すっかり日がたってしまいましたが、これがこのブログだな~と我ながら開き直りの今日この頃・・・
台湾での演奏会の様子を書きたいと思います。
出演は総勢31組。
台湾と中国がだいたい半分ずつで、それ以外はアメリカから1名(ただしアメリカ在住の陳さんという中国人)、カナダから1人(れっきとしたカナダ人男性)、そして日本から4人です。
当初は2曲演奏というお話でしたが、時間の関係で1人1曲になりました。
音源を送り、朝から通しでリハーサル。
実は楽譜を送っておけば、生ピアノか生バンド!で伴奏してもらえるということがこのとき分かったので、ちょっと悔しかったでね・・・(笑)
それにしても、各自様々(良い意味で自由)、使うのこぎりも趣向や工夫を凝らしているものが多く、見ているだけでも飽きません。
そして演奏が皆さん素晴らしい!
実を言うと日本の場合、わりとみんな横並びの「仲良し思考」が強く、悪く言うと「出る杭は打たれる」思考があり(僕個人の感想ですが)あまり好きではありませんでした。
一方、アメリカで感じる「楽しければそれで全部OK」的な音楽としての欲求の低さ(全員ではありませんけど)もちょっと物足りなさを感じでました。
ところが、台湾(中国)の方は一件自由でみんなやりたいこと、好きなことがバラバラな方向を向いているのに、音楽としての完成度が高い人がすごく多い!
おそらく笛や二胡を日常的に演奏してる人が多いということが一因な気がします。
だから一人一人の演奏がみな楽しく、ワクワクしながらずっと聴いていられました。
会場は、新北市にある音楽学校(漢字の変換が難しいので割愛させてください。。。)
こんなオシャレなタイル模様も♪
入り口
そして
その先に
聞いたところ、毎年この時期に台湾ののこぎり協会による交流会を行っているそうですが、普段は研究発表(ディスカッション)がメインで、このような国際音楽会を開くのは今回が初めてだったようです。
テレビ局の取材も入っていました。
トップバッターは李芳騰さん
50年ほど前に日本のテレビ番組で演奏した経歴もある大ベテランです。
日本語も堪能なので前回台湾に来たときはこの李さんに頼って色々お世話になりました。
台湾の協会の副会長でもいらっしゃいます。
ゆったりとした素敵な演奏でした。
そして2番手は日本から。のこ音東海支部の伊藤正人さん
彼の本領は即興とのことですが、このときはゆったりと「浜辺の歌」を演奏しました。
自分の音楽世界をちゃんと作り出せていることに感銘!
そして以後、素敵な演奏がずっと続きます。
このピアノ伴奏をしているのは黄さんという女性で、日本との事務的やり取りを一手になさってくださいました。
この後彼女ものこぎりで演奏もしますが、のこぎりも伴奏もともに素晴らしい腕前でした。
そしてこの伴奏の演奏をしているのが、カナダから来たオリヴィエ。
大きいのこぎりを足先で挟むという独特な奏法ですが、なんとモーツァルトの魔笛から「夜の女王のアリア」を見事に演奏しました。
このパフォーマンスには拍手喝采です。
そして日本から、
川口さん
関西の世古さん
お2人とも見事な本番でした。
そして伴奏も勤めた黄さんののこぎり
「オペラ座の怪人」でしたが、伴奏も自分で作られたらしいです。多彩!
全員は載せきれませんが、前回の台湾と今回の到着からお世話になった魏さん
彼は笛を自作するのが得意(もちろん演奏も素晴らしい)なのをはじめ、本当に色んな楽器を演奏します。
そして面白いことが大好きなようで、この本番では「目隠し」をして演奏しました(笑)
昔、歌六師匠が高座で「目隠し演奏」をして客を沸かせた、ということを思い出し、国境はないな、と思ったりしました。
自分の演奏は、緊張したわけではないんですが、どうにも普段どおりの演奏が出来ず、まあこれが実力なのかな・・・と思う結果になってしまいました。
それでも多くの方に「音楽性」の面でほめていただき、とても嬉しかったです。
そして今回最大のサプライズ
演奏する際にステージから客席を取った1枚!
けっこうウケてました。。。(笑)
最後は出演者一同がステージへ
って、この話、聞いてなくてこの後あわててステージに駆け上がりました。(^^;)
バンド一同も
会場も800人くらい入る大きなホールでしたが、2階席も含めて700人くらいのお客さまが詰め掛けてました。
そして最後まで大盛り上がり、大成功でした!!
演奏会の動画が早速アップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=TroEvKyF0vc
ちょっと長いですが、よかったらご覧になってみてください。
おまけ
のこぎり演奏が終わって、バンドの演奏になったとき、、司会者の撮影大会が勝手に行われていました。
司会者が言われるままポーズをとっている横では、まだ演奏が続いています(^^;)
こういう自由さがまたよいのかもしれませんね。。。
台湾での演奏会の様子を書きたいと思います。
出演は総勢31組。
台湾と中国がだいたい半分ずつで、それ以外はアメリカから1名(ただしアメリカ在住の陳さんという中国人)、カナダから1人(れっきとしたカナダ人男性)、そして日本から4人です。
当初は2曲演奏というお話でしたが、時間の関係で1人1曲になりました。
音源を送り、朝から通しでリハーサル。
実は楽譜を送っておけば、生ピアノか生バンド!で伴奏してもらえるということがこのとき分かったので、ちょっと悔しかったでね・・・(笑)
それにしても、各自様々(良い意味で自由)、使うのこぎりも趣向や工夫を凝らしているものが多く、見ているだけでも飽きません。
そして演奏が皆さん素晴らしい!
実を言うと日本の場合、わりとみんな横並びの「仲良し思考」が強く、悪く言うと「出る杭は打たれる」思考があり(僕個人の感想ですが)あまり好きではありませんでした。
一方、アメリカで感じる「楽しければそれで全部OK」的な音楽としての欲求の低さ(全員ではありませんけど)もちょっと物足りなさを感じでました。
ところが、台湾(中国)の方は一件自由でみんなやりたいこと、好きなことがバラバラな方向を向いているのに、音楽としての完成度が高い人がすごく多い!
おそらく笛や二胡を日常的に演奏してる人が多いということが一因な気がします。
だから一人一人の演奏がみな楽しく、ワクワクしながらずっと聴いていられました。
会場は、新北市にある音楽学校(漢字の変換が難しいので割愛させてください。。。)
こんなオシャレなタイル模様も♪
入り口
そして
その先に
聞いたところ、毎年この時期に台湾ののこぎり協会による交流会を行っているそうですが、普段は研究発表(ディスカッション)がメインで、このような国際音楽会を開くのは今回が初めてだったようです。
テレビ局の取材も入っていました。
トップバッターは李芳騰さん
50年ほど前に日本のテレビ番組で演奏した経歴もある大ベテランです。
日本語も堪能なので前回台湾に来たときはこの李さんに頼って色々お世話になりました。
台湾の協会の副会長でもいらっしゃいます。
ゆったりとした素敵な演奏でした。
そして2番手は日本から。のこ音東海支部の伊藤正人さん
彼の本領は即興とのことですが、このときはゆったりと「浜辺の歌」を演奏しました。
自分の音楽世界をちゃんと作り出せていることに感銘!
そして以後、素敵な演奏がずっと続きます。
このピアノ伴奏をしているのは黄さんという女性で、日本との事務的やり取りを一手になさってくださいました。
この後彼女ものこぎりで演奏もしますが、のこぎりも伴奏もともに素晴らしい腕前でした。
そしてこの伴奏の演奏をしているのが、カナダから来たオリヴィエ。
大きいのこぎりを足先で挟むという独特な奏法ですが、なんとモーツァルトの魔笛から「夜の女王のアリア」を見事に演奏しました。
このパフォーマンスには拍手喝采です。
そして日本から、
川口さん
関西の世古さん
お2人とも見事な本番でした。
そして伴奏も勤めた黄さんののこぎり
「オペラ座の怪人」でしたが、伴奏も自分で作られたらしいです。多彩!
全員は載せきれませんが、前回の台湾と今回の到着からお世話になった魏さん
彼は笛を自作するのが得意(もちろん演奏も素晴らしい)なのをはじめ、本当に色んな楽器を演奏します。
そして面白いことが大好きなようで、この本番では「目隠し」をして演奏しました(笑)
昔、歌六師匠が高座で「目隠し演奏」をして客を沸かせた、ということを思い出し、国境はないな、と思ったりしました。
自分の演奏は、緊張したわけではないんですが、どうにも普段どおりの演奏が出来ず、まあこれが実力なのかな・・・と思う結果になってしまいました。
それでも多くの方に「音楽性」の面でほめていただき、とても嬉しかったです。
そして今回最大のサプライズ
演奏する際にステージから客席を取った1枚!
けっこうウケてました。。。(笑)
最後は出演者一同がステージへ
って、この話、聞いてなくてこの後あわててステージに駆け上がりました。(^^;)
バンド一同も
会場も800人くらい入る大きなホールでしたが、2階席も含めて700人くらいのお客さまが詰め掛けてました。
そして最後まで大盛り上がり、大成功でした!!
演奏会の動画が早速アップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=TroEvKyF0vc
ちょっと長いですが、よかったらご覧になってみてください。
おまけ
のこぎり演奏が終わって、バンドの演奏になったとき、、司会者の撮影大会が勝手に行われていました。
司会者が言われるままポーズをとっている横では、まだ演奏が続いています(^^;)
こういう自由さがまたよいのかもしれませんね。。。