我が家にもマイナンバーの通知カードが届いた。
時間は午後3時頃。天候は晴れ。
ドアを開けると女性の配達員さんが立っていて、
封筒の宛名を差しながら「○○の飲兵衛さんでよろしいですね?」
と確認をされた。
が、私には封筒に書いてある宛名が読めなかった。
「ちょっと貸してください。」と言って封筒を手に取り、
目の前にかざしてやっと読めた。
こんなかんじ。
爪の大きさと較べてもらえば、
どれだけ小さい文字かわかってもらえるかな。
窓付封筒の窓の大きさには制限があったはず。
だが、窓の下部には仕分け用のバーコードや
通知書の管理番号なんかが印刷されていているだけで、
まだまだ宛名のスペースには余裕がありそう。
ネットでは毎日のように通知カードの誤配が話題になっている。
誤配をする郵便局はもちろん責任がある。
だが、こんな小さい文字で宛名の印刷を発注した総務省には責任はないのだろうか。
宛名の文字の大きさなんて決まってはいないのだろう。
小さな文字で書いたからって、お咎めは無いのかもしれない。
だが晴れた日の午後3時に、日陰でよく宛名が見えない人や、
夜間の玄関先で宛名の文字が見えない人もいるだろう。
宛名を読みあげての確認もしているが、
耳が良く聞こえない人はどうするんだろう。
配達される側から言えば、
まさか配達員がよその家の郵便物を持ってくるとは思うまい。
「はいはい」と聞き流して印鑑を押してしまう人もいるのではない。
総務省は日本郵便に2度の行政指導をしているが、
「わざと読みにくくしている」としか思えないような大きさの文字で宛名を印刷している側にも、某かの処分があっても良いのではないか。
まるで通知カードを完璧に配達してもらっては困ることがあるとか、悪意を持った上での宛名の文字サイズとしか思えない。
そもそも、番号の管理も大変だけどね。