防災カレンダー
17日。新月週間。
東京都から東方向(大地発光)
鳥取県東部より東〜北方向
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八百万の微生物が織りなす土の中の世界。
このメモは「菌根菌ネットワークを栽培するためには」という目的のための備忘メモです。「畑の作物の収穫量をあげるためには」という目的のためではありません。
もちろん「菌根菌ネットワークは畑の作物の収穫をあげる」傾向はあると思います。しかし単純に「畑の作物の収穫をあげる」ことを目的とするのであれば、いろいろな選択肢があります。どういう土地でどういう作物でどういうビジネスをするか。で、様々な農法の選択肢があります。
ただ私は自分が家庭菜園を行うにあたり、土の中に森林(=菌根菌ネットワーク)を再現できたら嬉しいという個人的な趣味です。古来から日本人は土の中にも神様を見出しておりました。土の中の八百万(やおよろず)の微生物たちが、土の中の神様である。という個人的な心象風景です。
土の中に八百万(やおよろず)の微生物ネットワークを育てていくポイントは3つあります。本当は人間が何もしなければ、自然という神様は土の中にも土の上にも森林を作っていくでしょうが。もし私達が自分の庭や畑を育てるのであれば。
ポイント1 耕さない
私の畑もそうでした。耕した瞬間は土はふかふかになります。しかし大雨が降って乾くとまた硬い土に戻るのです。土をやわらかくするのは、
・植物の根
・菌根菌などの微生物
・ミミズなどの土壌生物
であります。
金子教授の実験では半年に1回家庭用耕運機で土を耕すとミミズなどの土壌生物は戻って来ないという結果でした。でありますから逆に
・周囲の雑草は抜かずに、出来るだけそのままにしておく。
・耕運機などは使わず、クマデなどで表面数センチだけ。
という耕し方であれば、菌根菌ネットワークを傷つけないと考えられます。後述しますが、雑草や作物の葉や茎を肥料として土表面に置く時は、土数センチのところに軽く埋めるのも効果的と思います。
ポイント3 肥料を与えない
菌根菌ネットワークとは、植物が土の中の養分をかき集めるためのギブアンドテイクです。土に養分がたっぷりあれば、わざわざ無理して菌根菌ネットワークを形成する必要はないわけです。
ただしその状態は不自然なので、養分(窒素分など)をたっぷり含んだ実や葉にはたくさん虫がついて食べつくされます。
土地の土というのは「雑木林」になるように遷移して行きます。その時特定の場所だけ、異常に養分が多いと雑木林になりません。
土「すみません。虫さんたち。この実や葉についた過剰な窒素分を拡散するのを手伝ってください」と呼び寄せるようにも思います。これがなぜ作物に窒素過多だと虫が寄って来るのかという理由。
ただし人間の都合で、作物を窒素過多(過養分)にしておく必要があります。その場合は、土が虫を呼び寄せても作物が食われないように、ビニールハウスや防虫ネット。農薬などが必要となります。
ただ菌根菌ネットワークを育てる視点であっても「無肥料原理主義」ということではありません。菌根菌ネットワークが枯れない程度であれば、肥料を与えるのは良いと思います。
ただし人はどうしても肥料をやりたがります。ジジババが孫におやつを与えたがるのと似ています。かわいいので、すくすく育って欲しいので。おなかすいたらかわいそうだから。喜ぶ顔が見たいから。
しかし私は「人間の身体はお腹が空いているくらいが健康に丁度よい」という考えが好きなぐらいですから、作物も養分が足りなめくらいが丁度よい。と思っております。
ポイント3 多様な生き物
現代の社会では「多様性」という言葉はポリコレ(社会正義を大義名分にして社会を逆方向に誘導すること)に利用されることが多く、胡散臭い響きがつきまといます。残念なことです。
でも「土」に関しては「多様性」は重要です。八百万(やおよろず)の微生物たちが、菌根菌ネットワークを構成しているからです。
だからその土地が呼び寄せた雑草は抜ききらないこと。私達が作物を植えるために立ち退いてもらうことはあるでしょう。また作物の日当たりを確保するために、雑草の葉や茎を刈らせてもらうこともあるでしょう。
畑からすると、人間もまた創造神なのであります。という私の心象風景です。土の中の八百万の微生物に、自分が植える作物を受け入れてもらうこと。
自分が植えたい作物半分。土地が呼び寄せた植物半分。細菌もキノコ菌も土壌生物も虫も。土が呼び寄せる生き物は、多様な方が面白い。そのように思います。
こう考えてみると、有機農業で失敗された方は、
・半年に1回、土を耕し、
・有機肥料をドカドカ土に混ぜ込む
ということをしていたかもしれません。
化学肥料と異なり、有機堆肥であればたくさん上げる方が土が喜ぶ。そのよう思うのかもしれません。有機肥料を分解する役割の腐敗菌たち。彼らは菌根菌を追い払ってしまいます。なぜならドカドカ有機物を土に混ぜられたら、それを分解する腐敗菌の方が土にとって優先されますから。
自然農を提唱した創始者たちは、土の中の八百万(やおよろず)の微生物たちが観えていたのだと思います。しかし畑を単に「作物の収穫場」としか見ていない方は、形だけ真似をして失敗したのではないでしょうか。
まずは、自分の畑の土の中の多様性。八百万(やおよろず)の微生物たちの世界をゆっくりはぐくんでいく。自分が育てる作物半分。土が呼び寄せる植物半分。
つづく
注記)この動画コンテンツは個人的に参考になりましたが、この方の他の動画コンテンツや他の発言や行動などをこのブログが全面的に肯定しているわけではありません。
■首相官邸へのご意見
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
■安倍首相のFacebook
https://www.facebook.com/abeshinzo
(Facebookの仕組み上、コメント投稿時は投稿者の名前も公開されます)
■自民党への安倍首相応援コメント
https://ssl.jimin.jp/m/contacts?_ga=2.247766276.2038314964.1501028960-2110744341.1501028960
おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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でも大根を植える時はどうしたら良いのかな?と思います。
不耕起だと大根、生育途中で二股になったりしないでしょうか。家で食べるのだからそれでも良いと言われたら確かにそうなんですが。
あと、不耕起だと当然畝も作らないということですよね。
雑草は抜かない、土も耕さないだとり労力的にはかなり楽ですが。
→ はい。二股大根でも食べる味には変わりはないと思います。作物を作る人と料理する人が同一人物だから問題ない。と思います。
畝を作る目的は水はけです。スギナが生えるようなジメジメした土地でなければ畝はなくてもいいんじゃないかな〜。と思います。またジメジメした土地の場合は溝などが有効かと思います。畝を作るのと同じ効果です。
私の見解は、作物の収穫量を上げることではなく、土の中の微生物を増やして微生物ネットワークを育てること。という視点であります。
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数年冷蔵庫に入れっぱなしだったちょっとシンナーのような匂いのするぬか床に乳酸漬けの汁を入れたら、、復活しました!
→ 良かったです。お知らせありがとうございます。
==========
半島での南北共同連絡所爆破の一件、そして大陸でも大きな動きが北京で起こり始めてる様です。 防衛省のイージスアショア設置停止と繋がっていると見ます。
→ イージス網では防ぎきれないミサイル(放物線を描かない巡航型のミサイル)の実用化が、仮想敵国で進んでいるので、計画を白紙にしたのは良いことと思います。撤回した本当の理由の一つは「イージス網は時代遅れになりつつあるので今から新規に投資する価値はない」だと思います。ロシアとの駆け引きも。
ちょっと古いニュースですが、隠された事情などを推測するヒントになります。
「ミサイル防衛はどこまで必要か」(キャッチ!ワールドアイ)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/900/288599.html
==========
不耕起栽培の水田バージョンなら、冬期湛水不耕起栽培の提唱者である岩澤信夫氏でしょうか。
佐渡のトキの餌場確保のために協力したことをNHKで紹介されていました。冬期湛水による1アールあたり200万匹以上(場所によってかなり数値は変動するみたいですが)のイトミミズなどによる雑草抑制効果や天然の肥料ができることは衝撃でした。
このやり方も慣行農法以上の収穫が望めるといわれてたと思います。
やはりカギは耕さないことにあるのかもしれませんね。
いかに土中のネットワークを発展させていくか、そこにヒトの役割があるように思えてなりません。
→ 私もそのように思います。ありがとうございます。
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でも大根を植える時はどうしたら良いのかな?と思います。
不耕起だと大根、生育途中で二股になったりしないでしょうか。家で食べるのだからそれでも良いと言われたら確かにそうなんですが。
あと、不耕起だと当然畝も作らないということですよね。
雑草は抜かない、土も耕さないだとり労力的にはかなり楽ですが。
→ はい。二股大根でも食べる味には変わりはないと思います。作物を作る人と料理する人が同一人物だから問題ない。と思います。
畝を作る目的は水はけです。スギナが生えるようなジメジメした土地でなければ畝はなくてもいいんじゃないかな〜。と思います。またジメジメした土地の場合は溝などが有効かと思います。畝を作るのと同じ効果です。
私の見解は、作物の収穫量を上げることではなく、土の中の微生物を増やして微生物ネットワークを育てること。という視点であります。
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数年冷蔵庫に入れっぱなしだったちょっとシンナーのような匂いのするぬか床に乳酸漬けの汁を入れたら、、復活しました!
→ 良かったです。お知らせありがとうございます。
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半島での南北共同連絡所爆破の一件、そして大陸でも大きな動きが北京で起こり始めてる様です。 防衛省のイージスアショア設置停止と繋がっていると見ます。
→ イージス網では防ぎきれないミサイル(放物線を描かない巡航型のミサイル)の実用化が、仮想敵国で進んでいるので、計画を白紙にしたのは良いことと思います。撤回した本当の理由の一つは「イージス網は時代遅れになりつつあるので今から新規に投資する価値はない」だと思います。ロシアとの駆け引きも。
ちょっと古いニュースですが、隠された事情などを推測するヒントになります。
「ミサイル防衛はどこまで必要か」(キャッチ!ワールドアイ)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/900/288599.html
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不耕起栽培の水田バージョンなら、冬期湛水不耕起栽培の提唱者である岩澤信夫氏でしょうか。
佐渡のトキの餌場確保のために協力したことをNHKで紹介されていました。冬期湛水による1アールあたり200万匹以上(場所によってかなり数値は変動するみたいですが)のイトミミズなどによる雑草抑制効果や天然の肥料ができることは衝撃でした。
このやり方も慣行農法以上の収穫が望めるといわれてたと思います。
やはりカギは耕さないことにあるのかもしれませんね。
いかに土中のネットワークを発展させていくか、そこにヒトの役割があるように思えてなりません。
→ 私もそのように思います。ありがとうございます。
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