小樽運河にほど近い臨港線沿いに建設中の通販大手ベルーナが手掛けるホテルの概要が、先日の新聞に掲載されていた。
小樽グランベルホテル
2025年7月開業予定。
客室数159室
最上階6階に露天風呂付き大浴場、パーテラスを備え、美術館を隣接したデザイナーズホテルになるという。
「小樽グランベルホテル」は、グランベルホテルグループ北海道エリアの施設で8拠点目となる、小樽の文化や歴史との調和を目指したデザイナーズホテルです。
小樽は、歴史のある石積みの倉庫が運河沿いに残り、ガス灯やランプの似合うノスタルジーな街並みが人気の観光地。
また、数多く残存している歴史的建造物が街並みを形成していることから、これらの街並みと調和する新しいデザインを取り入れました。
小樽の水中火山が噴出してできたやわらかい石「小樽軟石」の地層がいくつも「積み重なる」ことをデザインコードに設計。
小樽の水中火山が噴出してできたやわらかい石「小樽軟石」の地層がいくつも「積み重なる」ことをデザインコードに設計。
他にも小樽石やレンガ・雪の「積む」や、伝統工芸品”小樽切子”やフィルターを「重ねる」をコンセプトに、小樽の歴史に新しい小樽グランベルホテルを「積み上げる」存在として運営していきます。
当ホテルは、北海道を代表する景観「小樽運河」や多彩なガラス製品が並ぶ人気ショップ「北一硝子 三号館」など小樽の観光スポットまで歩いてすぐの好立地な施設です。
当ホテルは、北海道を代表する景観「小樽運河」や多彩なガラス製品が並ぶ人気ショップ「北一硝子 三号館」など小樽の観光スポットまで歩いてすぐの好立地な施設です。
雄大な自然とノスタルジックな街が魅力の小樽にて、心癒される至福のひとときをご提供します。
2021年5月に定山渓ビューホテルを、2023年には洞爺サンパレスリゾート&スパとザ・レイクスイート湖の栖を、それぞれカラカミホテル&リゾーツから購入し、ホテル事業へ注力せんと舵を切るベルーナの勢いがすごい。
北海道観光はインバウンドを中心にまだまだ成長の余地があり、と見込んでのことだろう。
色内地区に新たに159室とは、小樽のナイトタイムエコノミーに大きく貢献することは間違いないだろう。
おまけ
※デザイナーズホテルとは
デザイナーズホテル(Designer's Hotel)とは、個性的な建築やインテリアデザインが施されたホテルのことです。
一般的に、著名な建築家やインテリアデザイナーが手掛けたホテルが多く、他のホテルでは味わえない、独自の空間を楽しみたい人に人気です。
ほう、なるほど。