自民党総裁選は9月26日に投開票され、安倍晋三元首相が第25代総裁に選出された。
安倍氏の総裁就任は5年ぶりで、自民党の総裁経験者が返り咲くのは初めてのこと。
安倍氏は「責任をしっかり胸に刻んで、政権奪還に向け全力を尽くしていく」
と再び総理を目指すことへの理解を求めた。
今回の自民党総裁選は、結果として自民党にとって
非常に重要なものになったと思う。
谷垣氏がそのまま総裁に就任していたら、
民主党と同じく全く盛り上がらなかっただろう。
その意味では石原伸晃氏による「谷垣降ろし」の
貢献は大きかったと言える。
そして総裁選そのものも、国会議員票では1回目の投票で最多票を
獲得した石原伸晃氏は総裁選中の相次ぐ失言などにより自滅し、
安倍氏と石破氏が逆転で決選投票というドラマチックな展開になった。
石原伸晃氏が敗れる展開は、安倍・石破の両陣営とも
想定していなかったと思う。
決選投票で安倍氏に及ばなかった石破氏も、政策面のアドバイスなど今後も
影響力は発揮できるだろうから、それほど気にしていないと思う。
また党員・党友の票を集めた点から考えても選挙を戦う際、
石破氏の力は必要だ。
石破氏は無派閥の人物であり、
かつての自民党ならば考えられない結果だと思う。
憲法改正を唱える安倍氏が首相になる可能性が出てきたということで、
「日本の右傾化」を米国が懸念しているという声もあるようだが、
私はそれほど心配していない。
安倍氏は前回首相を務めた際も「日米基軸」を崩さなかった。
憲法第96条の改正を求めているだけで、
必ずしも右傾化した思想とは言えないと思う。
自民党が総裁選で勢いを見せる一方で、民主党では「今は自民党に勝てない」
と判断した議員の離党が相次いでいる。
特に比例区の議員の動きが顕著で、
日本維新の会へ合流する人も増えているようだ。
このままだと、あと1週間から10日も経たないうちに過半数割れになり、
内閣不信任案が可決されて野田内閣は一気に解散に追い込まれる
可能性が高いと思う。
ただ日本維新の会も、政党として発足した途端にスキャンダルを
露呈するなど、少々みっともない事態になっている。
世論調査の結果、次期衆院選で投票したい政党や投票したい
候補者がいる政党を聞いたところ、自民党が35%で最も多かったとのこと。
2位は民主党の14%、橋下氏が率いる新党
「日本維新の会」は12%と続いている。
私としては「自民党はそこまで反省できているのか?」
と感じる点もあるが、今回の総裁選を見る限り、確かに自民党の
「景色」が変わったとも感じる。
いわゆる自民党の「長老」に全面的にサポートされた石原伸晃氏が
敗れたということは、自民党内における「長老」の役割に
変化が出てきたということだろう。
また、何人かしっかりしている議員もいるし、期待したいところだ。
世論調査の結果を見ても、今回の総裁選で自民党への関心は
相当上がったことが分かる。
自民党も民主党も嫌だから日本維新の会と思っていた人たちの中にも、
「意外と自民党に任せてみるのも面白いかもしれない」と
感じている人がいると思う。
今回の自民党総裁選は、自民党が夢にまで見た
理想的な形になったと言えるだろう。
自民党、民主党、日本維新の会、それぞれの動きを見て、
「次の政権は自民党に戻る可能性が極めて高い」ということが
はっきりした一週間だったと思う。
安倍氏の総裁就任は5年ぶりで、自民党の総裁経験者が返り咲くのは初めてのこと。
安倍氏は「責任をしっかり胸に刻んで、政権奪還に向け全力を尽くしていく」
と再び総理を目指すことへの理解を求めた。
今回の自民党総裁選は、結果として自民党にとって
非常に重要なものになったと思う。
谷垣氏がそのまま総裁に就任していたら、
民主党と同じく全く盛り上がらなかっただろう。
その意味では石原伸晃氏による「谷垣降ろし」の
貢献は大きかったと言える。
そして総裁選そのものも、国会議員票では1回目の投票で最多票を
獲得した石原伸晃氏は総裁選中の相次ぐ失言などにより自滅し、
安倍氏と石破氏が逆転で決選投票というドラマチックな展開になった。
石原伸晃氏が敗れる展開は、安倍・石破の両陣営とも
想定していなかったと思う。
決選投票で安倍氏に及ばなかった石破氏も、政策面のアドバイスなど今後も
影響力は発揮できるだろうから、それほど気にしていないと思う。
また党員・党友の票を集めた点から考えても選挙を戦う際、
石破氏の力は必要だ。
石破氏は無派閥の人物であり、
かつての自民党ならば考えられない結果だと思う。
憲法改正を唱える安倍氏が首相になる可能性が出てきたということで、
「日本の右傾化」を米国が懸念しているという声もあるようだが、
私はそれほど心配していない。
安倍氏は前回首相を務めた際も「日米基軸」を崩さなかった。
憲法第96条の改正を求めているだけで、
必ずしも右傾化した思想とは言えないと思う。
自民党が総裁選で勢いを見せる一方で、民主党では「今は自民党に勝てない」
と判断した議員の離党が相次いでいる。
特に比例区の議員の動きが顕著で、
日本維新の会へ合流する人も増えているようだ。
このままだと、あと1週間から10日も経たないうちに過半数割れになり、
内閣不信任案が可決されて野田内閣は一気に解散に追い込まれる
可能性が高いと思う。
ただ日本維新の会も、政党として発足した途端にスキャンダルを
露呈するなど、少々みっともない事態になっている。
世論調査の結果、次期衆院選で投票したい政党や投票したい
候補者がいる政党を聞いたところ、自民党が35%で最も多かったとのこと。
2位は民主党の14%、橋下氏が率いる新党
「日本維新の会」は12%と続いている。
私としては「自民党はそこまで反省できているのか?」
と感じる点もあるが、今回の総裁選を見る限り、確かに自民党の
「景色」が変わったとも感じる。
いわゆる自民党の「長老」に全面的にサポートされた石原伸晃氏が
敗れたということは、自民党内における「長老」の役割に
変化が出てきたということだろう。
また、何人かしっかりしている議員もいるし、期待したいところだ。
世論調査の結果を見ても、今回の総裁選で自民党への関心は
相当上がったことが分かる。
自民党も民主党も嫌だから日本維新の会と思っていた人たちの中にも、
「意外と自民党に任せてみるのも面白いかもしれない」と
感じている人がいると思う。
今回の自民党総裁選は、自民党が夢にまで見た
理想的な形になったと言えるだろう。
自民党、民主党、日本維新の会、それぞれの動きを見て、
「次の政権は自民党に戻る可能性が極めて高い」ということが
はっきりした一週間だったと思う。
>「次の政権は自民党に戻る可能性が極めて高い」ということがはっきりした・・・
ありえない。