死一、三塁で坂本がカウント２―１と追い込まれながら２号３ラン。この回一挙４点を奪い逆転に成功、５回にも谷の１号ソロで加点した。

楽天、３回に一挙８点。１２安打で１２点を奪い３連勝。

楽天が圧勝！３番「天才」草野．５３３ ― サンケイスポーツ(gooニュース)

(パ・リーグ、楽天１２－２オリックス、３回戦、楽天２勝１敗、１日、Ｋスタ宮城）

５月は打線が主役です！　楽天は１日、草野大輔内野手（３２）の勝ち越し適時打など、１５安打１２点の猛攻でオリックスに圧勝。今季２度目の３連勝でゲーム差を２とし、がっちりと首位の座をキープした。リーグワーストの得点力不足に悩んでいた野村克也監督（７３）も、ようやくひと安心だ。

　新緑の５月の訪れを聞いて、楽天打線が目覚めた。１点を追う三回に打者１２人を送り込み、７安打８点の大爆発。その後も攻撃の手を緩めず、１５安打で今季初の２けた得点となる１２点で圧勝だ。３連勝で、貯金も今季最多の「５」。５月も最高のスタートを切った。

　「サイタ、サイタ、白星サイタ。わからない？　サイタ安打だってよ。見事な集中攻撃。よく打ったね」

　野村監督の笑いが止まらない。実際には今季最多は１７安打（２試合）だが、思わず勘違いしてしまうほど打ちまくった。４月はリーグ最少７２得点しか挙げられなかったが、５月は１日でその６分の１をゲット。待ちに待った打線の奮起だ。

　起爆剤となったのは４年目の草野だ。三回、同点に追いついた直後の一死二、三塁で右前に勝ち越しの２点適時打を放つと、その後も安打を重ねて３安打。左投手相手のときはスタメンから外れることも多かったが、見事に３番での起用に応えた。「たまたまだよ。左投手から打ててよかった」とガッツポーズだ。

鼻歌ノムさん♪咲いた最多！１２点大爆勝 ― スポーツニッポン(gooニュース)

小笠原が先制３ラン、原監督の４００勝に花添える。

原監督、祝４００勝！！１番・松本　２番・脇谷起用ズバリ ― スポーツ報知

◆広島４―７巨人（３０日・マツダスタジアム）　

　原監督が通算４００勝を達成した。リードオフマンに今季２度目のスタメンとなる松本を起用し、脇谷との１、２番が的中。１回、小笠原の６号３ランで２８イニングぶりに得点、先制した。ガッツは４安打５打点の大暴れ。先発の福田が粘って２勝目、越智が２軍調整中の守護神クルーンに代わって９回を締め、プロ初セーブを挙げた。連敗を３で止め、今季６試合目で広島に初勝利。４月を貯金７で終え、５月は独走態勢を固めたい。

　この笑顔を待っていた。緊張感から解放された原監督がナインを出迎えた。白い歯がこぼれた。最後を締めた越智がウイニングボールを渡してくれた。「最初は意味が分からなかったよ。越智は自分のことを考えてくれればいいのに」と若武者の粋な計らいに感謝。監督通算４００勝の記念球をポケットへしまった。

　３試合連続完封負けで迎えた一戦。貧打解消の策を、ひと晩考えた。粘り強さと積極性を兼ね備えた松本、脇谷を１、２番に抜てき。これが的中した。初回、２人が初球をヒットすると、小笠原が右翼席中段へ３ラン。前田健の出はなをくじいた。「先頭が出て、つないで、決めるべき人が決める。いい点の取り方」とうなずいた。一度は追いつかれたが、連打で引き離し、継投で逃げ切る。投打がかみ合い昨年からの広島戦の連敗を５で止めた。

小笠原５打点！巨人快勝！ゼロ行進抜けた ― サンケイスポーツ(gooニュース)

巨人歴代６人目！原監督４００勝到達 ― スポーツニッポン(gooニュース)

原監督も「満点」！福田連敗止める粘りの２勝目 ― スポーツ報知

楽天、４月単独首位も、マー君リタイアで前途多難。

マ～困った…ノムさん痛み伴う単独首位 ― スポーツニッポン(gooニュース)


【楽天４－２日本ハム】

　痛みを伴う単独首位にさすがのノムさんも歯切れが悪かった。楽天・田中将大投手（２０）が３０日、右肩の強い張りで出場選手登録を抹消された。１６年ぶりとなる開幕から４戦連続完投勝利の大きな代償。チムは日本ハムを下して、球団創設５年目で初めて単独首位で４月を終えたが、思わぬ大黒柱の離脱。野村克也監督（７３）にとっては何とも頭の痛い状況で５月を迎えることになった。

　鉄腕の代償は大きかった。１６年ぶりとなる開幕から４戦連続完投勝利と引き換えにした右肩の張り。Ｋスタ宮城の試合前練習に参加し、笑顔で引き揚げた田中は「痛いわけではないけど間隔を空けた方がいいということになった。チームに迷惑をかけるし、できるだけ早く復帰したい」と話した。練習ではキャッチボ

ールこそ見合わせたが投球禁止制限もなく、交流戦に向けて岩隈らとフリー打撃に臨むなど笑顔も見せた。人に悲壮感はなくても、チームにとっては大きな痛手だ。

マー君の穴埋めるぞ！長谷部　待望の先発初勝利 ― スポーツニッポン(gooニュース)