杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・母の日に思う   “白いカーネーション”

2012-04-29 07:56:58 | 生活
母の日が近づいています。
5月の第2日曜日です。

奇しくもこの月の第2日曜日は、かつての司法試験の事実上の1次試験である選択肢試験の日でした。
だから、この母の日は薫風,新緑の季節であるにもかかわらず別な思いもある時期です。

ところで、母の日が来ると思い出すことがあります。
白いカーネーションのこと。
4年前にもブログに書いていました。


私が幼稚園の時、母の日に園からカーネーションの造花を貰ったのですが、
そのときに「お母さんのいない子は白ですよ」と先生に説明をされたのです。
そのときに、白い花をもらっていた子がいたかどうか・・・確か、一人いたような記がします。4歳の時のことです。
記憶が定かではないのですが、今になってみると、子ども心をまったく思いやらない、ひどいことではないかと思います。

小さな子が「私は白を下さい」といわなければならないというのは、あまりにもかわいそうすぎます。
だから、もしかしたら、それは私の記憶違いではないか、そんなことはなかったのではないか、
という気もして、インターネットで「白いカーネーション」と検索してみました。
すると、やっぱり、ありました。

でも、下に載せた文章を読むと、白が母の日のカーネーションの起源のようです。
とすると、初めはかわいそうな習慣などではなかったわけですね。
むしろ、「お母さんありがとう」のほうが便乗したようなものですね。


先日、未成年の母親の後見をしていることから、乳児院に預けている子どもに会いに行ったのですが、
(ちょうど、おばあちゃんです!)
5か月になるその赤ちゃんは元気に大きくなっていました。
あとわずかで母親も会いに来ることができます。
でも、ここにいる子どものうち、母親と会うことはできない子どもたちもいることを思うと
特にこの時期、辛くなります。


<白いカーネーションの由縁>

20世紀初頭 アメリカ
1900年代のアメリカヴァージニア州が起源といわれています。1905年5月9日、アンナ・ジャービスという人の母親が亡くなりました。やがて彼女は、「亡き母を追悼したい」という想いから、1908年5月10日、フィラデルフィアの教会で白いカーネーションを配りました。これがアメリカで初めて行われた母の日だそうです。この風習がアメリカのほとんどの州に広まりました。そして1914年、その時のアメリカ大統領だったウィルソンが5月の第二日曜日を母の日と制定しました

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1 コメント

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四年前は (鉄甲機)
2012-04-30 00:23:09
「造花のカーネーションを自分の小遣いで希望者に買わせている。色は赤一色。」と書きましたが、今はそういうことも無くなりました。

先日家庭訪問で子どもたちの家を回りましたが、どこのお母さんも子どもたちのことを本当に思っているんだなあと改めて実感しました。お母さんたちの思い、ご家庭の思いに応えるべく、今年も学級経営に努めたいと思います。
再来週は「お母さんだけでなく、お父さんやおじいさんおばあさん、周りの人たちに感謝しましょう」とでも言いましょうかね。
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