おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

渡辺宙明卆寿記念コンサート

2015-08-29 | 音楽・イベント
31日の日曜日、渋谷区立文化総合センター大和田 さくらホールにて、「渡辺宙明卆寿記念コンサート」が催されます。

http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=27617
渡辺宙明さんとは?
「人造人間キカイダー」や「マジンガーZ」を筆頭に、「太陽戦隊サンバルカン」を始めとした数々の特撮ヒーローものの音楽を手がけられた大御所です。
現役最高齢!?

そして、宙明さんのレパートリーのみで行うということでは、なんと初めてのコンサートでもあります!!


昨日今日と朝日ホールのリハーサル室にてそのリハーサルが行われました。




当日のプログラム
『宇宙刑事ギャバン』組曲
『マジンガーZ』組曲
『グレートマジンガー』組曲
『大鉄人17』組曲
『スパイダーマン』組曲
『太陽戦隊サンバルカン』組曲
『ミラクル戦隊ナマコプリ』(夜のみの新曲・初演)ほか

ブラスとリズムが主体のノリノリで楽しくなる曲が目白押しです!(^^)


のこぎりが使われる曲があったら、出演してるんですけど、なかったのが残念です!(^^;)


その代わり、夜のみですが、ちょっとしたお楽しみの寸劇コーナーがあります。

宙明先生のお孫さんがやっているという、女性二人組みのアイドルユニット「ナマコプリ」の出番において。。。


昨日のリハのときに、こんな感じでやります。と脚本を見せてもらったんですが、筋が通っていなくてどうにも気に入らなかったので、主演の方と主催の方と話し合って大幅に設定を変更しました。

ところが、今日それを見せたら、「いや実は、こういうコンセプトで、こういうことは言わないで、こういう風にやってもらいたいんだ云々・・・」と、チェックというかクレームの嵐。。。

だったら、昨日の最初のときに説明してよ~・・・(苦笑)


それでもどうにか納得の出来る着地点を見つけられたと思います。



一番の不安は、僕は演技は全くダメ。。。ということ。。。



それでも何とか楽しく乗り切れたらいいな、と思ってます。


昼の部は早々に売切れてしまいましたが、夜の部はまだ若干チケットが残っているそうです。


お待ちしてます!(^^)






草むしり

2015-08-24 | 日常
今日は1日、随分と涼しかったです。
どうやら台風の影響らしい。とのことですが・・・

これなら日中の肉体労働も楽だろう、と思い、
久々に庭の草むしりをしました。



前回はいつだったかな?・・・
7月の始め頃かもうちょっと前か・・・?


その時はドクダミ中心にむしりましたが、今回は趣が随分と変わりました。(^^)



一面、猫じゃらし。エノコログサというらしいですね。。。


これ、全部食べられたらいいのに・・・(笑)

と思って、ミニサイズの画像を見たら、千切りキャベツに見えた。。。(苦笑)



ささやかながら戦利品もありました。



茗荷とシソ。


早速きざんで、ソーメンの薬味にして食べました♪

ウマシv(^_^)v






省エネ法

2015-08-23 | 日常
ジブリが発行している「熱風」という月刊誌があります。

毎月10日発行で、書店にて無料取り扱いです。(取り扱い店舗は決まってますが)
http://www.ghibli.jp/shuppan/shoten/

たまたま藤沢では有隣堂さんが置いてくれてるので、ここ数ヶ月は愛読してます。


今月の特集が「サツキとメイの家10年」というタイトル。

「となりのトトロ」の主人公、サツキとメイが暮らした家を実際に建てた。ということから始まっている談話です。

タイトルとあらましを見るだけだと、ほのぼのと明るい話題かと思いますが、

実際に読み進めると主題は2020年に施行される「省エネ法」について。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk4_000005.html


CO2削減問題から引っ張って、一般住宅も「エネルギー消費の少ない家にしましょう」ということらしいです。

どういうことかというと、断熱材でくるまれて、外部建具はアルミまたは樹脂サッシ。ペアガラスを使って壁財にも気密性の良い樹脂などを使った熱伝導率の低い家。
そういう性能を数値化して、規制しようということらしいです。


つまり、昔ながらの土壁で、風通しの良い家は今後建てられなくなる!ということらしい!!

サツキとメイの家も勿論アウトです!



実はこれを読むまで、そんな法改正の準備が進められているなんて知りませんでした。

集団的自衛権や、原発問題なんかは日々ニュースで取り上げられてますから反対にしろ賛成にしろ(僕は勿論反対ですが)、自分の意見を訴えていくことが出来ます。

しかし、知らないところで成立してしまった法律に対しては意義を唱えることすら出来ません。

しかもそれが我々の住居という超身近なことに対してです!!


正直ものすごく憤りを感じました。


南北に長い日本において、北海道も九州も(数値に若干の差こそあれ)一様に高気密でエアコンで管理する家を推奨しようとしているわけです。

全くもってアホですね。

米不足のときのブレンド米を思い出してしまいましたが、今回はそんな一過性の問題ではありません。


大きな窓で風通しをよく、なんてことは出来なくなりますし、高気密となれば囲炉裏や火鉢も使えなくなるでしょうね。。。


本来ならば、エアコンを切って風通しを良くする方がよっぽど省エネなんですが・・・
近年ここまで外気が上昇してる要因の一つがエアコンの室外機だと思ってます。


本文から少し引用します。

省エネ法は簡単に言えば「縁側も含めて部屋のすべての室温を20℃にキープできる家にしなさい」という法律である。

地域別に見ると大差があるのだが、実は住宅のエネルギー消費量が増加している原因は家電なのである。エネルギー消費量を増やしているかでんとしては次のものが挙げられる。
1、オート洗浄・オート開閉蓋ウォシュレット
2、食洗機、食器乾燥機
3、50インチ以上の大型テレビ
4、500Lの冷蔵庫(世帯当たりの家族数は少ないのに)、ヒーター付冷蔵庫
5、温水式洗濯機、冷暖房エアコン付洗濯乾燥機
6、全室エアコン設置

省エネ法の主幹官庁は経済産業省である。もし、家電エネルギー消費量を見直すとしたら、家電が売れなくなる。ゆえに日本の骨太産業である家電業界が萎縮するような規制はせず、その矛先を暖房エネルギー消費量削減に向け、暖房器具に規制をかけるのではなく、建物の断熱性能に規制をかけようとしているのだ。




考え方が腐ってます。。。



一部抜粋としましたので、かなり偏ったお知らせになってますが、全体を読んだところで考え方がなんら変わることはありません。(自分は・・・)


自分自身の話をしますと、音楽をやっている手前、実は高気密住宅というのは必要としています。

が、一方で土間のある昔ながらの住宅にもあこがれています。


矛盾はしてませんよ。

昔ながらの土壁住居の1室を高気密の防音室にすればよいだけですから。(^^)



ただ、はなから法律で決め付けられ、選択の余地もなく「こういう家に住め」というのは暴力であり、苦痛でしかありません。



こういう準備が進められていることを少しでも多くの人に知ってもらって、阻止(がムリでも緩和)の方向に持っていけたらな、と思います。






ましろのおと

2015-08-18 | 
昨日の突風(竜巻)ニュースには驚きました。

地元六会で起こったというのに加えて、実はその被害の出る直前まで、その近所のブックオフに居りました。(苦笑)
すごい土砂降りで参りましたが、少なくとも被害にあわずに良かったです。。。


さて、最近は「漫画大好きモード」が復活しております。(^^;)
ブックオフにいたのも、漫画を探すため。。。


それが、羅川真里茂さんの「ましろのおと」



津軽三味線を題材にした漫画です。


タイトルを知ったのは昨年くらいでしょうか?
たしか「この漫画がすごい」だかなんだか、とにかく「受賞をした」という情報をどっかの雑誌で見て「ふーん」と思ったのでした。

ウィキペディアで見たら
「全国書店員が選んだおすすめコミック2011」、9位。「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」、6位。
だそうです。



で、それは一旦忘れていて、たまたまブックオフで目に入って立ち読みしたところ、

これが面白かった!


津軽三味線の太棹の世界なんざ、連載当初の「のだめカンタービレ」のクラシック世界よりマニアック!

しかも、主人公雪(せつ)くんの成長にあわせて、舞台もどんどん切り替わっていく。


正直、読者を選ぶ漫画だな~ と思いました。


無名の名人であるじっちゃんが亡くなって、音を見失った主人公澤村雪が東京に出るところから始まる。

たまたま出会った芸能界入りを目指す立樹ユナのところに住み込みをさせてもらい、その彼氏とバンドメンバーとぶつかりながら、バンドの前座としてデビューをする。

突然母梅子によって学校に途中入学し、津軽三味線愛好会に入り「松吾郎杯」に出場。

3位という結果で初めて「くやしい」気持ちを知る。(それまではコンクール等には一切興味を持っていなかった)そして学校を辞めて(!)民謡居酒屋「竹の華」に入る・・・


それまでのキャラクターも時々登場しますが、舞台が変わるたびにキャラも世界観もガラッと変わります。

正直おどろきです。。。



またぶっ飛んだキャラクターが多いのも特徴的ですが、

「三味線で生きる」

というめっちゃシンプルで難しいテーマをきちんと丁寧に描き出しているところにすごく好感が持てます。


ちょっと北崎拓の絵に似てるところもまた良し。(個人的趣味・笑)



冒頭のブックオフでは、これの13巻を探しにいったんですが、在庫なく、

代わりにCD付きの5巻がありまして、そちらを購入しました。


CDの内容は、それまで漫画の中で出てきた演奏を入れたもの。


津軽だけじゃなく民謡全体ですが、まだ明るくないので、こういうテキストは大いに助かります。(苦笑)

聞いてみたら実際良かった。思ってた以上に。(^^)



どうやら今月14巻も発売されたそうで、ますます楽しみです♪