荻野洋一 映画等覚書ブログ

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フランス 0-2 イタリア

2008-06-18 11:40:00 | サッカー
 UEFA EURO 2008、11日目。
 
 いったい何なのだ、フランスの体たらくは! リベリ負傷退場の後はすっかり意気消沈し、アビダルがルカ・トーニを倒して退場となった後は、見るも無惨な姿を晒し続け、無策のまま大会から姿を消した。レーモン・ドメネクの不可解な長期政権もついに終わる。
 2006年ワールドカップでジダンが予想外に復活したりしつつ決勝まで行ってしまう、などといった諸要素によって、図らずも引き延ばされてきたフランス黄金時代終焉の、真のピリオドが、今朝打たれたのだ。あとは、暗黒時代への突入を回避すべく、協会挙げて奮闘努力しなければ、プラティニ引退後の険しい時代の二の舞となってしまう。

 一方、イタリアも決して褒められたものじゃない。イタリアらしいと言われればそれまでだが。
 これで準々決勝において、早くもスペインvsイタリア(D組1位vsC組2位)という組合せが実現してしまう。今大会、実に美しいサッカーを体現するスペインには、フットボールというジャンルそのものを擁護するために、勝ち残って準決勝で最強オランダと激突してほしいのだが、イタリア相手となるとかなり嫌な予感がする。


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