四季優彩 Annex

身近な自然を中心とした写真ブログです!

北朝鮮戦

2005年02月09日 23時36分57秒 | スポーツ
今日の試合、結構危なかったですね。正直言って、もっと楽勝かと思いましたが、やはり相手も命をかけて戦っているので、思いのほか苦戦しましたね。北朝鮮のレベルは技術的にはそんなに高くないのですが、「点を取ろう」という意気込みは凄かったと思います。前半にゴール前でヘディングを叩きつけられた時には「やられた!」と思いましたが、川口が良く反応しました。
ただ、後半にセンタリングを警戒して、直接ゴールされたあの失点はいただけないです。
また、ゴールマウスがガラ空きなった場面の高原のシュートもちょっといただけないです。確かにバウンドが高くて難しいところですが、あの場面はどんなへナチョコシュートでも、枠に入れればOKだったのに…。その他の場面での動きが良かっただけに残念です。あれが入っていれば、もっと楽な展開だったでしょう。
中村俊介はさすがでしたね。彼はイタリアに行って二回りくらい成長しましたね。とにかく人当たりが強くなって、ボールを奪われなくなり、彼にボールが行くと落ち着きます。中村が入ってから日本のボール支配率が格段に高くなりました。
大黒は結果を出せて良かったと思います。彼はフォワードらしいフォワードで、常にゴールを狙っています。昔の武田みたいな選手ですね。今までの日本のフォワードは「フォア ザ チーム」を考え過ぎて、貪欲にゴールを狙う選手が少なかったのですが、やはりフォワードの仕事は点を取ることなので、強引にゴールを狙って欲しいです。
しかし、去年の1次予選のオマーン戦といい、アジアカップといい、日本代表は精神的にタフになったと思います。最初のうちはいろいろと言われましたが、さすがにジーコだと思います。やはり、サッカーを良く知っているし、日本人を良く分かっていると思います。トルシエは最後まで日本の選手を信頼してませんでしたが、ジーコは日本の選手を信じています。トルシエは日本人には高度なプレーはできないと思い、徹底的なシステマティックなサッカーをさせましたが(当時の日本代表にとってはトルシエのサッカーも悪くは無かったと思います)、ジーコは日本人の能力を信じて個々が考える高度なサッカーをさせています。最初は空回りしましたが、着実にジーコの目指すサッカーが身についている気がします。
内容はとにかく、勝てたことは大きいです。




コメント (2)
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