四季優彩 Annex

身近な自然を中心とした写真ブログです!

カルミアとオオバウマノスズクサ(赤塚植物園)

2016年05月08日 00時13分36秒 | 板橋区立赤塚植物園

今回は毒のある植物を2つ紹介します。

ちょうど今、赤塚植物園ではどちらも花が咲いています。

先ずはカルミアです。

アジサイの様に小さな花が沢山咲きます。

ご覧の通り白い可愛らしい花で、つぼみも星形できれいです。

しかし、このカルミアは葉にグラヤノトキシンと言う毒を持っており、羊が良く中毒になることから、「Lambkill」(羊殺し)と言う恐ろしい別名を持ているのです。

続いてこちらです。

オオバウマノスズクサと言う弦状の植物です。

ハート形の葉が生い茂っています。

そして、オオバウマノスズクサの花はこちらです。

何ともユニークな形です。

この花が馬につける鈴の様な形をしているので、ウマノズズクサという名が付けられたそうです。

こちらも葉にアリストロキア酸と言う毒があるそうです。

しかし、このジャコウアゲハ(下の写真)の幼虫はウマノスズクサの葉を食べて育ちます。

ウマノスズクサの葉を食べることによって、体内に毒を蓄積して、外敵から捕食されるのを防いでいるそうです。

赤塚植物園でも毎年、ジャコウアゲハが生まれています。

 

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