9日、北海道洞爺湖サミットは、3日間の全ての日程を終えて閉幕した。
最大の焦点だった地球温暖化対策では、主要8カ国が2050年までの温室効果ガス排出量の半減という世界全体の長期目標の共有を全ての国に求めることで一致。
中国やインドなど新興国の首脳からも、数値に触れない形で支持をとりつけた。
ちょうど私はサミットが開催されていたときに香港に居て、現地の報道を見ていたのだが、非常に不思議なことに気がついた。
それは、日本で開催されているサミットなのに、日本の福田首相が登場するシーンが殆どなかったということだ。海外に出てみると、日本、そして日本の福田首相に対する関心が驚くほど低いということに気づいた。
一部海外の報道で「食料問題を論じるサミットに出席した首脳や夫人たちが歓迎夕食会で、キャビアやウニといったぜいたくな料理を楽しむのは「偽善的」だ」などと批判されていたが、この辺りはホスト国として日本の外務省の演出が上手くない点が露見してしまったと言える。
さて、サミットのホスト国にも関わらず驚くほど、海外からの注目度が低かった日本だが、私は今回のサミットにおいて、日本は他の参加国に対して、もっと強く「あなたたちの国でも、日本並みの環境対策をするべきだ」と主張するべきだったと思う。
それは単にホスト国としてアピールしようという意味ではなく、日本にはそれを主張できる環境優等生としての実績があるという意味だ。
7月14日号のTIME誌の記事に、最近では非常に珍しい論調の記事を2つ発見した。
1つは、先日の胡錦濤主席の訪日以来、日本と中国の関係性が非常に穏やかに上手くいっているという記事。
東シナ海のガス田開発も共同開発が決まったことなど、5つの理由を挙げて両者の関係性が、非常に和やかで良好であることを伝えている。
もう1つは、環境対策を考えるにあたり、一人当たりのエネルギー消費量、GDP当たりのエネルギー消費量で見ると、日本は非常に優秀で、他の先進国や中国、インドは日本に学ぶべきだということを述べている記事だ。
米国、中国、インドなどのエネルギー消費量の数値が軒並み高いのに対して、日本の数値はいずれの指標でも米国の約2分の1に過ぎない点を挙げている。
近年のTIME誌にしては珍しく日本を褒めていたわけだが、この指摘は正しいと思う。
私に言わせれば、TIME誌に指摘されるまでもなく、日本は堂々とサミットの場で、「皆さんの国も、少なくとも日本並みの数値になってくれ」と言えば良かったのだ。
実際、先進国及び中国やインドの数値が日本並みの水準になれば、今問題とされているほとんどの環境問題は解決できると思う。
当たり前の話だが、どんな時でも下手に出ているだけでは外交にならない。時と場合によっては、強く主張することも必要だ。
こうした点を課題としながら、今回のサミットの反省をして、今後の諸外国との外交に活かしてもらいたいところだ。
最大の焦点だった地球温暖化対策では、主要8カ国が2050年までの温室効果ガス排出量の半減という世界全体の長期目標の共有を全ての国に求めることで一致。
中国やインドなど新興国の首脳からも、数値に触れない形で支持をとりつけた。
ちょうど私はサミットが開催されていたときに香港に居て、現地の報道を見ていたのだが、非常に不思議なことに気がついた。
それは、日本で開催されているサミットなのに、日本の福田首相が登場するシーンが殆どなかったということだ。海外に出てみると、日本、そして日本の福田首相に対する関心が驚くほど低いということに気づいた。
一部海外の報道で「食料問題を論じるサミットに出席した首脳や夫人たちが歓迎夕食会で、キャビアやウニといったぜいたくな料理を楽しむのは「偽善的」だ」などと批判されていたが、この辺りはホスト国として日本の外務省の演出が上手くない点が露見してしまったと言える。
さて、サミットのホスト国にも関わらず驚くほど、海外からの注目度が低かった日本だが、私は今回のサミットにおいて、日本は他の参加国に対して、もっと強く「あなたたちの国でも、日本並みの環境対策をするべきだ」と主張するべきだったと思う。
それは単にホスト国としてアピールしようという意味ではなく、日本にはそれを主張できる環境優等生としての実績があるという意味だ。
7月14日号のTIME誌の記事に、最近では非常に珍しい論調の記事を2つ発見した。
1つは、先日の胡錦濤主席の訪日以来、日本と中国の関係性が非常に穏やかに上手くいっているという記事。
東シナ海のガス田開発も共同開発が決まったことなど、5つの理由を挙げて両者の関係性が、非常に和やかで良好であることを伝えている。
もう1つは、環境対策を考えるにあたり、一人当たりのエネルギー消費量、GDP当たりのエネルギー消費量で見ると、日本は非常に優秀で、他の先進国や中国、インドは日本に学ぶべきだということを述べている記事だ。
米国、中国、インドなどのエネルギー消費量の数値が軒並み高いのに対して、日本の数値はいずれの指標でも米国の約2分の1に過ぎない点を挙げている。
近年のTIME誌にしては珍しく日本を褒めていたわけだが、この指摘は正しいと思う。
私に言わせれば、TIME誌に指摘されるまでもなく、日本は堂々とサミットの場で、「皆さんの国も、少なくとも日本並みの数値になってくれ」と言えば良かったのだ。
実際、先進国及び中国やインドの数値が日本並みの水準になれば、今問題とされているほとんどの環境問題は解決できると思う。
当たり前の話だが、どんな時でも下手に出ているだけでは外交にならない。時と場合によっては、強く主張することも必要だ。
こうした点を課題としながら、今回のサミットの反省をして、今後の諸外国との外交に活かしてもらいたいところだ。
強く言っても別によくね?って思うけど
分からん
福田さんお疲れ様
最近テレビで、外務省や厚生労働省を、久しぶりに伏魔殿と言っていた与党政治家がいたが…
政治家も官僚も、民間企業から演出とは?と学ぶべきだと思う。
中小・零細企業の各偽装事件でなく(笑)
大手広告代理店・自動車メーカーや家電メーカーの広告部門の人材から知恵を借りるべき。
そんな素直な官僚いないか(笑)
外交下手な日本人というより…
まだまだ古い世代が、のんきに構えているだけなんだろうなぁ
早くクタバレ!ナアナア主義・皆で渡れば怖くない的ご都合集団主義!の
皆でないが…大半の団塊世代&その前後世代!
すけさん
かくさん
こらしめてやりなさい
やるか?
ネズミ溝みたく
倍々的に孤児を増やすからオレが馬鹿でも徐々によくなる