ちかさんの元気日記

辛いことを乗り越えて元気に生きている私“ちかさん”の
涙と怒りと笑いの介護記録。

悪魔が来たりて“痰”を取る!?

2013-09-12 22:49:51 | 日記
泣いても笑っても、26日は卒業だ。

その感慨はいずれゆっくり書くとして・・・

スケジュール表を見て、改めて驚いた。
授業は、実質あと7日間しかないじゃないか!?
ちょっと待て、その7日間のうちに
テストが2回、実技試験が1回
すでに決まっている追試と
これからのテスト次第で行われるであろう追試が
あと1回か、2回。
ひぃ~、どうやって消化するのだろう!?

果たして卒業できるのだろうかと、疑問すら湧いてくる。

私たちは制度改正後の第一期生。
指導者たちも大混乱の中でスタートしたのだろうが
それにしても、あまりに無茶な話である。

そしてさらに無茶苦茶な話。
控えている実技試験というのが
“喀痰吸引”(かくたんきゅういん)といって
自力で痰を出すことができなくなった人の喉、あるいは鼻に管を通し
痰を吸引するという
これまでは医療職にしかできなかった行為(例外を除く)なのだ。

このところ毎日のように、その練習。
笑ったことがないのでは?というくらい恐~い指導者のもと
ダラダラと大汗かきながら
人形の口や鼻に管を通す練習に励んでいる。

手順だけは、どうにか覚えてきた。
恐い指導員が睨みつけていないところでなら
なんとかできる。

しかし、仮に極度の緊張を乗り越えて試験にパスしたとしよう。
このテクニックを、果たして私は現場で実践できるのか~!?

一歩間違えれば
弱ったおじいちゃん、おばあちゃんの貴重な命を奪いかねない
重大任務である。

それを、このオッチョコチョイでぶきっちょの見本みたいな私が!???

ひぃ~~~、考えただけで恐ろしい。