おんらく館~のこぎりものには福がある~

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チューニングハンマー

2019-05-01 | 調律
チューニングハンマーというのは、ピアノ調律をする際にチューニングピンに挿してとん低を調整するレバーハンドルのことです。
これはこだわる人はすごくこだわる、という代物です。

自分はそれほどこだわっていはいなかったんですが、以前1度買い換えた際にオクターブは取りやすいんだけど出来上がった音がとても気に入らなくてまたすぐに買い換えた、という経緯があります。
それは「まあ、これくらいだったらいいか」という音だったのでそのまま今日に至っているわけですが。。。



調律師協会の同じ班に、そのチューニングハンマーをすごくこだわって製作販売している人がいます。
日本だけじゃなく世界にも愛用者が多くいるという優れものですが、お値段がちょっとよろしいので今まで躊躇してました。(苦笑)
それを本日思い切って購入に行きました。

そういう人が車で3~40分のところにいる、というのがまずスバラシイ!(^^)


好みの傾向とお財布事情を説明したところで、インディアンローズウッド(だったかな?)のハンマーに決定しました!


コスパ的にもよろしくて、一番出ている、ってやつですけどね。


ちにみに下の写真は、下から古い順です。


最初のは音的に全く問題なかったんですが、伸縮式ハンマーで内部から共鳴が発生してしまったため調律が厳しくなり買い替えすることに。

次のは、最初のがやたら重たかったのでまずは軽いものを。それから首のところのデザインが気に入って購入。
しかし音が気に入らなかったというオチ。。。

そして、協会の某大先輩にお勧めを聞いたところ進められたのが3本目のナイロン製。

そして本日購入した「ひびきハンマー」

明日の調律で早速使ってみます。
古いアップライトだけど、印象変わるかな~?ドキドキ・・・



実は以前、協会の研修会でドライバーを工作したことがありました。
バットフレンジというパーツのネジ締めに特化したマイナスドライバーです。

割と上手に出来たんですが、先端の厚みがちょっと薄くて遊びが出るので、それの調整と作り直しも一緒にしてきました。

ここの会社で部品を購入して、まだ在庫があったので(^^)

それが下の写真


上が以前作ったもの。
そして下が今日作ったもの。

まずバットを締めるのに上のものほど長さが必要ないので短くしました。
くわえてハンドルの形もちょっと変えました。
自分にはこのほうがしっくりきますね。

これも明日試してみよう!


更に、こんなアイディアものもということで、ドライバーの軸に取り付けるライトというものを見せてもらいました。

一つはアマゾンで購入したクリップタイプでものすごく良いんだけど、ボタンスイッチゆえに知らない間に点灯していて気が付くと電池が切れてる。加えて接触も悪いという欠点付き。
もう一つはそれを見て、100均で小さいLEDライトを買って、ネオジウムの磁石を接着して使えるようにしたもの。

いずれにしても、ドライバーの軸にライトをくっつけるという発想がなかったので、「これはスバラシイ!」ということで、帰りにダイソーに行って早速物色して工作してみました。


中央下の黒と青の物体がそれ。

で装着するとこんな感じ。


本のページ用クリップを使ったので耐久性はなさそうだけど、とりあえず使えそう。
ただもう少し改良が必要ですけどね。

先ほどのバットというパーツがちょっと奥まったところにあるので暗くて見えないことも多いんです。
だからこういうものがあるととても便利!


明日からの調律がちょっと楽しみになってきてます!











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