12日(日)に「オートキャンプショー」へ行ったとき、
スモークウッドを販売していたメーカーのブースで、
こんな質問をしました。
「ゆで卵の燻製を作るんだけど、色づきが悪い。」
「風乾しても、あとからあとから水分がにじみ出てきて、
やりすぎると、『ゴム』のようになってしまう。」
「何か良い方法は、ないだろうか?」
相手をしてくれたおばちゃんがいうには、
「あなた、ゆで卵は燻製の中では、難しい方の部類なのよ。」
「何時間もやってると、ゴムのように硬くなっちゃうから、
煙をいっぱい焚いて、30分から1時間くらいで仕上げるのかコツ。」
「なるほどなぁ…。」と思いながら、家へ帰ってきましたが、
更に疑問がわいてきます。
「風乾は、どうするんだろう?」
「玉子の表面が乾いてないと、『酢』が出来るし、
乾燥させすぎると、硬くなってしまう…。」
そこで今度は、メーカーにメールで問い合わせてみました。
すると…。
「風乾はいりません。」
「ゆで卵の水分を拭き取りスモーカーに並べて、
60℃~70℃で、30分ほど熱乾をします。」
「このときは、通気口は全開。」
「次に、通気口をとじて、
チップを多めにして、
1時間ほどスモーク。」
との返信。
「へぇ…。」とは思いながらも、
「自分は、黄身を半熟に仕上げたい。」
「その温度だと、黄身が固まってしまうのではないか?」
と、再度メールを送ると、
「スモーカー内の温度を高くしないと、
水分が飛ばないし、色づきも悪くなります。」
「半熟は、難しいかもしれません。」
との返事が返ってきました。
やってみました。
まずは、買ってきた玉子の丸い方に、
画鋲で穴を空け、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/eb/adfb78da51aee9eb7c5a4a5a2c748023.jpg)
(ピンぼけだけど、中心付近の小さな点、判ります?)
熱湯に入れて、待つこと6分。
いつもは茹で時間7分なので、1分短くしました。
茹でて直ぐ、一旦はめんつゆに漬けたんだけど、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/11/7c88638a82ad2439aeee2b074e625ff7.jpg)
「色づきが判らなくなっちゃう!」
と思い直し、3時間くらいで取り出したんだけど、
スモーカーに並べたときには、
ほんのりと茶色がかっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/86/c58675116f6857a893abe07041b5a868.jpg)
60℃で熱乾する事、30分。
その後、チップを入れてスモークすること1時間半。
チップで煙を大量に出し、
60℃~70℃をキープするって…。
ムリです。
チップを燻すのに下から火を焚くから、
どうしても温度が上がっちゃう。
一時は100℃近くにまで上がってました。
結果は上々。
写真、撮り忘れましたが、
そこそこに、色づいてます。
そして、断面がこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d5/d81313a24aa267fe37c317877024c16a.jpg)
なんと、黄身が固まっていません。
不思議…。
でも、スモーク時間が長いのか、
周囲はちょっとゴムっぽい…。
次回は、ウッドで挑戦です。
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