「性同一性障害の男性の保険証 性別「女性」に変更 厚労省容認方針」
(2012.7.17 )
という記事に驚きました。
この記事の具体的な内容は次のようなものです。
戸籍上は男性で、心と体の性が一致しない性同一性障害と診断されている松江市の市民団体代表、上田地優さん(54)がその方です。
上田さんは、戸籍の性別を変更するための要件を定めた法律(性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律)
には該当せず、戸籍を女性とはされていません。
日本では、出生時の生物学的な性別が通常、戸籍に記載され、これを基に、
様々な公的文書の性別記載が決まってきていました。
ところが、上田さんが、国民健康保険証の性別表記を「女性」と変更するよう求めたことに対し、
厚労省が、容認する方針を固め、近く正式決定し、健康保険の運営をでいる自治体である松江市に伝達するということです。
厚労省が国民健康保険証に、戸籍と異なる性別の記載を認めるのは初めてですが、今後も同様の要望があれば容認するとのことです。
この保険証への性別記載を巡っては
上田さんは、「性同一性障害に悩む人が医療にかかる敷居が低くなり、
適切な医療を受けられるようになる。歴史的な瞬間に立ち会えて感激している」
と話されているということですが、個人が国の制度をすこしずつ変えさせているということにはすごいことだと思いますが、
国がこのように柔軟であることに驚きました。
(2012.7.17 )
という記事に驚きました。
この記事の具体的な内容は次のようなものです。
戸籍上は男性で、心と体の性が一致しない性同一性障害と診断されている松江市の市民団体代表、上田地優さん(54)がその方です。
上田さんは、戸籍の性別を変更するための要件を定めた法律(性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律)
には該当せず、戸籍を女性とはされていません。
日本では、出生時の生物学的な性別が通常、戸籍に記載され、これを基に、
様々な公的文書の性別記載が決まってきていました。
ところが、上田さんが、国民健康保険証の性別表記を「女性」と変更するよう求めたことに対し、
厚労省が、容認する方針を固め、近く正式決定し、健康保険の運営をでいる自治体である松江市に伝達するということです。
厚労省が国民健康保険証に、戸籍と異なる性別の記載を認めるのは初めてですが、今後も同様の要望があれば容認するとのことです。
この保険証への性別記載を巡っては
上田さんは、「性同一性障害に悩む人が医療にかかる敷居が低くなり、
適切な医療を受けられるようになる。歴史的な瞬間に立ち会えて感激している」
と話されているということですが、個人が国の制度をすこしずつ変えさせているということにはすごいことだと思いますが、
国がこのように柔軟であることに驚きました。