小さな子供を中心に こんにゃくゼリーをのどに詰まらせて窒息死する事故が起きている問題で、こんにゃくゼリーの存在が問題視されています。
こんにゃくゼリーが出回り始めた頃にも窒息事故が問題視されましたが、メーカー側が のどに詰まりにくい形状や大きさにしたり、注意を促したりと対策を講じた為、いつしか「こんにゃくゼリーは危険!」という声も小さくなりました。今やこんにゃくゼリーは定番商品となって、世間でも認知されていると思います。
子供ってゼリーの類が好きですから、うちの娘もゼリーを良く食べていますし、こんにゃくゼリーもたまに食べています。甘さひかえめで独特の食感があるこんにゃくゼリー大人が食べても結構美味しかったりします。
そのこんにゃくゼリーが、なぜ今また危険視されるようになったのでしょうか?きっかけは幼児ではなく小学生がのどに詰まらせて窒息死する事故が起きたからだそうです。こういう事故が起こると、何かを犯人に仕立て上げて、「けしからん!」ということで幕引きをしようとするケースが良く見受けられます。
亡くなられたお子さんやご両親は とてもお気の毒ですが、原因を「この世にこんにゃくゼリーあったからいけない!」と言うのは、ちょっと違うのではないかと思います。
最近は消費者の声が大きな影響をもたらすようになりましたが、少し行き過ぎた部分もあると思います。当然、メーカー側も徹底的に安全を追求して行くべきだと思いますが、消費者もそれなりの注意が必要だと思います。
物には使い方がありますから、間違った使い方をして怪我をしたとメーカー側に詰め寄るのはどうかと思います。何処かに責任を持って行きたいという気持ちは分かりますが、使う側も責任を持って使うべきです。
包丁で手を切ったからと言ってメーカーに詰め寄る人はいませんからね。(そのうち、そういう人も出てくるのでしょうか?)