小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

都議会のセクハラヤジ問題

2014-06-23 19:39:52 | インポート
知らぬ存ぜぬでは収まらないとやっと判断したのでしょう。
自分がヤジを飛ばした張本人だとついに名乗り出た鈴木都議ですが、遅きに失したと言わざるを得ません。
ヤジの主がいずれ特定されることは最初から分かっていたことです。



ずばりこの発言は嘘だったということです。
政治家にとって嘘は致命的で、党本部の石破幹事長が突き放した以上、自民党会派離脱は致しかたありません。

議員辞職は否定したとのことですが、本人の立場からするとやむを得ないことでしょう。昨年6月の選挙からまだ1年、任期満了の平成29年7月まではあと3年もあります。
都議会議員の歳費は年額約1660万円。それとは別に支給される月額60万円の政務活動費と会議1回当たりの費用弁償1万円を合わせると、年収は2400万円を超えるといいます。選挙から1年が経過し、選挙費用をやっとこれから回収しようとする矢先でしょうから、それがなくなるのはあまりに痛い、心情を察するに余りあります。個人的には議員辞職まではかわいそうすぎだと考えます。


一方、「うちの会派だと証拠があるのか」と当初逆切れしていた幹事長の責任は重大だと思うのは自分だけでしょうか。
放っておけば、これだけ話が大きくなってしかるべき事案であることは、民意に敏感たるべき政治家であれば当初のうちに想定できなければいけないはず。すぐに謝罪し火消しをしていれば、ここまでの大火事にはならなかったでしょう。先日も書きましたが危機管理能力なさすぎの幹事長、会派をまとめ、しきるだけの実力がないことは明らかです。

「自分が早く結婚したほうがいいんじゃないのか」×
「みんな(の党)が結婚したほうがいいんじゃないのか」○
ここにきて、一部報道が間違っていたとの情報や、「産めないのか」に至っては、そもそも捏造ではないかとの疑惑まであるようですが、いずれにしても、ネットやSNSによって、たった一言の不規則発言がここまで大きくなる時代だということをしっかりと認識し、他山の石としたいところです。