さじかげんだと思うわけッ!

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偉大なる発見には、惜しみない賛辞を。

2008-10-08 21:28:40 | 
下村氏にノーベル化学賞 生命科学に不可欠な蛍光タンパク発見(共同通信) - goo ニュース

【ストックホルム8日共同】スウェーデンの王立科学アカデミーは8日、08年のノーベル化学賞を、飛躍的に発展している生命科学分野で不可欠な“道具”となっている緑色蛍光タンパク質の発見者で、米マサチューセッツ州在住の下村脩・ボストン大名誉教授(80)ら3人に授与すると発表した。日本人のノーベル賞受賞は、7日に物理学賞受賞が決まった南部陽一郎氏ら3人に続く快挙。

連日のニュース記事からの引用で申し訳ありませんが、最近話題になっていることですから。
昨日に引き続き、日本人のノーベル賞受賞ということで、めでたいことです。

いえ、まぁどういった理由で四氏が受賞したのかというのは、あまりにも難しすぎてわからないわけですが、おそらくその多くは実生活に直接的に恩恵や快適さというものをもたらすものではないと思います。
世の中を便利にしている多くのことは、実は生活を送っている多くの人はその原理を理解していません。
しかし、その生活を支えているのは、太古の昔はまったくの謎であったことを好奇心と勇気を備えた科学者が解き明かしたものです。
発見したものや作り出したものが、どのような効果をもたらすかはわからぬものです。
間接的にせよ、やがて人の生活を豊かにする術だと思えば、偉大なる発見には賛辞を送るべきですよね。