杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・国の職員が福島へ家族で研修居住にいくのはどうか

2011-04-24 10:50:06 | 東日本大震災
先回、福島県の子どもたちの許容限度を20ミリシーベルトとしたことについて
役人を呼んでの市民集会について、
答弁が不誠実で腹立たしい、
とか思わず書いてしまったのですが
これは、なんの建設的な意見でもありませんでした。

あの影像を見て感じたのは
国の役人が福島の方たちの日々の危機感、焦燥感などの現状を理解していないのではないかという印象と
福島の方たちから見れば、「役人は分かっていない」という腹立ちと
どうせ自分達は見捨てられているのだといいう諦めだと思いました。

この間隙を埋めるためには、
小学生、中学生を持つ役人のご家族が問題となっている地域に研修で移り住まれるというのはどうでしょうか。

もちろん、子どもがそこで学んで暮らしても安全な地域と国が決めた地域ですので
人道上もなにも問題はないわけです。

そうすれば、福島県民の憤りが膚に感じて理解してもらえるかもしれません。
そして、そこで体験された役人の発言は福島県民に100倍も1000倍も信頼されると思います。
これは即刻できることですから、少なくとも1年間くらいの間の研修派遣をしてみたらどうでしょうか。


なお、下記が、件の記者会見です

子どもの安全基準、根拠不透明~市民の追及で明らかに(前編)
http://www.youtube.com/watch?v=jnOD55uLA7c

子どもの安全基準、根拠不透明~市民の追及で明らかに(後編)
http://www.youtube.com/watch?v=DUhlamqSQXg&feature=player_embedded#at=258


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1 コメント

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菅が率先して実行すべき (yasu)
2011-04-24 20:53:25
>国の役人が福島の方たちの日々の危機感、焦燥感などの現状を理解していないのではないかという印象と
福島の方たちから見れば、「役人は分かっていない」という腹立ちと
どうせ自分達は見捨てられているのだといいう諦めだと思いました。

この間隙を埋めるためには、
小学生、中学生を持つ役人のご家族が問題となっている地域に研修で移り住まれるというのはどうでしょうか。

もちろん、子どもがそこで学んで暮らしても安全な地域と国が決めた地域ですので
人道上もなにも問題はないわけです。


すごい強烈な皮肉と読みとれるが、そう言われるのも自業自得ではある。
まずはこの国のトップである菅が率先して実行してみては如何かと。
原発事故のニュース、当日の時点で炉心融解とはいかなくても、その危険くらいはあるなということは、冷却機能喪失という事で、文系だけどよくわかった。
理系なのに、判らないというのは、通用しない。
その罪は重い。
政界から去っても、ずっと住み続ければいい。
東電や保安院の幹部とご一緒に。

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