まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【未来小説】369の人たち物語。再び。塞翁が馬。

2023-10-14 09:05:36 | 今日のひとり言

防災カレンダー
14日。新月週間。

撮影地





どんな厳しい環境に置かれても、それは必ず変容の塞翁が馬になる鍵となります。
だから大丈夫。




その時、普通の人間私達にも起きること。

すみません。本日も引き続き妄想小説です。
身体が衰弱していく中で、このことが「変容」に繋がるのか。

今までの時代は本当に限られた人にしか起きなかったこと。
それがこれからは私達多くの人に「普通に」起きることとなる。
そんな未来小説があるものですから。

大きな災害を受けて避難している生活。
水も電気もガスも交通も止まって、外部世界と遮断された環境で数週間じっと過ごす。
そういう最悪を想定しています。



そういう過酷な状況の中で、
衰弱の中で身体も精神も弱っていく人と、
その衰弱が変容の鍵となる人の違いはどこにあるのでしょうか。
そんな妄想のお話です。



希望が塞翁が馬の鍵となる。

最大の要因は「希望」であります。
どんなに過酷な状況であっても、これが自分の変容の鍵となることを知っていること。
強制的な断食状態になっていたとしても、でも自分はその状況を積極的に受け入れるということ。
大丈夫。



擬似的な臨死体験で再び思い出すこと。

そしてその過酷な状況で自分の人生を振り返ることは本当に大切です。
それは擬似的な臨死体験です。
自分はこのままこの世を去るかもしれない。
その時に後悔することは何でしょうか。
また
あの世に移った時に、持っていけるものは何でしょうか。
自分がこの人生で大切だと思っていたものの多くは、結局手放さなければならないものばかりでありました。
でも人に優しくしてあげたこと。
人を許してあげたこと。
人を受け入れたこと。
人を助けたこと。
人に喜ばれたこと。
そして
自分を諦めなかったこと。
これらの体験は、自分の本当の宝として、あの世に一緒についていってくれるものです。

最悪の避難環境で衰弱する中で、擬似的な臨死体験をすること。
この体験は、この避難生活から生還した時に、自分の人生を大きく変えていることでしょう。



慈悲心。

その疑似臨死体験を通して、やはり他の人も助けたいと思います。
自分より弱っている人。
自分より衰弱している人。
その方たちに手を差し伸べたいです。
自分が飲む用にとっておいた水も、半分はその方に差し上げることになる。
そういう現象も起きるかもしれません。

大丈夫。絶対に助かるから。頑張ろう。
自分の心の中に灯っている希望の火をお裾分けして上げたいです。



そういう未来小説のシミュレーションで、これは用意しておいた方がいいよ。と未来の自分が教えてくれるもの。



口を湿らせる水さえあれば大丈夫。

一つは水です。
とにかく何日も断食が続いたとしても、口を湿らせる水さえあれば大丈夫。
それが肉体の変容の着火点になる。
とにかく備蓄は水です。

ペットボトルの長期保存の水。
噴火が起きたらとにかく自宅内で貯水する。
お風呂浴槽。お鍋。バケツ。折りたたみのウォータータンク。
サバイバル浄水器。
一戸建てなら雨水貯水タンク。
自宅に井戸があると理想的です。
それぞれ各自の脳内シミュレーションに合わせて。



心の健康。

もう一つはトイレの用意です。
庭がある一戸建てなのか、街中のマンションなのか。
それぞれ脳内シミュレーションで、何が必要か。想定することは役に立ちます。



情報は希望を支えてくれる。

そしてもう一つはラジオです。
停電が数日続くと、携帯基地の電源も落ちてスマホは使えなくなります。
最悪の想定は、インターネットから遮断された状態でもあります。
火山灰が降りしきるなかでは、外出もままならないです。
閉じ込められた世界。

ラジオだけが、長期停電している私達に、外界の情報を伝えてくれる手段です。
被害はどのくらいなのか。
いつ収まりそうなのか。
いつ救助が来てくれるのか。
いつ復旧が始まるのか。
そして被災している私達に、全国から届けられる励ましの言葉。

未来の私は伝えます。
ラジオの情報が「希望」を大きく支えてくれた。

いつまで続くかわからない暗闇の中だと、心は折れたかもしれない。
しかしラジオから流れる「情報」が大きな支えになったと。

災害用ラジオであればバッテリーが切れても手回しでしばらく聴くことが出来ます。
もちろん乾電池も用意しておけば、数週間の被災期間は充分持つでしょう。



だから大丈夫。

どんな厳しい環境に置かれても、それは必ず変容の塞翁が馬になる鍵となります。
だから大丈夫。
・口を湿らせる水さえあれば断食状態は変容の鍵となる可能性がある。
・絶望ではなく希望をもってその環境を受け入れることが鍵。
・擬似的な臨死。自分の人生を振り返って本当に大切なことを思い出すことも。
・自分より弱った人衰弱した人を助ける心。これが鍵です。

だから大丈夫。
お読み頂いてありがとうございます。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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想定してからダメなら仕方ないですよね。今の私は想定する気力がないまま諦めてます。この型は違うとわかっているのにしないという…。まるぞうさんのここ数日の記事も読み込むと気持ちが落ちるのでざっくりとしか読めてません。東京住みなのにね…。気持ちが拒否してるのだけは自覚してます。

→ それでも記事を読んで頂いてありがとうございます。所詮妄想小説なので。御自分のペースでよろしくお願いいたします。大丈夫。

==========
シルバーさん
・・・
私の頭の中の小説は謎の体調不良で大人がどんどんなくなっていき、残された子供だけの世界です。
そこに地震か水害がやって来ます。
色々なパターンがありますが先ずは自分と家族、余裕があれば生き残ってくれた子供たちに安心して寝る場所と少しでも食料をあげたいですね。

→ ありがとうございます。

==========
大切な事を日々発信してくださってありがとうござます。
先日、朝食の準備をしながら、このブログの昨今の記事がなんとなしに、頭に浮かんでおりました。
 「いざ!という時。って言うけれど、実際にその時、私はどんな風だろう?」と漠然と思っていました。
 しばらく、地震の揺れは経験が無く、物品の備蓄はしても、こころ構えというか、具体的に自分がどう動けるのか、 咄嗟の行動が出来るのか?△の場所だったなぁ〜etc etc。。。

 夜になりまして、夕飯も終わり夫と二人ソファーで思い思いに過ごしておりましたら、ドッカンと大きな音と地響きがありまして、ビックリして飛び上がり、なになに、地震?事故?とか右往左往としてまして、一方夫は落ち着いて窓から外を見て、何も無いねーと言い、スマホで地震サイトをチェックしてくれました。するとなんと、ほぼほぼ震源地でした。
 発表は震度1でしたが、お尻のしたから、ドーンというのは、初めての経験で私にしたら小さなイザ!に遭遇し、腰を抜かすかと思っていましたが、びっくりすると走り出すという自分の野生の衝動に、さらにびっくりしました。
 日頃から避難のシミュレーションがいかに大切か思い出させて頂いた一件でした。

 取り急ぎ、リビングの壁にピッタリ付けていたソファーの後ろを隙間を空けて、避難スペースを設けまして、防災リュックも置きました。玄関近くの物入れに入れていたのを変えました。
 我が家は古い平家の戸建住宅なので、直下だと梁で圧死を避ける行動、大きな揺れなら庭に出る。寝室なら、台所なら、と、咄嗟の行動を考えて防災点検の見直し中です。

 イザ!となった時に自分はどうするのか。
頭が真っ白になっても「命を守る行動」が取れるように、初動のワンアクションを考えておくことも大切だとしみじみ思いました。

身に引き寄せて考えるとは、こういう事かと、少しだけ怖い思いをさせて頂いて、防災意識が高まったというお話でした。

→ 防災体験談ありがとうございます。シミュレーションをしている限りは災難は起こりにくくなる。備えあれば憂いなし。ですね。ありがとうございます。

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SHO_KOさん
・・・
お返事ありがとうございます。他人の備蓄リストを参考にしつつ、自分にとってより最適なシミュレーションを模索していきます!
まるぞうさんの記事と読者さんたちのコメ情報のお陰で、以前よりはずっと真剣に覚悟して具体的な準備をしていけそうな気がしました。ありがとうございます。

→ どんな災害でも、希望さえ持ち続ければ、塞翁が馬になる。というのが今回の369未来小説の結末でした。そして何を備えたら良いのか。シミュレーションの中で未来の自分が教えてくれる。ということ。自分や家族だけでなく、自分たちより弱った人、衰弱した人たちも助ける。そのために備蓄になる可能性のことも。

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