まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【仮説】 半分は自分自身に言っている。

2021-06-05 09:07:28 | 陰と陽の理論

防災カレンダー
5日。新月週間。




半分半分、 

 仕事上お客さんからクレームを受ける可能性がある方々。クレームを受ける心構えは半分半分であると思います。



 その半分とは、
 半分は自分の業務で何か問題があったかもしれない。今後改善した方が良い内容が含まれているかもしれない。これは小さな警告かもしれない。
 相手の言葉から、悪意の部分を取り除いて、警告の部分が残っているかを抽出する機会であります。

 残りの半分とは、
 この人物が本当に危険な人間である可能性。サイコパスである可能性。言質をとって本社に連絡したり、SNSで炎上させる可能性。

 その人物のクレームの中に、自分の業務への警告成分があったとしても、悪意の部分は猛毒です。
 「こいつはあかんやっちゃ」という臭いを感じたら、すぐに責任者にバトンタッチすること。一番悪いのは言質をとられることです。相手はそれを言わそうとしています。バッグに入れたスマホで録音しているかもしれません。

 最初はこちらが良かれ善意と思ったことも、揚げ足取る気満々です。つい本音が出てしまうと、鬼の首をとったように嬉々とすることでしょう。

 どんな時でも本音が顔や言葉に出ない経験を積んだ「責任者」の方にお出まし頂くことが重要です。



自分自身を口撃している。

 という半分半分もあるのですが、今回はもう少し大きな視点での半分半分です。



 その人は私にクレームを言っています。そしてそれは半分です。
 しかし残りの半分はその人は自分自身に言っているのです。たとえば未来の自分自身かも。
 そう遠くない将来誰もがこの世を離れます。自我の洗脳から解かれて心の奥底の自分自身に戻る時。その未来の自分自身に対して口撃しています。

 その人は私にクレームを述べている。その人はそう信じて疑いません。
 しかし私は、その人が自分自身を口撃しているのを、傍らで観ているのです。



 そういう半分半分。



心の奥底にいるお天道様。

 日本人は「お天道様が観ている」という言葉を使います。
 私はその言葉が好きです。
 お天道様とは、自分の心の奥底にいる自分自身の良心のことです。

 自我は第三者を口撃していると錯覚していますが、本当は自分の心の中のお天道様に対して感情をぶつけています。
 私はそれを傍らから観ているだけです。



彼は自分自身を観ていた。

 昔のことです。
 ある知人が私を強く非難したことがありました。
 とすると突然その知人が「まるぞう。そんな眼で俺を見るな」と怯えだしたのでした。

 私はびっくりしました。
 私は特に彼に対して腹を立ててたわけではなく、強いて言えば物事の経緯ってどうだったかなと思い出していた間のこと。でもその時は何も考えず彼を観ていた時だったかもしれません。
 その時何を考えていたのか、はっきり思い出せないということは、何も考えていなかった時だったかもしれません。

 彼が怯えたのは、私の視線ではなかったのです。
 私の眼の中に、彼の心の奥底の自分自身が観えたのだ。ずっと後になってからそのように気づきました。
 そういうこともあるのですね〜。



同行二人旅。

 クレームを言う側も、クレームを受ける側も、この世に生きる人はみな、自分と自分の心の奥底の自分の二人旅。人生とは同行二人です。
 誰もが心の中のお天道様に静かに観られながら、私は自分自身のハンドルさばきの挑戦真っ最中であります。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
自分に一体何が出来るだろう?と思う毎日です。
子供や親を守るために、精一杯、そして希望をもってやっていきたいです。

→ 同行二人旅ですね!

==========
もしかして二極化がかなり進んでいますか?

→ 同じ社会に住んでいるのに、全く別の世界に住んでいる人たちの如くですね。

==========
ワクチン後のIVM
Alzhackerさんがツイッターで、FLCCCアライアンス会長ピエール・コリー博士の対談の一部を翻訳してくださっているのですが、その内容がとても興味深くて、希望をみる思いがしました。

「ある引退した医師が、家族や友人に診療を行いその数が増加してるのですが、イベルメクチンの経験を私に話してくれました。彼は、ワクチンを摂取した後、筋痛や痛みなどの炎症症状がひどく長引き、ひどい頭痛や疲労感に襲われた患者の何人かが、イベルメクチンに非常によく反応したということでした。」「エビデンスに基づくものではありませんが、イベルメクチンの主なメカニズムはスパイクタンパクに結合することです。そしてワクチンは何をするか?それはスパイクタンパクを作ります。そして、ある人はスパイク・トップ・プロテインによって病気になったのです。そして、IVMが中和します。」
https://www.youtube.com/watch?v=Tn_b4NRTB6k&t=8388s

→ 情報ありがとうございます。

==========
保育士、看護師、介護職の現場はどこも人手不足で過重労働です。給料も決して高くないし。それを支えているのは、利用者のありがとうだったり、笑顔だったり、お世話になりましただったりと思います。全員からではないにしても。
 それなのに、挨拶がダメだとか、ましてクレームだとかって。。
 現場の方たちは、そのような人達にも公平に接して頑張っていると思います。シモのお世話も、嘔吐の掃除とか。

→ 今後しばらくは(本当に心を持たないかの如くの)クレーマーが出現する時代となることを想定して、本日のメモを書きました。社会の立場上これからそういう人に接する可能性のある方々へ。ありがとうございます。

==========
ひょっとして、仕方なく、それ以外にどうしようもなく、演じさせられているのでしょうか。

→ これから起こる国難一つひとつに我々国民が浮足立たないことが一番大切だと思います。頑張りましょう!

==========
尊敬する青山氏が、先ほどニュースの尻尾「ワクチン無しで見殺しか!?」を投稿されていました。ワクチンに対してここまで肯定的な発言をされていることで福祉関係の自分は受けるか否かでまた揺れ動いていますが、会社関係者は半ば強制的な依頼をしてきます。

→ 理屈で言えば、高齢の方々のワクチン接種が完了したのであれば、介護する側は未接種でも大丈夫じゃないかと思います。多分理屈ではなく精神論なんだと思います。

若い世代の人や女性は数ヶ月様子見でのらりくらりと時間を稼いで頂きたいと思います。狂想曲は長く続きません。しかし自分の身体とのお付き合いは一生モノです。

==========
まるぞうさんは、mRNA以外のワクチンについでどう思われますか?
ジョンソン&ジョンソンなど。

→ mRNAワクチンにしてもウイルスベクターワクチンにしても人工的に体内にスパイクを作らせてばらまくのは、現時点ではどちらも要注意だと思います。


主人が二回目6月20日です。それまでに、何かしら、もしかして危ない?くらいのデータが出たらいいのですが・・・

→ 残念ながら多分データは出るのはまだ先だと思います。


あと、呼気で移る。これは本当にあることだと思いますか?

→ 接種者の体内でばらまかれたスパイク粒子が体外に排出されるということだと思います。これでCOVID-19が感染するのではなく、周囲の人の体内に(接種者が排出した)スパイク粒子が入り込むということだと思います。

筋肉注射で体内の細胞が一斉にスパイク粒子を作り出す症状にくらべれば、影響は少ないとは考えられますが、一応同じスパイク粒子が接種者から体内に入ることはあり得ると想定はしても良いかもしれません。


夫は接種したので、家で念の為マスクをしてますが、もし呼気で何かあるならば、半年前から接種が始まってる他国で何かしらのデータがでてそうなものだと思われませんぁ?

→ 確率は低いのですが、そうと思われる事例はあるようです。ゼロイチではないです。
・接種者の周囲の人に必ず影響が出る。わけでもなく
・接種者の周囲の人に必ず影響が出ない。わけでもない。


希望はしませんが、何らかのワクチンを打たないといけない(選択の余地なし)状況になり、選べる状態であれば、J&Jはどうだろう?1回ですむし。とか考えてました。

→ 私はJJにしたい。しかし今のバージョンは血栓問題がある。しかし近々この改良がされるということなので、それを待ちます。という口実に数ヶ月のらりくらりと様子見をするのはいかがでしょう。

ワクチン血栓の原因解明か アストラ/ジョンソン製改良へ手掛かり 独研究
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/06/post-96433.php

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知らない間にコロナにかかってて完治した人が、ワクチン打つとどうなるの?

→ 一回目の接種で副反応がきつい人は、知らずに体内で免疫が出来ていた人なんじゃないかな。と素人考えです。

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38 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2021-06-05 09:52:40
今日はアンノンで失礼いたします。
まるぞうさん、コールセンターは、扱うものにもよりますが、精神病みます。結構な率で病みます。
もちろん!真摯にお声を聞いて問題解決に臨みますが、クレームの時、余程の事態にならない限り、上司に変わることは出来ません。例えお客様から変われと言われても、相手がクレーマーとわかった場合、誰に変わってもお答えは同じですと言って、変わりません。変わって欲しいけど。延々一時間以上とかはあります。また、本当のご指摘、有難いご指摘、何度も頂いたご指摘を元の会社様にお伝えしましが。変わりませんね。受けても二通りあり。自分が悪くはないので心の中まで入れさせない、規定の話をする方。どうしてもお客様の気持ちに感応して、心の中にいれてしまい落ち込む方。
お客様に寄り添うので時間がかかり効率悪いと見なされる場合。様々です。私は何年も胃薬がお友達でしたが、事務仕事を任せれてからは、あっと言うまに空が晴れたようになりました。コールセンターのクレーム受けはきついです。電話する方も派遣だと分かって声をぶつける人が少なくありません。対面仕事の方を考えると想像できないな。大変ですね。心病まず、対処出来るようになりたいものです。
失礼しました。
Unknown (Unknown)
2021-06-05 11:47:01
まるぞうさんはクレーム=攻撃・悪意と思い込んでいるのですね。
でも、クレームは本来「サービスに対する苦情や改善要求、契約あるいは法上の権利請求を指す外来語(Wikipedia)」なんです。つまり正当な要求も含まれています。ただし、最近の日本では「損害賠償請求やごり押し等による不当な強迫要求や請求の意味で用いられる場合もある(Wikipedia)」とあります。

まずそこを明確にしないといけませんね。

コールセンターで働いていた読者のコメントを読みましたが、私も長年コールセンター勤務でした。いろんなコールセンターを経験し、その読者とはちょっとちがう認識です。
合わない人はほんとうに無理で精神を病んでしまいます。
私は割り切っていたのと、どのセンターも規定と上の判断で上司に変わってもらえました。私が上司の立場になった時は難しい対応をしてきました。
私はクレーム対応が得意でどこのセンターでもそこが重宝がられましたし、電話なので身の危険はありませんからわりと安心できました。

お客様のなかには正当な要求で怒っておられる方、穏やかに主張される方、不当な要求を恫喝紛にしてくる方、ストーカー的な方、様々いらっしゃいました。
あと、クレームではありませんが手続きや操作説明に何時間もかけなくてはいけない方も。
難しいのは、お客様の要求が法的にも道義的にも正当なのに、社内規定がそれができない仕組みになっている場合ですが、そのあたりの判断は上司がしますので丸投げです。これも悩みません。
上司はオペレーターの対応を見ながら通話を傍聴していますので、ちょっとした異変でもすぐに指示が来ますし、自分の通話が傍聴されていない時に判断に迷えば報告してすぐに判断を仰げます。
またどこのコールセンターも録音しているので証拠もとれています。

言いたいことは、どのセンターもクレーム=攻撃・悪意とはとっていないことです。
必ず正当なクレームと不当なクレームを分けて考えています。

まるぞうさんはクレーム=悪と決めつけていて、そこは改めなくてはいけないと思いますよ。
正当な主張をしている人が「死後のあなたが見るんですよ」と言われるのは、たぶん誰でも気分がよくないと思いますよ。
「心地よい真実を語る」ことが大切ではないでしょうか。
ワクチン後のIVM (unknown)
2021-06-05 12:10:56
この内容がよく理解できません。もう少し詳しく解説してもらえないでしょうか。
Unknown (SHO_KO)
2021-06-05 16:10:15
まるぞうさん、更新ありがとうございます(^^)
先週より、子どもが謎の脚のしびれ→風邪で私もうつってしまい久々のゲホゲホ気味の毎日です。皆さまもお身体お気をつけて下さーい!!

・若い女性ら、抗体量増加 コロナワクチン接種で 千葉大病院 6/4(金)15:52配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7036439ea66cfbb9243f8ae39f7e930463bef11c
千葉大病院(千葉市)は4日までに、新型コロナウイルスワクチンを2回接種された病院職員1774人について、ほぼ全員で抗体量が増加したとの調査結果を公表した。
・・・特に若い女性らで増えやすい傾向が確認できたという。
抗体があった人は、1回目の接種前は21人(1.1%)だったが、2回目の接種後には1773人(99.9%)に増えた。若い女性や、接種間隔が長い人、花粉症薬などの抗アレルギー薬を服用する人は抗体量が増えやすい傾向が出た。逆に、免疫抑制薬を服用する人や飲酒頻度が高い人らは、抗体量が増えにくかった。
→私は蕁麻疹・花粉症なのですが、毎日症状を抑える為に花粉症でもよく使用されている薬を使います。私の場合は、免疫過剰になるパターンに該当するのか?と気になり千葉大のHPの調査結果を検索しました。
・ニュースリリース2021年6月3日PDF(査読前だそうです)
https://www.ho.chiba-u.ac.jp/hosp/dl/news/info/info2021_03.pdf
・コロナワクチンセンターの活動報告
https://www.ho.chiba-u.ac.jp/hosp/dl/news/info/info2021_04.pdf
Unknown (Unknown)
2021-06-05 16:14:13
https://twitter.com/Bashiiiiii0603/status/1400995243302871041
骨折するまでなんでこんな段差ちょっとやのにエレベーターあるんやろと思ってたけどごめん、めっちゃ助かる。

その立場になってみて初めてわかるそれまでの無知の傲慢さ。だれにでもある。
Unknown (SHO_KO)
2021-06-05 16:16:15
先ほどの追加情報ですが、いちおう
抗体反応研究では最大規模(査読前情報)だそうです。
Unknown (Unknown)
2021-06-05 16:52:08
ワクチン

勝手ながらワクチンの種類とその機序についてコメントさせて頂きます。
あわせて個人的な見解もコメントさせて頂きます。

なぜかmRNAワクチンばかり黒魔術扱いしている人が多いようですが、もし仮に何らかの問題が生じた場合には科学的根拠に基づき、原因に応じて対処する一助となれば幸いです。

①不活化ワクチン
不活化ワクチンはウイルスを増殖出来なくして(バラバラにするなど)接種します。
人体の細胞内に侵入することはありません。
ただし、スパイク蛋白など物理的構造によっては、ウイルスと人体の細胞が結合すること自体はあり得ます。
またウイルスが(バラバラの状態ではあるものの)まるごと接種されるので、ウイルスの全粒子が抗原となって、免疫反応が生じます。
生ワクチンに比べると一般的に免疫反応が不十分なので、複数回接種やアジュバント(免疫増強剤/免疫補助剤)を添加するケースが多くなります。

②弱毒化生ワクチン
弱毒化生ワクチンは、ウイルスの増殖力を低下させて接種します。
つまり、弱いながらも増殖力を持ちます(ウイルスのスパイク蛋白が人体の細胞に結合するだけでなく)。
このため、人体の細胞質内や核内に侵入し比較的長期間(一般的には数年程度)にわたり、細々と増殖を繰り返します。
増殖したウイルスは細胞外に放出されます。
これにより、比較的長期間の(獲得免疫ではなく、直接の)免疫反応をもたらしますが、一方で免疫獲得まで時間がかかり(通常1か月程度)ます。
当然ウイルスの全粒子が抗原となります。
ウイルスが侵入した人体の細胞は排除されます。


③mRNAワクチン
mRNAを何らかの形で人体の細胞質内へ侵入させます(ファイザーやモデルナ製は脂質ナノ粒子に包む)。
ただし核内には侵入しません。
人体の細胞内でmRNAにコードされたたんぱく質のみ(全粒子ではなく)を作り出して細胞外に放出します。
mRNAによりコードされ作られたたんぱく質(スパイクタンパクの一部)のみが抗原となります。

mRNAが侵入し、たんぱく質を作り出した人体の細胞は排除されます。
ファイザーやモデルナ製にはアジュバントは含まれませんが、脂質ナノ粒子を構成するPEGへのアナフィラキシーがあるとされています。
脂質ナノ粒子が脂溶性で小さいことから抗原提示した樹状細胞がリンパ節に集中しやすく効果が高くなる傾向があります(当然腫れや発熱などの副反応も多い)。
一方で脳を含む全身の細胞へ侵入する恐れがある(ただし増殖しない)。

④ウイルスベクターワクチン
アストラゼネカやジョンソン&ジョンソン製の場合、遺伝子組み換えにより新型コロナウイルスのスパイクたんぱく部分の遺伝情報を追加した(ヒト以外の)アデノウイルスを増殖できないようにして(増殖能力を残すことも可能))接種します。
一旦人体の細胞内の核内まで侵入したうえで、細胞質内にmRNAを放出し、さらにそこからmRNAにコードされたたんぱく質を作り出し、これを細胞外へ放出します。
mRNAワクチン同様に、mRNAによりコードされ作られたたんぱく質のみが抗原になります。

ベクターウイルスが侵入し、たんぱく質を作り出した人体の細胞は排除されます。

mRNAでコードされたたんぱく質だけでなく、ベクターウイルスそのものに対しても抗体が出来るため、同じ種類のウイルスベクターワクチンは、基本的に二度と使えません。
「ジョンソン&ジョンソンのワクチンが1回接種で済む」と言うよりも、2回打つアストラゼネカの方式の方が異色だと思います(短期間だから可能なのかもしれません。なお、アストラゼネカとジョンソンジョンソンのアデノウイルスは別の種類です)。
今回に限らず、ウイルスベクターワクチンを接種した場合は、その記録をしっかりと保存しておき、同じ種類のウイルスベクターを用いたワクチンを接種しないように十分に注意する必要があります。

抗原となるタンパク質を作る前に、一旦mRNAを生成する必要があります。mRNAワクチンに比べて手順が多くなる分、そこで不具合が起きる可能性も高くなります(アストラぜネカ製による血栓の理由の一つとも言われています)。

⑤サブユニット・ワクチン
不活化ワクチン(バラバラの全粒子)を一歩すすめて、全粒子ではなく特定の部分(サブユニット) のみを工場で人工的に精製/増殖し、接種します。
塩野義の場合は、バキュロウイルス・昆虫細胞系を用いたたんぱく質発現技術(BEVS)を用いて製造しています。
塩野義の場合はスパイク蛋白質(スパイクたんぱく質すべてなのか、スパイクたんぱく質の一部分のみなのかは不明)をサブユニットとして選択しています。
人体の細胞内へ侵入することなく、そのまま抗原となり抗原提示細胞に貪食されます。

BEVSでは昆虫細胞をあらかじめ培養しておき、十分に増殖したところで(遺伝子組み換えで新型コロナウイルスのスパイク蛋白を組み込んだ)バキュロウイルスを感染させ、抗原(スパイク蛋白質)を大量生産しています。
塩野義の場合は改良型BEVSを用いてラヴドウイルスを排除してますが、以前のBEVSでは昆虫細胞にラヴドウイルスの挿入が認められ承認取り下げに追い込まれるなど、まだその製造工程における安全性は十分には確立していないと思われます。

塩野義製はアジュバント(国内使用実績があるもの)を使用しています。

⑥まとめると
a)スパイクたんぱく質が問題だった場合
現状では、すべてのワクチンで同じ問題が起きる。
ただし、コードする部位を変更することにより、mRNAワクチン、ウイルスベクターワクチンは対応可能。
サブユニットワクチンも抗原を変更することにより対応可能。
不活化ワクチンや弱毒化生ワクチンは原理上全粒子を使用するので、基本的に対応不可能。

b)脂質ナノ粒子が問題だった場合
ファイザーとモデルナ製のmRNAワクチンのみで同じ問題が起きる。
ただし、脂質ナノ粒子以外を用いたmRNAワクチンが出来れば、対応可能。

c)ベクターウイルスが問題だった場合
ウイルスベクターワクチンのみで同じ問題が起きる。

d)mRNAの生成に問題があった場合
ウイルスベクターワクチンのみで同じ問題が起きる。

e)侵入された人体の細胞に問題があった場合
弱毒化ワクチン、mRNAワクチン、ウイルスベクターワクチンで同じ問題が起きる。

f)アジュバントに問題があった場合
個々の製品のアジュバントによる。
現状ではmRNAワクチンとウイルスベクターワクチン以外の新型コロナワクチンでは、何らかのアジュバントを使用しているはずです。
kmの不活化ワクチンはアジュバント有無両方を開発中と聞いていますが、製造量を増やす場合は、アジュバント入りを選択せざるを得ないと思います。

g)遺伝子組み換えに問題があった場合
個々の製品による。
組み替える場所や修飾の内容にもよると思いますが、現状では不活化ワクチン以外すべての新型コロナワクチンが何らかの遺伝子組み換えを行っています。

h)人体の細胞の核内(DNAなど)への影響
現状では弱毒化生ワクチンとウイルスベクターワクチンのみが問題となり得ます。
今後DNAワクチンが出てくればこれも問題になり得ます。

⑦蛇足
我々は科学技術の進んだ現代日本に生きています。
前近代の様な黒魔術や、隣国の様な情治はごめんです。

生命がかかっているほど大切なことであると思うのであれば、「〇〇さんが言ってるから」「〇〇のHPに記載してたから」ではなく、一人ひとりが時間をかけてでも科学的根拠を調べ、考え、議論し、結論を出す事が大切だと思います。

また人それぞれの覚悟も必要だと思っています。
個人的にはワクチンを接種しない間は、延命措置拒否にかかる書類を用意しています。
ワクチンを接種しようがしまいが、新型コロナウイルス感染症は「新型インフルエンザ等感染症」に分類されている事から、中等症になれば(ベッドが空いてる限り)強制入院ですし、重症化して回復の見込みがない場合でも(書類と共に拒否しなければ)自動的に人工呼吸器が装着され、貴重な医療資源を長期間奪う事になります。
自由の対価として他人に迷惑をかける可能性が高くなり得ると思っています。
※他人に人工呼吸器の装着拒否を強要する訳でも推奨する訳でもありません。あくまでも個人的な想いです。
不掲載でもいいです☆ (たま♪)
2021-06-05 17:49:33
まるぞうさんは クレーム=悪 と決めつけた事は書いてないと思いますよ~^^

でも、書いていなくても、そう思われてしまうような面が全くないとは言えないかも、とも個人的には思います。


まるぞうさんの主観=正しい みたいにこのブログでは扱われることが多いからです。
一部の読者さんも、まるぞうさんの主観に沿った事であれば受け入れて
そうじゃないことは、内容を細かい事まで理解せずに げんなり だとか 苦笑だとか 勝手にバカにしてきますもんね。

私個人に言えることは、自分が間違っていない、と心底思えたら、まるぞうさんがどうであれ、読者さんがどうであれ気にならなくなってきた、ということです。

まるぞうさんは、善人だし良い所もたくさんある人だから、そんなまるぞうさんに反論している自分が間違っているのでは?と思うと、いつまでも、どっちが正しいのか自分で確認したくなってしまうけれど。

まるぞうさんや、まるぞうさんを崇める読者さんの言葉に左右されないくらい自分の信念を信用できるようになった方が早いな、と。

まるぞうさんは善人だけど、全部が全部正しいわけじゃないし、全部が全部正しいと崇めるような一部の読者さんの方がおかしいわけだから。
だれだって、正しい面と間違ってる面を持っているからこの世に生まれて来たわけだし。

ゼロイチの感覚を持ってる人が、「まるぞうさんに反論する人は間違ってる」と言いたがっても気にせずに、まるぞうさんの言動を気にせず、自分の中の正当性を信じられたら、気が楽になりました。

要は、まるぞうさんは、細かい事に関しては、いちいち反応を返してくれないから期待しない方がいいですよ、ということです。
Unknown (Unknown)
2021-06-05 17:49:39
お疲れ様です。高齢者の方の電話が、一番しんどいです。
Unknown (Unknown)
2021-06-05 17:59:39
まるぞうさんはクレーム=悪と決めつけて…ると、これまた決めつけてますよね、unknownさん。
私はまるぞうさんの記事を読み、そういう風に感じないので。何なんでしょうね、言葉って難しいな…

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