先日、JR神田駅で閉まりかけた電車のドアにベビーカーの車輪が挟まれ、数メートル引き摺られた事故がありましたが、今度は小田急線の東海大学前駅で50代の女性がドアに指を挟まれ、40メートルも引き摺られる事故が起きました。この女性は引き摺られた際に電車とホームの間から転落して肋骨を折る重傷を負ったそうです。
どちらの事故も、ドアに数センチ以上の物が挟まった場合には電車が発車できないようなシステムになっていたそうですが、センサーが感知しなかったようです。また、車掌も見落としており、このような事故が起きてしまったようです。
何れの事故も乗務員の安全確認が不十分であったのでしょうが、乗客の側にも責任はあると思います。そもそも、閉まりかたドアに指だけ挟むと言う状況はあまり考えられません。仮に閉まりかけたドアから乗車しようとするなら、少なくとも肩ぐらいは入るようなタイミングでないと無理ですから・・・。ベビーカーは別として、指だけをドアに挟むと言う行為は意識的にやらないと難しいと思います。
たまに駅や電車内で見る事がありますが、絶対間に合わない電車のドアにわざと指や物を挟んで、ドアを開けさせる人がいるのです。この行為は非常に危険であると思いますし、電車を遅らせる原因にもなるのです。そして、他人の迷惑を考えない自己中心的な行為です。
今回の事故の場合は女性がどのような状況で指を挟まれたか分かりませんが、乗客の側にも注意が必要だと思います。