おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

弓の特性とか。。。

2010-11-27 | のこぎり
まずは、お陰様で「おぎ原CD」2種、全て完売しました!
ありがとうございました!!

それと久々に弓の試奏をさせてもらいました。
今回は在庫の中からということで、5万円のもの1本と、10万円のもの2本。

楽器に対する傾向としては、前にも書いているようにヴァイオリンと一緒なのですが、
のこぎりで演奏して栄えるとなると、またちょっと違ってくるな、という感想。

まずは、5万円と10万円で分けた場合、僅差ですが10万円の方が音にツヤと深みがありました。

でその10万円ですが、1本は日本製。もう1本がドイツ製。

普通にヴァイオリン弓として選ぶ場合、棹が出来るだけ丸く、細く、かつ軽い方が弓として良いのだそうです。
今回のものでは、日本製の方がそれに該当でした。

で、確かに音もすごく丸くて、優しい響き。
しかし一方で、芯が弱くて華やかさに欠ける印象。(倍音成分もうんと少ない)

これは「とてもキレイな音だけど、何曲か聞いてたら物足りなくて飽きてしまう」といった感じでした。

一方ドイツ製は、今回の3本の中で一番太くて重い。
しかしその分(倍音成分も多く)、華やかで芯のある音でした。
3本をppで弾くと違いがよく分かる。
まあ、多少荒い印象はあるものの、いろんなシチュエーションでの表現は可能だと思いましたね。

しかし、どうこう言ったところで、これは私個人の私感。

自作の半月弓を使って、擦過音を無くしてキレイな音を追求している奏者の方達には、きっと日本製のものが一番良いのでは、と思います。

ただ、残念なことに、今回特に購入するつもりでなく試しただけなので、メーカーとかそういうものは控えませんでした。
また、使うのこぎりによってもその印象派大きく変わると思いますので、実際に購入を検討している人は、やはり試奏をお勧めします。

いやあ、やるたんびに新しい発見があるから面白いですね。。。



高尾山写真日記・後編

2010-11-24 | お出かけ
頂上にある公園の入り口です。
ここが少しだけ急な坂道になってるんですが、上から「キツイな・・・」と言って思案している車椅子(軽量タイプ)の男性がいました。てか、どうやって登ってきたんだろう??

「高尾山頂上」の立て札とそれを記念撮影している方達。。。


が、これほど有難味というか説得力の薄い頂上看板も珍しいんじゃないか?と。
だって、我々が立っている地面の一段「下」に立っているんですから・・・


それでも折角なので、反対側の入り口から記念撮影。


同じ方向から

この写真の右隅に「ビジターセンター」がありまして、ちょっとだけおじゃましましたけど、なかなか良かったですよ。
小ぎれいで分かり易くて、かつ自然の大切さなんかも教えてくれました。
が、入って正面に動物の骨の展示がしてあって「なんの骨でしょう?」と質問しておきながら答がどこにもない。。。なんか消化不良だよ~・・・

逆光になってしまいましたが、西側の光景。
空気が澄んでいれば富士山も見えたそうです。

ここでちょっと一休み。

なんと妻はコッヘル持参でお湯を沸かしております。

更に、彼女にとっては山でのお馴染み常備食。

ケースの中には、チョコや柿ピーとお豆のミックスが入ってます。

この時すぐ側にいた老夫婦は、76歳と81歳だそうです。お元気ですね。

温かいお茶とお菓子をつまんで随分と楽になりました。

実は登っている最中より山頂の方が気温が暖かだったんですが、陽も大分傾いてきてボチボチ肌寒くなってきました。
ということで、下山です。

往きとは違うコースで降りようということで6号コースか稲荷山コースかだったんですが、丁度この時期6号コースは混雑緩和のため上り一方通行とのことで、選択の余地なく稲荷山コースで下山しました。

前の日のガイドブック斜め読みがどれだけいい加減だったか、、、稲荷山コースは舗装された歩きやすいコースと勝手に思いこんでましたが、それは1号コースの事だったようで、実際の稲荷山コースは土・根っこむき出しの自然道なコースでした。

鬱蒼としてます。


このような根っこが随所にありますが、これは人間が踏み固めてしまったため草も生えず、土が流れて根が出てきてしまった光景で、これも自然破壊の一種だったりします。。。

なんとか無事に下山して、初めてご対面したケーブルカー(笑)。

こちらはケーブルカー乗り場の左手が登山口となっていたのでした。

そして駅前の広場には、、、

なんと救急車が待機。

実は途中に遭難者がいたのでした。

下山路途中、数人でたむろっている人がありまして、内1人がしゃがんでいました。
それぞれの表情に緊張感がなかったので、単なる休憩かな?と通り過ぎてしまいましたが、通り過ぎてすぐに山岳レスキューらしい無線を持った男性が1人ずつで3人ほど、更に担架を持った消防庁の人が10人以上、ワラワラッと登ってきたのでした。

まあ、既に救助を手配済みだったとしても、せめて一声かけるくらいの心の余裕と度量を持ち合わせなくてはいけないなと反省しきり。。。

麓には更にお仲間であろう年配男性が4人ほどいましたが、きっと無事救助されて下山できたことでしょう。

麓には美味しそうなおそば屋さんが並び、丁度新蕎麦の時期ということもあって食べたかったのですが、とりあえず暗くなる前に帰ろう、ということで車に乗り込みました。

が、折角「蕎麦もいいね~」というモードになってたので、地元に戻ってから近所のおそば屋さんへ入りました。

「さつき」というお店で、十割蕎麦を看板にしています。


この時頼んだ「とろろ蕎麦」

このお店、とにかくボリュームがスゴイ。帰宅後調べたら、とあるブログにて紹介してあったが一人前500gあるらしい。(それで714円)
これで更に、ランチが840円、土日限定が1050円にて蕎麦+好きな丼ものがセットで食べられる。相当満腹になります(笑)。

ちなみに私がここに引っ越してきた頃からあるので、もう6年以上は営業しているであろうに、いつまでもあか抜けない店内の空気。。。(苦笑)

まあ、蕎麦と汁は結構美味しいので、興味と機会があったら食べてみてください。

そんなわけで、往復97㎞の旅でした。



高尾山写真日記・中編

2010-11-23 | お出かけ
前回の続き。

上の写真は「たこ杉」。
名前の由来は、写真中央の根っこが蛸の足ようにグリンと曲がっているから。
言い伝えとして、修験者が道を邪魔している根っこに頼んだんだか唱えたんだかしたら、根っこを曲げて道を通したという話が残っているらしい。
もっとも、この横に高橋留美子ヨロシク的なタコの像が置いてあって、みんなその頭を撫でるのに一生懸命だった(笑)。もはや由来と名所が取って代わってきている気がした(苦笑)。。。
しかし、そんな光景に気を取られて、私自身もこの杉を「見上げる」ことをすっかり失念していた(爆)。。。


両側に灯籠が並ぶ完全な参拝コース。もはや登山をしているという事すら忘れてしまいそう。。。(苦笑)。。。

この後コースは「男坂」「女坂」と別れるが、階段の「男坂」はなんとなく避けて、崖(?)沿いに坂を上がる「女坂」を歩く。

すぐに薬王院に到着する。

その目の前で「おやき」を売っていて、「カボチャおやき」を食べている人の姿が美味しそうに見えたのと、先ほどの「天狗焼き」のリベンジも込めて買ってみたのだが、、、
ハッキリ言って「ハズレ」だった。。。(-_-;)
買う前に、既にケースなのかで出来たやつを炭火の上で温め直すんだけど、「熱いから気をつけて」とか言いながら渡すクセに、全然ぬるいし・・・

そんなわけで必要のないガッカリ感を抱きつつ、薬王院の門をくぐる。

入ってすぐの所で茅の輪くぐりの列が出来ていた。


またその脇の紅葉が見事であった。


それを横目にトコトコと本堂に行く。


ここの仁王門の裏側(本堂側)に天狗様が立っている。




なんとも愛嬌のあるお姿である。

でまたここも参拝するわけでもなくトコトコと通り過ぎようとしたとき、目の前に
ガイドブックによると「運がいいと見られる」という
修験者の行列(って言っても10人弱)が現れた。

先頭のホラ貝の音に興味を持ったが、所詮下調べしてるわけでもないので「で?」みたいな感覚の内に通り過ぎて建物に入ってしまった。。。

そしてご本社に向かう。ていうか、登山コースがそうなっているのだ。。。



この鳥居脇の紅葉も見事であった。


更にこの階段脇には沢山の童子様の像が並んでます。

詳細はこちら

本社裏のちょっと急な石段を登ると、その先は木で舗装された遊歩道になっていた。


この遊歩道は歩きやすいだけではなくて、山の自然保護にも役立っているそうな。。。

ここまで来ると、頂上までもうすぐ!なんだけど、
また次回。。。



高尾山写真日記・前編

2010-11-22 | お出かけ
いやあ、気がつけばもう11日経ってました。。。(^^;)
http://blog.goo.ne.jp/onraku-can/e/124d3160430a4adf3874fa74c9f01bb1

というわけ(どういうわけ?)で写真をペタペタとアップしたので、秋の日のお散歩をお付き合い下さい。。。

上の写真は麓にあるケーブルカー(とリフト)の駅前。(それぞれ「清滝駅」と「山麓駅」って違う名前が付いているのね。。)
大半の方がここを利用して入山するわけだけど、今回は歩くと決めていたのでここには入らず。あ、お手洗いだけお借りしました。(^^)

もう1枚麓の写真

紅葉も好きだけど、この日は空が良かった。こういう雲の風景は大好きです。

途中からのコースだけど、妻お勧めの4号路というのがあって、じゃあそこを歩こうか?と言っていたのですが、

途中の吊り橋が倒木により渡れなくなったため、4号路は通行止めとなってしまっていたのでした。(-_-;)

公式ホームページにて、詳しいコースや情報が載ってます。

で、駅に向かって右手の1号路から登山を開始します。



ここが本来の参拝コースのようで、道は全て舗装されています。

歩き始めてまだ数十メートルの所で、密かに「あ、もう疲れた。。。」などとヒドイ状態(というかヒドイ体力だな・・・)な感覚にとらわれましたが、更に数十メートル歩いているウチになくなりました。体が温まってきたって事で準備運動と実戦を一緒にやってた感じでしょうか。。(^^;)

それにしても、ここが一番きつかったです。


途中上から元気な女の子(10歳くらい)が降りてきたと思ったら、お母さんに「だからリフトで降りようって言ったのに・・・」とぐずっていただけでした。。。(-_-;)

それにしても、平日の木曜日だというのに、やはり人が多い。
特に目に付いたのが、大学生と思われる男子の集団。
カップルや夫婦、女性グループ等を抜いて、ダントツで多かったです。男子集団(4~5人グループ)。(笑)

途中の木の切り株や、根っこの造形なんかも面白かったですね。




このコース、ずっと延々急勾配です。

そして、しばらくしてやっとリフトの到着駅が見えました。


で、そうなった途端、平地になったんじゃないか?っていう位緩やかな道になりました。

そこから歩くこと数十メートル、突如前方に観光村のような人だかりが(もう完全に平地ですね・笑)


こちらがケーブルカーの到着駅でした。

その写真左手に座って外側を見ている人たちがいますが、そこからの風景。


おお、地球が丸い!
東の方角で、都心の方向。
空気が澄んでいれば東京タワーとかも見えるそうですが、この日は若干もやがかかっているようで、そこまでは見えませんでした。でもなんとなく新宿新都心のビルだな~位は見えましたよ。

その背中側がケーブルカーの到着駅になっていて、その途中に何軒かおみやげ屋さんもあるんですが、その先の「天狗焼き」というのが妻のお薦めでした。
中の黒豆餡が美味しいと言うことなんですが、既に10人以上の行列が出来ていて、並ぶのが嫌いな2人は結局買わずじまい。

ちなみにふと見ると、その建物の上が無料展望台になってると。
早速階段を上がって行ってみました。

わずか10メートル位の違いしかないはずなのに、この景色の違いは!?
私の写真では到底お伝えできませんが、とりあえず何枚か。

そこから見た北方向

やはり雲が好き。笑

ケーブルカーの駅を見下ろした図。

中央左の人の列がケーブルカーに乗る行列。

先ほど歩いてきた方角。


更にそこからの続きで、下で見たのと同じ方角。

中央、緑の中の集落(?)が、麓のおみやげ屋やケーブルカーの駅。つまりスタート地点です。

そこから山頂方向に向かって降りる石段があるんですが、その正面の紅葉もキレイでした。



そんなわけで、観光客がぐんと増えたところで続く。。。(^^)




コンサート日程決定!

2010-11-22 | のこぎり
昨晩は随分暖かかったですが、今日は小雨交じりのいまいちな天気です。。。ん、日本語がおかしい。。。(-_-)
まあ、今日は出かける予定もないので、部屋のゴミ達とにらめっこをしようと思います。(いつもそこから進まないのだが・・・)


さて、来年の話をすると鬼に笑われるといいますが、来年の話。

今年の7月にご好評頂きました「ノコギリ・リサイタル」。その第2弾の申し込みをすべく、半年前の会場抽選に応募したところ、早速当たりました!パンパカパーン(^o^)

会場は東神奈川にある「かなっくホール」。
日程は5月5日のこどもの日。

コンサートの内容はこれから考えますが、「歌」をテーマにしよう、ということだけは最初から決めてありました。

前回が「ロマン派」系で揃えたちょっと通好み(?)的なプログラムだったので、今度は逆に広くアピールできるようなファミリーコンサート方向を目指そうとは思っていたのでした。
そこに「こどもの日当選」というのも重なりましたので、更に広く、老若男女に楽しんでいただける内容にしたいと思います。ただ、これが非常に難しいけど。。。(^^;)


このかなっくホールに昨日申し込みに行ってきたんですが、丁度無料のコンサートがあったので、客席から少し観覧させていただきました。
300席のほどよい広さ、椅子の座り心地も良いし、音響も良かったです。駅からも徒歩1分という立地の良さもあります。(JR東神奈川駅、京浜急行仲木戸駅から、
連絡橋「かなっくウォーク」で徒歩1分・東急東横線東白楽駅 徒歩10分)
そして今度は、午後早い時間の開演でやります。

来年の5月5日、予定空けておいてくださいね~。