おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

永井GO展

2019-09-23 | お出かけ
これまた先週の木曜日のお話です。

毎月第3木曜日は上野でののこぎり教室の日です。
そんなわけでこの日は東京散歩の日であったりもします。

そんなところに丁度「永井GO展」が上野でやっていたので見てまいりました。



入るとデビューの頃からの原稿やイラストがブースに別れてちりばめられています。
昔の原稿が驚くほど良い状態で保存されていたのに加え、カラー原稿、イラストも素晴らしい‼️

正直いうと永井豪のキャラは「ちょっとデッサンがねぇ~…」などと思ったりしておりましたが、
申し訳ありませんでした❗

生原稿を拝見するに、全くそんなこと関係ないです!というパワーにあふれています。
ペンの勢いまで全て伝わってきます❗
そしてカラーの色彩の鮮やかさにも見とれておりました。

生原稿でこれだけイメージが変わったのは初めてです。

途中何ヵ所か撮影OK コーナーがあったので何枚か撮りました。




がさすがに原稿に関してはダメでしたね(笑)

図録も悩んだんですが、生の良さが10分の1も出ていなかったので購入は見送りました。

なんにせよ、永井豪先生の凄さを再認識いたしました!!













ギブン9話

2019-09-14 | テレビ
毎週木曜日深夜に放映しているアニメ「ギブン」。昨夜は10話でした。。。

というわけで相変わらずスイマセン、先週の回の話です。

というのも再び原画で参加していたのでした。

担当したのは、主人公たちがライブで演奏するその演奏の頭から数カット、+α


なんでそんなところを選んだのか?というと、他の場所は割りと動きの演技が繊細で、そもそもちゃんと修行をしていない自分としてはちょっと荷が重く感じたんです。
で、演奏シーンについては、ミュージシャンが実際に演奏した映像があり、それをキャプチャーしたデータがある、ということでぶっちゃけ言うと「模写すればよい!」だったんです。(これが間違いだったんですが)

加えて+αというのは、同ポジが2箇所出てくるので「そちらも担当していただけますか?」という依頼でありましたが、ギタリストとベーシストの上半身演奏カットですが過去例(多分古い)で考えると「止めだろうな」と思い軽く引き受けたら、実はフルアニメーションなみに動き続けているという。。。(爆)

とにかくえらい大変でした。



多分問題ないと思うから書いてしまいますが、ライブシーン(少なくとも自分が担当したところ)は背景と人物レイアウトが最初からCGで作られてました。
なのでレイアウト原画というよりはキャラの起こしなおしといった印象でしたね。
客席で見ている友人達もCG人形で配置が決まっていました。

更に言うと、客席全体もどういう風にお客さんが立っているか男女指定でありました!
ただしそれはあくまで引きでの説明のみ。

なので下のカットですが、ステージ上の演奏メンバー及び楽器はフルCGです。
が一方でお客さんはすべて手描き!


どこに立っているかの人形指定はありましたが、何故かこちらは男女分けがされていません。なのでまず指定用紙と見比べて男女を区別するところから始めましたが、これだけで1時間以上は使ったでしょうね。。。(^^;)

更に同ポジが後半出てきまして、こちらは「何人かが手を振り上げて盛り上がってる」ということでどの辺の手を上げようかな?と悩み


考えながらレイヤーを重ねたら、なんとFセル(6段)になってしまいました。お客さんだけで!昔のセルアニメだったらありえない段です。。。

ちなみに下のカットも同じ要領。


ステージ上のミュージシャン及び楽器はCGで客だけ手描き。こっちも4枚重ねになりました。


が、


写真を撮るので静止してみたら(うすうす感じてはいましたが)全く違うと言っていいくらい描き直しされていました。

まあ、他にもお客さんが映るカットが沢山あるので作画監督さんがすり合わせなきゃいけないから当然といえば当然なんですが、すごく大変だったと思います。。。


そう思いながら見返してみると「よくリテイクにならなかったなぁ・・・」とひしひし(苦笑)


そんな中いい感じに出来上がっていたカット。


演奏の後半なので「汗を描いてください」と言われて、適当に散らしてみましたがとても良い感じに仕上がってました。
作監さん、動画さんありがとう!
僕が散らしたのは1回だったんですが、画面上ではなんと2回に増えてました。



今回唯一レイアウトから描いたカット


友人のドラマーにモデルになってもらい持ち方と雰囲気を写真に撮らせてもらって望みました。
が、もっと俯瞰から撮ってしまったので目線あわせが結構大変だった。マヌケです。。。



そのようなわけで、今回はめちゃめちゃ大変だったんですが、なんかあっという間、一瞬の内に流れ去ってしまった。。。














きくちさんとウルトラマンマスク

2019-09-03 | お出かけ
先日、ネットから依頼された初めてのお宅で「ブログも拝見しました」と言われました。
いやぁ、全然更新してないし、仕事とは関係ない話しばっかりでなんだか申し訳ない気持ちでした。。。(^^;)

そんな中、今回も仕事とは関係ない話。


もう1週間前になってしまいますが、きくち英一さんの誕生日イベントに行ってきました。

きくちさんは「帰ってきたウルトラマン」でウルトラマンの中の人で有名な方です。
他にも色々出演されてますが、異色なところでは「007は二度死ぬ」にも出演されてます。

そんな人ですが、全然偉ぶらず、誰にでも自然体で接してくださる人なので僕は大好きなのです。


で、毎回ですが、自宅からサービスでウルトラマンのマスクを持参されて、今年は「かぶりたい人はどうぞー」と言ってくれました。

真っ先に手を挙げました(笑)それがこれ



ふざけてるでしょー(^^;)


正直言うと、マスクからの視界を見たくてかぶりました。


きくちさん曰く「足元しか見えない」ということでしたが、最初かぶったときは割りと視界が広く感じました。
でもそれはマスクを斜めに、要は目線を中央においたかぶり方でウルトラマンがあごを突き出して上を向いてる感じのかぶり方だったので広く見えていただけでした。

それに気が付きかぶりなおしたら、たしかに足元くらいしか見えなくなりました。

こんなんであれだけの大立ち回りを毎週してたるのだから本当にすごいです。
ちなみにアクション用はもう少し目の穴が大きいですが。


ちなみにこの写真を撮ってくれたのは村松和茉くん。

現在第二話が絶賛製作中の特撮作品「機動巨人ラインアスロック」の主役をやっている役者さんです。

熱海在住の西海さんがプロデュース(&スポンサー)をしてますが、彼の努力で「熱海のご当地ヒーロー」としてどんどん知名度を上げているようです。
数ヶ月前には「モヤモヤさまーず」にも取り上げられました。


応援の気持ちもこめて、これの漫画というのを現在描いてます。
先日のきくちさんバースデイの時には下書き程度の状態でしたが、概ね好評をいただいたので10月の熱海でやるイベントには間に合わせたいと密かに思っております。

https://www.facebook.com/atami.defense.force/

ちなみに第1話に「音声」でクレジットされてしまいましたが、見学に行って1回手伝っただけで音声の知識は全くありません。あしからず。。。