正しくは
「第21回 IAPBT 浜松大会」
IAPBT(International Association of Piano Builders and Techbicdians)
目的:日政治的に世界のピアノ技術者及び製作者の輪を構築し、その自由を奨励する。
目標:技術情報や関連するあらゆる事項についての交換手段を提供しその自由を奨励する。
1979年発足以来、隔年世界各地に於いて、各国代表による総会やシンポジウム等を通じ技術情報の交換や有効を深めて参りました。今年20年ぶりに静岡県浜松市で開催されます。
というものに参加してきました!
「世界大会」という名称でずっと言われていたのでタイトルもそうしましたが、その字面とは違う内容のものでありますね。。。(笑)
調律技術を競い合う、というものではありません。念のため(^^)
5月25日、26日の2日間にわたって行われ(海外からの方は27日にヤマハ、カワイの工場見学がツアーとして入っていましたが)、アクトシティ浜松コングレスセンターを借りて物販やセミナーを繰り広げられました。
各日夕方からはコンサートもあり。
物販や紹介コーナー
日本の調律師協会全国各支部がそれぞれ、自分の地域のアピールや商品の紹介をしています。
日ピで作ったというTシャツと、技術書、ちょっとした工具、部品を買いました。
別のフロアにて、今月頭に購入したチューニングハンマー製造の「ひびき工房」のブース。
朝一から大勢の人で賑わっています。
セミナーは、各メーカーや理論、製作等12あり、それを各日4会場で1日3枠で行われています。
つまり最大で6つ、全部は見られません。なので面白そうなものを取捨選択するわけですが・・・
自分が見た中でも面白いと思ったのが3つあったので、それで良しとしましょう!(^^)
そのひとつが「リラピアノ修復の軌跡」
こんな形のピアノです。
昨年11月、栃木の小野工房に行ったときにあったピアノ、そのときはまだボロボロでした。
それを如何に修復、復元したか?という内容でしたが、何しろ半年前の状態を見ているので余計に興味深かったということもあるのでしょうね。
鍵盤アクションモデルもありまして、それも作ったとの事!(こっちのほうが大変だったとか?)
他のリラピアノに多いアクションが下の写真
比べてみると分かりますが、形が全然違いますね。
今回の修復ピアノは、鍵盤がくの字型に曲がっていてアクションが下に沈みこんでます。
このお陰で色んな調整が大変。。。
破損したりなくなっているパーツを新たに作りつつ、なるべくオリジナルを残すよう試行錯誤しながら製作されたそうです。
最後には外装を取り外して触らせてももらえました。
鉄骨がなく、細い鉄の弦(現在は鋼鉄弦)。そしてハンマーはフェルトではなく皮製。
よって音は現在のものとは全然違いますが、これはこれで味があり、最近はこの音も好きになっています。
鍵盤のタッチの深さも現行ピアノの半分くらいなので、同じ曲でもテクニックや印象はまるで違うものであることが容易に想像できますね。
つづく
「第21回 IAPBT 浜松大会」
IAPBT(International Association of Piano Builders and Techbicdians)
目的:日政治的に世界のピアノ技術者及び製作者の輪を構築し、その自由を奨励する。
目標:技術情報や関連するあらゆる事項についての交換手段を提供しその自由を奨励する。
1979年発足以来、隔年世界各地に於いて、各国代表による総会やシンポジウム等を通じ技術情報の交換や有効を深めて参りました。今年20年ぶりに静岡県浜松市で開催されます。
というものに参加してきました!
「世界大会」という名称でずっと言われていたのでタイトルもそうしましたが、その字面とは違う内容のものでありますね。。。(笑)
調律技術を競い合う、というものではありません。念のため(^^)
5月25日、26日の2日間にわたって行われ(海外からの方は27日にヤマハ、カワイの工場見学がツアーとして入っていましたが)、アクトシティ浜松コングレスセンターを借りて物販やセミナーを繰り広げられました。
各日夕方からはコンサートもあり。
物販や紹介コーナー
日本の調律師協会全国各支部がそれぞれ、自分の地域のアピールや商品の紹介をしています。
日ピで作ったというTシャツと、技術書、ちょっとした工具、部品を買いました。
別のフロアにて、今月頭に購入したチューニングハンマー製造の「ひびき工房」のブース。
朝一から大勢の人で賑わっています。
セミナーは、各メーカーや理論、製作等12あり、それを各日4会場で1日3枠で行われています。
つまり最大で6つ、全部は見られません。なので面白そうなものを取捨選択するわけですが・・・
自分が見た中でも面白いと思ったのが3つあったので、それで良しとしましょう!(^^)
そのひとつが「リラピアノ修復の軌跡」
こんな形のピアノです。
昨年11月、栃木の小野工房に行ったときにあったピアノ、そのときはまだボロボロでした。
それを如何に修復、復元したか?という内容でしたが、何しろ半年前の状態を見ているので余計に興味深かったということもあるのでしょうね。
鍵盤アクションモデルもありまして、それも作ったとの事!(こっちのほうが大変だったとか?)
他のリラピアノに多いアクションが下の写真
比べてみると分かりますが、形が全然違いますね。
今回の修復ピアノは、鍵盤がくの字型に曲がっていてアクションが下に沈みこんでます。
このお陰で色んな調整が大変。。。
破損したりなくなっているパーツを新たに作りつつ、なるべくオリジナルを残すよう試行錯誤しながら製作されたそうです。
最後には外装を取り外して触らせてももらえました。
鉄骨がなく、細い鉄の弦(現在は鋼鉄弦)。そしてハンマーはフェルトではなく皮製。
よって音は現在のものとは全然違いますが、これはこれで味があり、最近はこの音も好きになっています。
鍵盤のタッチの深さも現行ピアノの半分くらいなので、同じ曲でもテクニックや印象はまるで違うものであることが容易に想像できますね。
つづく
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