酒飲みのご託

普段は言えない話だけれど、
酔った勢いで話しちゃうよ~!
でも、「心神耗弱状態」ですから!

玉子の燻製

2009年04月23日 07時27分08秒 | キャンプとその周辺

 12日(日)に「オートキャンプショー」へ行ったとき、
 スモークウッドを販売していたメーカーのブースで、
 こんな質問をしました。

 「ゆで卵の燻製を作るんだけど、色づきが悪い。」
 「風乾しても、あとからあとから水分がにじみ出てきて、
 やりすぎると、『ゴム』のようになってしまう。」
 「何か良い方法は、ないだろうか?」

 相手をしてくれたおばちゃんがいうには、
 「あなた、ゆで卵は燻製の中では、難しい方の部類なのよ。」
 「何時間もやってると、ゴムのように硬くなっちゃうから、
 煙をいっぱい焚いて、30分から1時間くらいで仕上げるのかコツ。」

 「なるほどなぁ…。」と思いながら、家へ帰ってきましたが、
 更に疑問がわいてきます。
 「風乾は、どうするんだろう?」
 「玉子の表面が乾いてないと、『酢』が出来るし、
 乾燥させすぎると、硬くなってしまう…。」

 そこで今度は、メーカーにメールで問い合わせてみました。
 すると…。
 「風乾はいりません。」
 「ゆで卵の水分を拭き取りスモーカーに並べて、
 60℃~70℃で、30分ほど熱乾をします。」
 「このときは、通気口は全開。」
 「次に、通気口をとじて、
 チップを多めにして、
 1時間ほどスモーク。」
 との返信。

 「へぇ…。」とは思いながらも、
 「自分は、黄身を半熟に仕上げたい。」
 「その温度だと、黄身が固まってしまうのではないか?」
 と、再度メールを送ると、

 「スモーカー内の温度を高くしないと、
 水分が飛ばないし、色づきも悪くなります。」
 「半熟は、難しいかもしれません。」
 との返事が返ってきました。

 やってみました。

 まずは、買ってきた玉子の丸い方に、
 画鋲で穴を空け、

 (ピンぼけだけど、中心付近の小さな点、判ります?)
 熱湯に入れて、待つこと6分。
 いつもは茹で時間7分なので、1分短くしました。

 茹でて直ぐ、一旦はめんつゆに漬けたんだけど、

 「色づきが判らなくなっちゃう!」
 と思い直し、3時間くらいで取り出したんだけど、
 スモーカーに並べたときには、
 ほんのりと茶色がかっています。


 60℃で熱乾する事、30分。
 その後、チップを入れてスモークすること1時間半。

 チップで煙を大量に出し、
 60℃~70℃をキープするって…。
 ムリです。
 チップを燻すのに下から火を焚くから、
 どうしても温度が上がっちゃう。
 一時は100℃近くにまで上がってました。

 結果は上々。
 写真、撮り忘れましたが、
 そこそこに、色づいてます。

 そして、断面がこちら。

 なんと、黄身が固まっていません。
 不思議…。

 でも、スモーク時間が長いのか、
 周囲はちょっとゴムっぽい…。

 次回は、ウッドで挑戦です。



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