ももクロの5人の中で、一番「つかみどころ」のない子。私にとっての玉井詩織とは、そんな子です。
杏果の歌のような特化したものもなく、他のメンバーのような強い個性もあまり感じられない。
あえていうなら、その足の長さに頭の回転の速さ、ツッコミの鋭さなどは特徴といえば特徴ですかね。
この子をどのように形容したらよいかわからず、「正統派アイドル」なんて書いたこともありますが、実は正統派というほど、アイドルアイドルしているわけでもなく、むしろ5人の中では、一番常識的なのかもしれない。
「普通」の子、というべきなんだろうか。
いや、普通と言ってしまうと、またちょっと、なにか違う。
普通というのとは、微妙に違うのです。
うーむ、やっぱりうまく形容できない……。
ただ、この子がいなければ、やっぱりももクロは成り立たないんですよね。まあ、ももクロの場合、どこかのアイドル・グループとは違って、この5人以外ではももクロにならないんですよね。
入れ替わったり抜けたりだとか、絶対あり得ない。
そういう意味では、やはりしおりんにも、ももクロメンバーとしての重要な役割があるんですよね。
うまく形容できないけれども、ももクロには絶対必要な存在。
それが、玉井詩織。
21歳、おめでとう。