杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・「原発なくても大丈夫」キャンペーン

2011-04-24 11:16:09 | 東日本大震災
「原発なくても大丈夫」といいうことを多くの人が知ることができれば
原発を廃止する方向に進めるのではないでしょうか。


共同通信、毎日新聞、NHKの3メデイアの世論調査では原発維持派と脱原発派がほぼ拮抗していました。
(毎日では脱原発のほうが多かったか)
ところが朝日、読売では維持派が56パーセントもいました。


例えば福島でいえば、子どもに被曝させたくないが土地を離れられずに親子が引き裂かれることになる、
あるいは、住み慣れた土地を離れるくらいならここで死ぬほうがいい、
と多くの人に考えさせてしまうような悲劇が「込み」になったエネルギーなら、
原発は要らない、と考える人が多いのが普通ではないでしょうか。

それでも、原発からは離れられないのではないか、と思わされているのは
原発なしでもやっていけるということに対する見通しを
多くの方たちが知らされていないからだと思います。

これを知らせて、同じ悲劇をもう繰り返さないようにするためには
マスコミの力が今こそ必要なのだと思います。
「原発なくても大丈夫」
が合い言葉になるような知恵を出したわなければならないと思います。

例えば、ティッシュのケースに、
こうすれば原発なくてもやっていける
という分かりやすい説明を簡単に書いて、いろんな団体が寄付をして街頭で配布するとかはどうでしょうか。

被災して仕事がとりあえず見付からない方に配布をアルバイトでお願いすれば一石二鳥ではないでしょうか(これは安易な思いつきです)。



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