公休日だが週一回のカンファレンスに出席するため
朝から出勤。
昼に自宅の最寄り駅に戻り
一人ランチをしようとクイック・ガストに入る。
選択に迷いはない。
表の看板にあった鶏の竜田揚げ丼、これにしよう!
店に入り、券売機で券を購入しようとしたら
あれっ、この機械の使い方、よーわからん!
え~っと、えっと・・・
悩んでいるうちに後ろに人が並んだ。
ま、まずい、これじゃご迷惑だ。
咄嗟に「まだ決まらないので、お先にどうぞ」
そう言って列を譲った。
後ろに並んだのは年配の男性。
「は、ではお先に」と券売機の前に立ち操作を始めたが
「あれ? なんだ?」と首を傾げながらつぶやいている。
そして照れくさそうに券売機の前を離れ
こう言った。
「私もまだ決まっていないんで、どうぞお先に」。
いえいえ、どうぞお先に。
いや、そちらこそお先に。
コンピュータ操作の券売機を前に、譲り合う中年男女。
傍目には謙虚な人たちに見えたかもしれないが
どちらも最先端の機械を扱いあぐねていただけなのであった。
朝から出勤。
昼に自宅の最寄り駅に戻り
一人ランチをしようとクイック・ガストに入る。
選択に迷いはない。
表の看板にあった鶏の竜田揚げ丼、これにしよう!
店に入り、券売機で券を購入しようとしたら
あれっ、この機械の使い方、よーわからん!
え~っと、えっと・・・
悩んでいるうちに後ろに人が並んだ。
ま、まずい、これじゃご迷惑だ。
咄嗟に「まだ決まらないので、お先にどうぞ」
そう言って列を譲った。
後ろに並んだのは年配の男性。
「は、ではお先に」と券売機の前に立ち操作を始めたが
「あれ? なんだ?」と首を傾げながらつぶやいている。
そして照れくさそうに券売機の前を離れ
こう言った。
「私もまだ決まっていないんで、どうぞお先に」。
いえいえ、どうぞお先に。
いや、そちらこそお先に。
コンピュータ操作の券売機を前に、譲り合う中年男女。
傍目には謙虚な人たちに見えたかもしれないが
どちらも最先端の機械を扱いあぐねていただけなのであった。