おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

京都で演奏します♪

2016-04-28 | のこぎり
早いものでもう来週になってしまいますが、5月5日のこどもの日、「はじめてのクラシックコンサート」にて出演、演奏します。

http://www.kyophil.com/kyophil/2016.5.5.html

場所は京都コンサートホール小ホール

京都フィルハーモニー室内合奏団と一緒です。


今回は、「踊る子猫」他2曲を演奏しますが、よく考えたら生オケと一緒にメジャー曲のメロディを弾くのは初めてです。
今までは、のこぎり用のスコアがある現代曲ばかりだったので、そういう意味でも今回はとても楽しみにしてます。(^^)


「はじめてのクラシックコンサート」で「のこぎり」というのもどうかと思うかもしれませんが、全然問題ありません!(笑)

いらっしゃれる、という方はゼヒ!

指揮者体験をはじめ、のこぎりを含めた全楽器の体験コーナーもあるそうです。
(自分もやってみたい・笑)

とても楽しみです!





羊と鋼の森

2016-04-21 | 
父からのメールで、この本の存在を知りました。
ついで友人からもお知らせメールが・・・

現在買いためた本が多数あり、最初は後回しにと思ったのですが、内容が調律師のお話だと知り本屋で購入、すぐに読み始めました。


「本屋大賞」の本を読むのは、「舟を編む」以来の2冊目です。
なんだか両方ともマニアックな仕事のお話だな~・・・(笑)
そして両方に共通しているのが、暖かい文体でいやな人が登場しないこと!



自分が調律師であり、お客さんとの会話のネタになれば、というのが読み始めるきっかけの一つでもありましたから、どうしても技術的な部分に最初は目が行ってしまいました。

でも、作者は調律師ではないし、読者の多くも調律師ではありません。他の職業を題材にしても同じでしょうね。
つまり、そういう読み進め方は面白くないし、正しくない。

素直に主人公の成長のさまを楽しんで読みました。



文体が暖かくて瑞々しい。心地よくさらさらと読めます。

一方で、シーンの区切りがなく連続して書かれているので、時系列というか「間」が分かりにくかったです。同じシーンの続きかと思ったら、全然違う日時、場所に飛んでいたり、と言うことが多く、主人公の費やした時間が分かりにくい。。。

加えて主人公の顔がずっと見えませんでした。

他の登場人物は、個性がはっきり書かれていて、すぐにどんな人なのか画が浮かぶんですが、主人公の外村君に限っては、調律の仕事は迷いなく選んだけど、自分の生き方や目指す方向の視点がなかなかハッキリ打ち出せないのでずっと「顔なし」くん状態で読み進めていました。

とはいえ、それが不快であったわけでもありません。
「悩み」「ジレンマ」「願望」はものすごく共感できたので、「うんうんそうだよな、がんばれ~。オレもがんばらなきゃな~」などと思いながら読んでいました。

終盤になって自分(外村君)の思いがハッキリと集約されたとき、パァッと彼の顔が浮かんできました!


読後感もすごく爽やかで、大賞も納得です。(他の本を読んでないので比較はできませんが・苦笑)





技術面でいうと、実際の調律師からの感想は批判的で厳しいものが多いようですが、確かに「え、?」と思うところがないでもないですが、目指している方向は間違ってないと思うし、心構えとしてはすごく同調しますし自分も背中を押される気持ちです。

ただ、本当に書かれているとおりの技術力を彼ら(作中の調律師たち)が持っていたら、見習いの戸村君を含め相当ハイレベルな会社ですね!(^^)


彼らを見習って、喜ばれる調律を今後も心がけていきたいと思います。









二胡とのこぎり

2016-04-17 | のこぎり
知人宅へ遊びに行きました。
昔、ずいぶんお世話になったところです。

事前に伺いたい旨をメールしましたら、「二胡を教えてもらってる日だけど歓迎します」とのご返事。
一緒にお教室で習ってたお仲間だったけど、すごく上手なので月一で教えてに来てもらってるとのこと。ただし、大半がお食事とおしゃべりという仲のよいお友達感覚。さらに、以前僕のライブにも一緒に来てくれた方という。。。


のこぎりを弾いてると、よく「(胡弓)二胡に似てますね」と言われます。

それに対して、今までは「印象は似てるけど、音はずいぶん違いますよ」と言っていた。
今日も最初はそう言ったのですが、

AKBの「365日~」という曲を二胡と一緒にユニゾンで弾いてみました。
驚くほど違和感なくかぶさりました!

弾き方も多少は二胡に寄せてみましたが、ここまで似るとは思いませんでした!ビックリです!!


これからは、素直に「似てますね~」と言おう。


まだまだ発見は尽きないな~。。。(^^)








聴いて聴いて弾いて♪

2016-04-13 | のこぎり
週末から週明けにかけて、音楽会が続きました。

まず土曜日に、お友達のテルミン奏者のようこさんのコンサート。
もう一人、濱田さんとの2台のテルミンによるデュオコンサート。



実は当初伺う予定には入れていなかったんですが、ピアノの調律をお願いしていただけたのでその仕事としておじゃましました。

ようこさんから「よかったら本番も見ていってください。」加えて「リハのチェックもお願いします」と言って頂き、その2点も快諾しました。

ピアノは少し古いディアパーソンで、ちょっと手こずりましたが、ピアニストさんにもなんとか気に入っていただけたようでまずは安堵。。。(^^)


リハも、最初はバランスが悪くて、ほかのお仲間と相談をしながら「もう少しこうしてください」などとお願いを繰り返しました。
するとみるみる良くなっていって、その変化に驚きました。

91Aという立派なテルミン2台のコンサートでしたが、置く向きによって音が干渉してしまうとか、近づけられないとか、まずセッティングにずいぶんとご苦労があったようです。
電子楽器も大変ですね。。。

ようこさんは聴くたびに腕を上げられて驚いてますが、それはともかく二人ともとてもお上手で、すばらしいコンサートでした。
テルミン奏者トップクラスの2名による貴重なデュオコンサートだったと思います。

コンサート終了後の記念写真



僕も入ってしまいましたが、中央の男性はこの日のために曲を書き下ろした作曲家の清道さん。男前ですね~(^^)



翌日は、千駄木にて「東京のこ音クラブ」の第8回千駄木コンサート。

普段練習会場に使っている千二会館にて、毎年行っている無料のコンサート。
8回ということで、この会も8年目!早いですね~!!

僕はこの会の会員ではありませんが、大体の人とお仲間なので、今回は知人を誘って4人で聴きに伺いました。









皆さんどんどん上達していて、聴いていて楽しかったです。


同じのこぎり演奏ということで、発見や勉強するところも多々ありました。

ご一緒した3人(それぞれ初対面・笑)も皆さん喜んでくれました。

帰りに表に出てちょっと立ち話をしていたら、同じく聴きに来ていたおばあさんが話しかけてきて
「あなたたちは遠くから来たの?私は近所から来てるんだけど、近所の人がいないのよねー」
と言って帰っていきました。
もったいないですね。。。もっとご近所の方を呼んで盛り上がれるといいなと思いました。

ますますの発展を期待してます!



そして最後に、昨日、茅ヶ崎にて童謡を歌う会のゲストで演奏してきました。



毎月行っている会なんですが、茅ヶ崎文化会館の大ホールを使って、1階部分ほぼ満席!千人近いお客様(お仲間)が集まりました。



主催で、司会をしている内山先生の人柄と力だな~とただただ感心してしまいますが、とにかく終始パワフルでした!


文化会館の係りの人も慣れているようで、ニコニコしながら見守っていました。(笑)



実はこの写真は来てくれた生徒さんからいただきました。

ピアニストさんとのソロのコーナーのあと、みんなと一緒に歌いましょうで、4曲後一緒しました。

内山さんから「オブリガートで弾いてください」と頼まれ、そのようにやりましたが、終了後その生徒から
「メロディを弾いているところは声に消されて全く聞こえなかったけど、オブリガートはちゃんと聞こえてきました」
と感想をいただきました。貴重なご意見です。ありがとう!

ちなみに、ソロのところからマイクで拾って拡大はしていますが、こちらも音量やバランスは今後も課題ですね。。。


なんにしろ、内山先生の勢いに圧倒されながらも、楽しく演奏させていただきました。



今後も演奏のご依頼が少しずつ増えています。ありがたい!

一つ一つ大事に進めていきたいと思います。