巨人を退団してメジャーに挑戦していたパイレーツの桑田がヤンキースタジアムでメジャー初登板を迎えました。
当初はオープン戦で結果を出して開幕メジャーの椅子もほぼ確実と言うところまで行きましたが、試合中に巨漢の審判と衝突すると言う不運な出来事に見舞われ、右足首の靭帯断絶という大怪我をして大幅に出遅れてしまいました。このことで年齢的にもメジャー挑戦は絶望的と思われましたが、諦めずにリハビリをして、ついにメジャー昇格を果たしました。
5回より登板した桑田は この回を3者凡退に抑え、6回もヤンキースの誇るデーモン、ジーターの1、2番を抑えて2アウトまで行きましたが、3番アブレイユを四球で出すと、続く4番A・ロッドに初球の変化球をライトスタンドに運ばれてしまいました。
そして、5番松井との初対決では初球こそストライクを取りましたが、4球続けて低めに外れて呆気なく歩かせてしまいました。巨人時代の先輩、後輩だけにお互いやりにくい面もあったと思いますが、A・ロッドのホームランの直後だけに思い通りのピッチングが出来なかったのでしょう。
結局、続くカノを抑えて2回1安打(1本塁打)、2四球、2失点と言う内容でした。大ベテランの桑田でもヤンキースタジアムでの初登板は緊張したことでしょう。
正直なところ、巨人時代の晩年の姿を見ていると、もう現役は無理だろうと思っていましたが、アメリカに行ってからは若返ったように感じられ、ハツラツとプレーしています。気分の持ちようで、ここまで人間って変われるものなんだと本当に関心してしまいます。
斉藤隆や高津のように日本でピークを過ぎた投手がメジャーで成功を収める例もありますので、桑田にもチャンスがあると思います。日本でプレーしていたときは桑田に好感が持てませんでしたが、何故か今の桑田は応援したいという気にさせてくれるのです。自分でも不思議な気分ですが・・・??
かつての桑田はどうにも好きになれませんでした。
でも、今の桑田なら素直に応援したいです。
なにしろ、メジャー初登板がヤンキースタジアムですもの。
ベーブ・ルースなど伝説の名選手たちがプレーした歴史ある球場で、ジーターやAロッドらと対決なんて、緊張もさることながらきっと鳥肌がたったことでしょう。
人間ってわくわくしてる時が一番生き生きしてるんだと思うんです。
ところで、今巨人はV9時代のユニフォームで試合してるけど見ましたか?
うれしいことに、選手全員がアンダーストッキングをきちんと出しているんですよ。
最近のすその長いズボンがだらしなくてどうにも好きになれないだけに、とてもかっこよく見えます。
試合後の桑田のインタビューをテレビで見ましたが、本当に嬉しそうでしたね。
アメリカに行ってからは野球を心から楽しんでいるように見えます。日本では何かと息苦しかったのでしょうね。
巨人のV9復刻版ユニホームは懐かしいですね!今のユニホームよりもシンプルで格好良く見えますし、強そうにも見えます。
ホリンズがクロマティに見えるのは私だけでしょうか?(笑)