おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

花見の宴その1

2018-03-31 | お出かけ
この時期仕事で走っている最中もあちこちに桜並木を堪能できてそれだけで楽しかったりします。

それにしても、桜の木、多いですね!



そんなわけで、わざわざ「花見」といえば宴会がつき物!と思っておりますが、昨日埼玉方面まで行って参りました。
なにせメンバーがステキだったので!(^^)



左から俳優のきくちさん、怪獣造形の清水さん、監督の荒井さん、そしておぎ原。
更に人形劇団の小林さん(このときは撮影者)、そして遅れてきくちさんのお弟子さんで俳優の鎌田くんというメンバーでした。

駅の改札で待ち合わせ、そこから隣の駅まで伸びている桜並木を散策して居酒屋に行こう、というプランで聞いておりましたが、なんときくちさんが色々用意してくださっていて、サプライズ的に並木途中の程よい場所にシートを広げてちゃんとお花見宴会が出来ました!




で、きくちさんを中心に撮影大会的な。。。



ちなみにきくち英一さんは「帰ってきたウルトラマン」でウルトラマン役をやってた方です。
僕的には「電人ザボーガー」の中野刑事の方が顔も出ていて印象深いんですけど。(笑)



ツーショットも撮ってもらいましたよ。(^^)


その後の居酒屋さんも予約をしていたので頃合を見て移動。



日も沈んで大分涼しくなってきました。




大分葉桜になってきていましたが、薄暗がりで提灯の中はキレイですね。



そして満月!




話も盛り上がり楽しい宴会でした!











一弦琴という楽器

2018-03-30 | 音楽・イベント
昨日知人の作曲家先生宅へ調律に行きました。

その先生、主に邦楽をされていますが、中で「一弦琴」というものをやっています。

以前にお話しは聞いていましたが、実物を見るのも音を聴くのも初めてでした。






長さ1メートルほどの薄く削ったヒノキの板。そこに1本弦を張ります。
しっかりした規格があるわけでもないようで、1本1本微妙に違うデザインで個性的です。
10本以上お持ちですが、これだけ持ってるのは自分だけじゃないか?とおっしゃってました。



江戸時代に日本に入ってきたらしいんですが、元々の国、中国では一弦琴に関する記録が残っていないようです。
理由は「玩具」としての認識しかなかったため記録に残さなかった。とのこと。

なので使い方も日本で固められていったんですが、その中で家元などが発生して、色々あったとかなかったとか・・・(^^;)

なんか聞けば聞くほど「ミュージカルソウ」と似ている感じが・・・(笑)


弦は元は三味線と同じ絹糸ですが、今はナイロン製も多いみたいです。


右手の人差し指、左手の中指にそれぞれ筒をはめます。
昨日見せていただいたのは象牙製でしたが、大きさと色形がチクワにそっくりです。(たまたま?)

左手は弦を押さえ音程のコントロールに使います。
ブルースギターのボトルネックのような感じですね。

右手は爪弾いて音を出します。
これは沖縄の三線に似ているかな。。

滑らないように板の上に置いて演奏しますが、なかなか大きな音が出ます。

象牙で強く弾くので「カーン」というような破裂音といいましょうか。。
太棹の更に乾いた強烈な音、といった印象でした。

そして1本1本個性的な音が出ます。
主に削り方の違いのようです。
ちなみにとても軽いです。


また丸い印が12個(シールを貼ってました)がありますが、これが音程の目安です。
都節音階のようでした。


「一弦琴」という形状から、のこぎりのようなメロディ楽器を連想していましたが、主には歌ものの伴奏に使うそうです。

三味線の歌ものをイメージしていただければ分かると思います。

もちろん器楽合奏用にも使うこともあり、そのための低音が出る大きな一弦琴というものもありました。


余談ですが、チューニングはDですが、歌もの伴奏なので奏者の音域に合わせてその辺はある程度自由に。(^^)


新しい世界を発見した~って感じですごくよい刺激をもらいました。

楽しかった~!



そして帰り道にこんな店舗を発見













ちょっとゾッとした話

2018-03-12 | 調律
老人ホームと併設されたデイケアセンターで調律をしました。
広くてキレイなセンターでした。

以前が調律実習生がボランティアでやっていた、というのから3年ほど経っているので、音のひどさは言うまでもありませんが、(笑)
同時に鍵盤のバラつきも気になりました。

一つ一つ直すには時間も予算もないので、掃除で鍵盤を外した際に、土台のレールのネジ5カ所を抜いてその下に紙を挟んで高さ深さを揃えることにしました。

バランス、フロントそれぞれ鍵盤がぶれないようにピンが刺さってます。
そしてそこにはクッションとしてのクロスと厚さ調整の紙が1つずつに刺してあります。

バランスピンとフロントの黒鍵はクロスの間隔が大きいのでそのままネジが回せますが、フロントの白鍵はクロスを抜かないとネジが回せません。

場所を間違えないようにピンのそばにクロスを並べますが、ふと見るとネジ穴と関係ないところのクロスが抜かれてチョコンと置いてありました。

触ってないし近くに誰もいません。

とりあえずそのクロスは戻して、他のネジ脇のクロスを抜いて調整作業をしました。

調整の紙を挟んでネジを締めてクロスを戻していたら、高音側のクロスの一つ(その下の紙も)がありません!

そんなに散らかしているわけではないので、どこかに紛れるということは考えられないんですが、付近を色々探しましたがやっぱりありません。

何か目に見えないものがイタズラしたとしか思えません。

自分は霊感が全くないので何も感じてませんが、どうだったんでしょうね…(+_+)

なくなったところは手持ちのクロスを入れて演奏には支障ないようにしましたが、さて、?…(^。^;)









家の近所で爆笑ライブ

2018-03-04 | 日常
自宅から歩いて数分のところに「ふじさわ宿交流館」という建物があります。
2,3年前に出来た新しい施設です。

http://www.fujisawa-kanko.jp/fujisawashukukouryukan/

そこにイベントスペースというものもあって、ちょくちょく何かしらやってます。


昨日は「太田プロ若手芸人爆笑ライブ」というものがありました。(無料!)



チラッと会場内




普段は通り過ぎるだけでよく知らないままだったんですが、先月たまたま同じ企画を見に行ったのでした。

そのときは正直垢抜けない感じで期待とはちょっと遠い感想でした。


ただ無料ということもあり、今回はどうかな?という軽い気持ちで仕事を終えてからふらっと覗いてみました。


先月は寒かったんですが、今日はぽかぽか日和で後部の扉が公演中も全開で開放感でいっぱいでした。




最前列の女子数名がファンなのか知り合いなのかは分かりませんが登場の挨拶とともに拍手と笑いをふりまいて、会場全体がそのムードに飲まれていきました。

当然場も暖まり、芸人さんたちもやりやすいのでしょうね、先月と同じ人たち?と思うほど今日のは面白かったです。


ライブの楽しさを存分に味わえました。


毎月やってるのかな?
スケジュールを気にして、また行ってみたいと思いました。










調律師雑談義(笑)

2018-03-03 | 調律
某ピアノ販売店へ行く。

主に中古再生ピアノを扱っているのだけれど、オーナーが修理と調律仕事に専念したいから店をたたみたい。と言っていた。



僕はお店を持つつもりはさらさらないのですが、どういうところなのか興味あったので、先輩調律師と一緒に見学をさせてもらった。



駅からもそう遠くない(なんとか徒歩圏内)でそれなりに広い。

しかも聞いたら家賃が安い!



お店を持つつもりはないけれど、何か新しいことが出来ないか考えるのは大好きなので、無遠慮に思うところを提案させてもらいました。


先輩のほうは最初特に考えもなかったようだけど、3人であーだこーだ言ってるうちに色々やれそうなことも思いついて(大半は事業としてどうよ?って感じですが)オーナーも「もうちょっと考えてみますね」というところで落ち着いた。

ひとまず良かった良かった。


あとは雑談の中で普段聞けない同業他社(他者)さんのこと(テリトリーやつながりなど)を聞けたのも面白かった。



調律師同士、協力をしながらもっと盛り上げられると楽しいな、と思った1日でした。