杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・裁判傍聴のご案内~明日17日東京地裁13:15~ 710号法廷

2007-10-16 22:48:50 | Weblog
教育に関する裁判のご案内(転送)です。

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『停職日記』(映画)で知られる東京都の中学の教員、根津公子さんの裁判の傍
聴のお誘いがきたので転送します。
根津さんは家庭科の教員で日の丸君が代の抵抗などでものすごい攻撃を受けてい
ます。

明日の裁判は、鶴田敦子さんが証言をされるということで、家庭科教育に関する
バッシングがテーマのなるはず。
見逃せません。

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根津公子です。
いつもお願いばかりで恐縮ですが、今回も裁判傍聴のお願いです。
17日(水)13時15分から16時50分 地裁710号法廷にて、多摩中での処分をめぐ
る裁判があります。
もう、ずいぶん前のことになりますが、私は2003年からの一斉攻撃の前段としてあったのだと今にして思います。
2001年2月に始まった攻撃は1年後に、職務命令違反ということでの処分になりました
が、根は深いものです。従軍「慰安婦」問題を家庭科で取り上げたことで苦情が
出されたということに始まり、指導力不足等教員にされようとした攻撃でした。

 今まで1年半に亘り進行協議が続き、今回、証人尋問の運びとなりました。

今回の証人尋問は、多摩市教委石川教育長(当時)と鶴田敦子さん(聖心女子大教授)です。
家庭科について証言してくださる鶴田さんの証言は、きっと、出前法廷授業となるでしょう。お勧めです。
 どうぞ皆さま、傍聴をお願いします。


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7 コメント

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気づくのが遅れてしまいました (やまさと)
2007-10-18 17:39:09
1日、拝見するのが遅れました。
傍聴したかったです…

私も、慰安婦問題、扱っていました。都の教員だと処分されてしまうのですね…。
日の丸君が代問題も含め、都の動向は地方にも影響が出やすいので、とても気になると以前の同僚が言っていました。
司法判断も含め、適切に…と願うばかりです。
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なぜ・・・ (中年男性)
2007-10-19 01:58:17
なぜ、家庭科の時間に慰安婦の話ができるの?
ちゃんと、普通の授業をしましょうよ。
その人の主義主張に関らず、生徒に正規の授業をしない先生って、やはりおかしいと考えますが。

ちゃんと働きましょうね。
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いろいろな授業があっていい (ken)
2007-10-21 22:24:59
 家庭科の時間に慰安婦の話をする先生がいたっていいではないですか。家庭生活の究極の破壊である慰安婦は、家庭科と無関係ではないでしょう。
 正規の授業ってなんでしょう。教科書なんて、あれもだめこれもだめと、削られて、おもしろいところなんか残っていない。多少偏っていたからって、先生は一人ではないし、子どもは子どもで判断するでしょう。日本中の先生がみんな同じことを言っていたら怖いですよ。
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反論の為の反論? (中年男性)
2007-10-22 23:11:41
ken様。慰安婦問題は家庭科で扱うべき事象では無く、普通に、素直に社会科でしょう。
正規の授業とは、家庭科なら、料理(栄養学含む)、裁縫とか、普通に暮らしていく上で必要なものと理解しておりますが。
教科書+αで授業を楽しく、理解しやすく工夫するのは大賛成ですが、あまりに脱線してしまうのは、父兄としては文句の一つも言いたくなります。
「そういった、個人的な主張は放課後にしてくれ」
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あげあしとり・・・「父兄」 (杉浦ひとみ)
2007-10-22 23:17:57
ご発言の場所によっては、結構、指摘を受ける言葉になってきたかと思います。
ということを、せっかくですからお伝えします。
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父兄 (ken)
2007-10-24 22:02:55
 今はほとんど使われていないと思います。
 珍しいものを見ました。
 ついでに言うと「父母」というのも正式な文書などでは避けていると思います。

 慰安婦というのは、性の問題で、家庭生活と関わりもあるでしょう。あくまで可能性の問題で、是非やれという意見ではありません。
 教科はお互いに関わっていて、純粋にどの教科の内容だと分けられるものではありません。「総合的な学習の時間」というのもあります。これだと、当然、特定教科の免許を持った教員が、総合を担当することになります。
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Unknown (やまさと)
2007-10-27 13:00:51
家庭科が料理と裁縫というのは、女子のみ必修のころの感覚だと思われます。

現在は、料理や裁縫はもちろんですが、家族とのかかわり、消費生活、保育(に関連して性教育…ある日突然子どもがやってくるわけではないから、非常に大切な問題と考えています)、など幅広い分野を扱います。普通に暮らしていく上で必要なものであると思いませんか?

教科書も、比重としてはどれも同じくらいになっています。
実際は、実習がある関係で食物と被服の時間数が多いといえるかもしれませんが、服を作れる技術が必要か?といわれるとそうでもなく…

現代社会や保健体育や、たしかにかぶるところが多いです。でも、いろんな教員がいろんな視点から授業をすることって必要だと思います。
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