まるぞう備忘録

無題のドキュメント

燻製器不要。自家製ベーコン。その2。

2013-12-29 23:19:16 | まるぞうレシピ
自家製ベーコン材料

豚バラブロック 500g
粗塩 25g
三温糖 10g
黒胡椒 5g

前回書いたようにヨメは肉をあまり好みません。
その結果、我が家の食事はお肉は少ないです。
私も普段はそれほどお肉を食べたいとは思いません。
しかし無性にお肉を食べたいと思う時があります。

それは仕事のトラブルでお客さんともめたり、かなり高度な交渉事をこなしたあとなどです。
対人関係でエネルギーを消耗すると、無性にお肉が食べたくなる傾向があります。
あ~肉食いたい、トンカツ食べたい、カツカレー食べたい。
そういうときは職場を抜けだしてココ壱に向かうのでした。

禅宗の修行僧のような生活をしている間は肉食を断った生活も可能かもしれません。
しかし俗世にまみれた生活で対人関係でいろいろ悩みながらも生き抜かなきゃいけない場合は、お肉の生命力も必要なのかもしれません。

実際土日など外出もせず仕事のメールも読まず家族以外誰とも会わない日などは、別にお肉を食べたいと思いませんから。

ちなみに私の母は70歳を越えたあたりから肉を好むようになりました。
月1~2回実家に帰り昼食を作ってあげるのですが、何を食べたい?と訊くといつも、今日は肉を食べたい。ステーキ食べたい。といいます。(笑)
日本人が長寿命になった理由の1つがあります。

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長寿の人は肉を好んで食べる“肉食系”という話がある。これは本当なのか?
(略)
日本の平均寿命が50歳を超えたのは1947年だ。1965年、それまで増え続けていた脳卒中が減り始めた。理由は肉で、よく食べるようになった地域から成果が上がった。肉と乳製品の摂取が増えたことが決定打となり、世界に冠たる長寿国となった。
(略)
20種類のアミノ酸からできているたんぱく質のうち、9種類は人間の体で作れないため、外部から摂取しなければならない。これが必須アミノ酸で、最もバランスよく摂れるのが肉だ。貧血や骨粗鬆症、動脈硬化、心臓病、脳卒中、糖尿病、高血圧症などの予防にも効果がある。ただし、肉だけが優れているというわけではない。肉と魚を1対1、卵1個、牛乳200ccの摂取が望ましい。

週刊朝日 2013年9月6日号
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肉食については人それぞれの立場があると思います。
信念を持ってお肉を食べない方もいれば、好みの問題としてお肉を食べない人もいれば、アレルギーなどでそもそもお肉を食べられない人もいます。
私の母のように高齢になってからお肉を好む人間もおります。
私のように対人関係でエネルギーを消耗するとなぜだかお肉を食べたくなる人もいます。

ただ忘れてはいけないのは、お肉は多くの人にとって生命力や若返りアミノ酸を摂取するのに必要な食べ物でありますが、大切な命を頂いているということであるいうことです。



さて豚バラブロックですが、多くの人は大型スーパーで購入するのであろうと思います。
しかし私は財布に余裕がある時は、できるだけ近所のお肉屋さんで買っています。
このお肉屋さんはスーパーのように特価セールはなく少々割高であります。
しかしこの個人店は質の良いお肉を扱っているのです。
ここのお肉屋さんで買ったお肉の時は、「あら、このお肉はお肉屋さんのお肉?」と家族にわかってしまうので、やはり健康な良いお肉であるようです。





スーパーと違いこのお肉屋さんでは、豚バラブロックはお店の人に言って切り分けてもらいます。

あのうベーコンを作りたいので豚バラブロックを買いたいのですが。

そういうと寡黙なお兄さんは後ろの冷蔵庫から大きな豚1頭のぶら下げられたお肉を持ってきます。

どのくらい?

7センチくらいかな。といって親指と人差し指でブロックの幅を指定します。

お兄さんは無言でその幅で豚バラを切ってくれます。
計量して包んでくれたあとに、その寡黙なお兄さんは珍しくニコっと笑って話しかけてくれました。

これでベーコンを作ったら美味しいでしょう。



おそらく愛情をかけて育てられた豚。
そして充分育ったあと出荷されて電気ショックでされた豚。
この豚肉を食べるということは、そういうものも全部引き受けて食べさせて頂くということです。
感謝して美味しく頂くことが「生きる=命を継続する」ということであります。



つづく



上記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら

おひさま、ありがとうございます。