酒飲みのご託

普段は言えない話だけれど、
酔った勢いで話しちゃうよ~!
でも、「心神耗弱状態」ですから!

誤算

2008年12月20日 10時36分58秒 | 家での話

 昨夜は帰りが早かったので、
 家族4人で晩ご飯の食卓に着いた。

 もっとも、自分はおかずをつまみにビールを飲んでいて、「ご飯」は食べていなかったけれど。

 そのまま飲み続け、2時間もたったころ、お腹が空いてきた。

 台所には、かみさんが作った煮物のつゆだけが残った鍋がおいてあった。

 自分は、その鍋の中にご飯を投入し、めんつゆを足し、卵を割り入れ、白ごまを振りかけ、「おじや」を作った。

 それをどんぶりに入れ、
 テーブルに運び、
 一口食べたところへ、
 上の子が現れた。

 「あっ!食べたい!」
 
 自分が持っていたレンゲを取り上げ、
 そのまま椅子まで占拠し、
 黙々と食べ始めた。

 そこへ今度は、下の子が登場。

 「あっ!ちょっと頂戴!」

 私の意向など聞かず、上の子と交代して食べ始めた。

 下の子が一息ついたようなので、
 「お父さんにも頂戴。」
 というと、下の子は少し驚いた顔をした。

 差し出された、やけに軽い器の中身は…。

 空っぽ。


 いくらなんでも一口食べただけでは物足りず、
 スパゲティーを作ることにした。

 下の子がサラミを切っていたので、それを何枚かもらい、
 オリーブオイルと、チューブの柚子胡椒、鷹の爪で
 「ペペロンチーノもどき」を作った。

 ニンニクは、「生」はあったがチューブがない。
 面倒なのでパス。

 味見をすると、1人前のスパゲティーに鷹の爪を1本使ったので、
 結構、辛い。

 「これなら、誰も手出しはしてこないだろう!」
 と、ニヤつきながらテーブルへ運んだ。

 3口も食べたころ、臭いをかぎつけた上の子が、またしても現れた。

 一口食べさせると、さすがに顔色を変えた。

 が、黙々と食べ続けている…。

 半ば呆れてしまい、皿やフライパンの後片づけを頼み、
 風呂に入ってしまった。

 運動しているせいなのか、よく食べる…。

 今朝、久しぶりに背比べをしたら、ほとんど差が無くなっていた。