先日借りた図書館の本に、まさに自分のために書かれたような一節があったので自分用メモとして。
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自叙伝的傾聴をしない
「自叙伝的傾聴」とは、相手の話を自分の考えや自分の場合の話に置き換えて自分よりに解釈したり、評価したり、助言したりしてしまうことです。
相手に集中せず、自分の視点から話すタイミングを狙っているだけなのです。
共感して聴いているときは、相手の考え、感情、動機を自分のストーリーに沿って勝手に解釈するのではなく、相手の頭と心の中にある現実そのものに対応します。
理解するつもりで聴くのです。
どう返答しようか、どう納得させようか、と聞くのではなく、一旦自分のエゴは引っ込めて、相手を本当に理解するつもりで聴いているかどうか、改めて振り返ってください。
意外なほど、常に、だれかを説得しよう、納得してもらおうと話をしていることに気づくかもしれません。
これまでに、あなたの話を聴いてくれて、あなたが心から安心して信頼することができた経験は、きっとあるでしょう。
あなたを心から理解しようとして、あなたを尊重して話を聴いてくれた人はいましたか?
そのときのことを思い出してください。
どのような気持ちでしたか?
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人の話を聴くときの心構えとして、いつでも見返せるようここに記す。